農産物の加圧予冷に関する基礎的研究

农产品加压预冷基础研究

基本信息

批准号：
08760233
负责人：
西津貴久
金额：
$ 0.64万
依托单位：
Kyoto University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份：
1996
资助国家：
日本
起止时间：
1996 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

果菜類は収穫後,その品質保持を図るために予冷し,呼吸や蒸散を抑制する必要がある.特に夏期には収穫物の品温が非常に高く,いかに速く冷却するかがその後の品質を左右する.ところで農産物組織中には呼吸などの生理作用の結果生じたガスが存在している.ガスは熱の不良導体であるため,これが一種の断熱効果をもたらして農産物組織の熱伝達速度を低下させていることが推測される.そこで,冷蔵室の内部庄を高めて冷却すれば,組織中のガスが圧縮されてその存在割合が減少し,その結果,果菜類の熱伝導率が増加し,冷却速度の向上が期待できる.まず冷却速度に直接関わる熱伝導率,熱拡散率などの熱物性値と組織内ガス含有率との関係の検証に必要な熱伝導率計測方法について検討を行った.以前の研究より,組織内ガス含有率が,同じ農産物でも個体によってばらつきがあるのはもちろんのこと,同一個体内部でも分布があることが分かっている.例えばリンゴの場合,3〜25v/v%の分布がある.よって試料中のガス分率の分布幅を小さくするために,試料を薄くする必要があり,またガス分率の分布の影響を除くために,同一試料の熱伝導率と熱拡散率を同時に測定することが望ましい.そこでこれらの要件を満たすラプラス変換法を採用することとし,計測システムの試作を行った.計測システムの測定精度の評価のために,標準試料として石英ガラス,アクリルで熱物性値を計測したところ,本研究に十分な精度で計測が可能なであることがわかった.またナスと大根の熱伝導率を計測したところ,予想通り,ガス体積分率の低い大根の熱伝導率の方がナスより高かった.現在,同一試料でガス体積分率を変化させた場合に熱物性値にどのような影響があるかを検討するために,加圧下で組織内のガスを減少させながら熱物性値の計測を行うシステムを試作中であり,さらに今後,この知見をもとに加圧下での農産物の冷却実験を行っていく予定である.

收获后，必须预先冷却水果蔬菜，以保持其质量，并且必须抑制呼吸和蒸发。特别是，在夏季，收获的温度非常高，以及产品冷却的速度会影响产品的质量。顺便说一句，存在生理效应所产生的气体，例如农业生产组织中的呼吸。Sincs气体是热兼容的导体，据估计，这是一定的，即在造成效果的情况下，估计该效应是造成的。冰箱增加，冰箱的内部冷却，将使用组织。内部的气体被压缩并减少其存在，因此，水果蔬菜的热导率增加，并且预期的冷却速率可以提高。首先，我们研究了验证与冷却速率和组织中的气体含量直接相关的热电学特性（例如导热率和热扩散率）之间关系的热导率测量方法。先前的研究表明，不仅取决于个人，而且在同一个人内分布。例如，对于苹果，3分布约为25V/v％。因此，为了减少样品中气体分数的分布宽度，有必要将样品变薄，并且希望同时测量同一样品的热导率和热扩散率，以消除气体分数分布的影响。因此，采用了满足这些要求的拉普拉斯转换方法，并制定了原型测量系统。为了评估测量系统的测量准确性，使用石英玻璃和丙烯酸作为标准样品测量了热物理性能，这足以进行这项研究。发现可以极好的精度进行测量。此外，当测量茄子和萝卜的热导率时，如预期的那样，萝卜的热导率（气体体积分数较低）高于茄子。目前，为了研究更改同一样品中气体体积分数的效果，我们目前正在进行一个原型系统，该原型系统在压力下降低组织中的气体，同时测量热特性值。此外，我们计划根据这一发现，在压力下对农产品进行冷却实验。