ステロイド誘発性骨障害に果たすグルココルチコイド誘導分子:Glcci1の関与
ステロイド誘発性骨障害に果たすグルココルチコイド誘導分子:Glcci1の関与
批准号:
22K07897
负责人:
木内 善太郎
金额:
$2.66万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
合成糖質ステロイド(GC)は様々な疾患の治療に頻用されるが、小児では長期使用にて骨軟骨の成長障害を惹起させる。GCの骨への影響は骨芽細胞や破骨細胞のアポトーシス調整や骨端軟骨細胞の増殖抑制に関わるが詳細は不明である。最近、申請者は新規のGC作用の実行分子Glucocorticoid-induced transcript1(GLCCI1)の機能として、胸腺T細胞では抗アポトーシス作用を発揮する事を明らかにした。本研究では骨芽細胞、破骨細胞、軟骨細胞でのアポトーシス経路とGLCCI1の関与を証明し、その経路を標的としたGC誘発性骨障害における新規の救済薬の開発を行う事が目的である。本研究ではまず軟骨細胞でのGLCCI1の局在を調べ、hypertrophic chondrocytesに比較的優位に発現している細胞質内蛋白である事が分かった。軟骨内骨化に関与する可能性があり興味深い知見であるがさらなる解析が必要である。軟骨細胞のcell lineであるATDC5にデキサメタゾン(DEX)を10-6M投与し解析を行った。GLCCI1蛋白はDEX投与後6時間で発現が増強する傾向があったがまだ解析検体が少なくさらなる検証が必要である。またATDC5は腫瘍細胞(Teratocarcinoma)由来であり、正常軟骨細胞の特徴を把握するため1週齢マウスの骨端軟骨をprimary cultureし単離したprimary chondrocytesを解析した。primary chondrocytesではATDC5のGLCCI1蛋白と比較し0.38倍の発現量しか認めず低発現である傾向があったがまだ解析検体が少なくさらなる検証が必要である。軟骨細胞においてもGLCCI1はGCにより発現が誘導される分子と推察され、今後、アポトーシス関連分子とcross talkするかさらなる研究が必要である。
英文摘要
合成糖質ステロイド(GC)は様々な疾患の治療に頻用されるが、小児では長期使用にて骨軟骨の成長障害を惹起させる。GCの骨への影響は骨芽細胞や破骨細胞のアポトーシス調整や骨端軟骨細胞の増殖抑制に関わるが詳細は不明である。最近、申請者は新規のGC作用の実行分子Glucocorticoid-induced transcript1(GLCCI1)の機能として、胸腺T細胞では抗アポトーシス作用を発揮する事を明らかにした。本研究では骨芽細胞、破骨細胞、軟骨細胞でのアポトーシス経路とGLCCI1の関与を証明し、その経路を標的としたGC誘発性骨障害における新規の救済薬の開発を行う事が目的である。本研究ではまず軟骨細胞でのGLCCI1の局在を調べ、hypertrophic chondrocytesに比較的優位に発現している細胞質内蛋白である事が分かった。軟骨内骨化に関与する可能性があり興味深い知見であるがさらなる解析が必要である。軟骨細胞のcell lineであるATDC5にデキサメタゾン(DEX)を10-6M投与し解析を行った。GLCCI1蛋白はDEX投与後6時間で発現が増強する傾向があったがまだ解析検体が少なくさらなる検証が必要である。またATDC5は腫瘍細胞(Teratocarcinoma)由来であり、正常軟骨細胞の特徴を把握するため1週齢マウスの骨端軟骨をprimary cultureし単離したprimary chondrocytesを解析した。primary chondrocytesではATDC5のGLCCI1蛋白と比較し0.38倍の発現量しか認めず低発現である傾向があったがまだ解析検体が少なくさらなる検証が必要である。軟骨細胞においてもGLCCI1はGCにより発現が誘導される分子と推察され、今後、アポトーシス関連分子とcross talkするかさらなる研究が必要である。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
DOI:
10.1210/jcemcr/luad019
发表时间:
2023-03
期刊:
JCEM case reports
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
海外基金