脂肪細胞による全身性炎症反応制御:オートファジーとアディポカイン産生
脂肪細胞による全身性炎症反応制御:オートファジーとアディポカイン産生
批准号:
22K09140
负责人:
蛯原 健
金额:
$2.75万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
本研究では以下の2つに注目し研究を行う。1)SIRS患者(敗血症、熱傷、CVID-19)の脂肪組織におけるオートファジーの役割を明らかにする。2)SIRS患者におけるアディポネクチン/Tカドヘリンの役割を明らかにする。本年度は2)に対して重症熱傷患者を対象にアディポネクチン、T-カドヘリンの動態を明らかにした。対象は重症熱傷64例、健常コントロール16例である。熱傷患者のうち12例は死亡した。血漿中の、アディポネクチンと3種類(130kDa、100kDa、30kDa)のT-カドヘリンを複数回、ELISA法を用いて測定した。また併せて血管内皮障害のマーカーとしてPAI-1、Hyaluronan、Syndecan-1、Glypican-1もELISA法を用いて測定した。結果として、死亡例では来院時に採取した血漿のアディポネクチンが有意に高値を示した。一方、T-カドヘリンと死亡との関連は認めなかった。熱傷では初期に血管内皮障害を契機とした血管透過性の亢進が生じるが、循環を維持するために大量の輸液投与をおこなう。この初期24時間の輸液量と来院時に採取した血漿中のTカドヘリン(100kDa)が逆相関を示していた。このT-カドヘリンは血管内皮障害が生じた場合上昇する、PAI-1、Syndecan-1、Hyaluronanとも逆相関を認めたことから、血管内皮障害の程度に応じて血中のTカドヘリンが低下していることが予想された。アディポネクチンはTカドヘリンに結合し細胞保護的に働くことがわかっており、熱傷侵襲により傷ついた血管内皮の修復にTカドヘリンが使用されている可能性が考えられた。
英文摘要
本研究では以下の2つに注目し研究を行う。1)SIRS患者(敗血症、熱傷、CVID-19)の脂肪組織におけるオートファジーの役割を明らかにする。2)SIRS患者におけるアディポネクチン/Tカドヘリンの役割を明らかにする。本年度は2)に対して重症熱傷患者を対象にアディポネクチン、T-カドヘリンの動態を明らかにした。対象は重症熱傷64例、健常コントロール16例である。熱傷患者のうち12例は死亡した。血漿中の、アディポネクチンと3種類(130kDa、100kDa、30kDa)のT-カドヘリンを複数回、ELISA法を用いて測定した。また併せて血管内皮障害のマーカーとしてPAI-1、Hyaluronan、Syndecan-1、Glypican-1もELISA法を用いて測定した。結果として、死亡例では来院時に採取した血漿のアディポネクチンが有意に高値を示した。一方、T-カドヘリンと死亡との関連は認めなかった。熱傷では初期に血管内皮障害を契機とした血管透過性の亢進が生じるが、循環を維持するために大量の輸液投与をおこなう。この初期24時間の輸液量と来院時に採取した血漿中のTカドヘリン(100kDa)が逆相関を示していた。このT-カドヘリンは血管内皮障害が生じた場合上昇する、PAI-1、Syndecan-1、Hyaluronanとも逆相関を認めたことから、血管内皮障害の程度に応じて血中のTカドヘリンが低下していることが予想された。アディポネクチンはTカドヘリンに結合し細胞保護的に働くことがわかっており、熱傷侵襲により傷ついた血管内皮の修復にTカドヘリンが使用されている可能性が考えられた。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
脂肪特異的Atg5KOマウスを用いた敗血症病態におけるオートファジーの機能解明
-
批准号:20K17892
-
项目类别:Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
-
资助金额:$2.75万
-
财政年份:2020
-
负责人:蛯原 健
-
依托单位:
海外基金