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現代フランスのシティズンシップ教育政策分析による共和制モデルの発展様態の解明

通过分析近代法国公民教育政策阐明共和模式的发展模式

基本信息

批准号：
22KJ2869
负责人：
降旗直子
金额：
$ 1.33万
依托单位：
Waseda University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份：
2023
资助国家：
日本
起止时间：
2023-03-08 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究では、1980年代終盤以降に展開されたフランスにおけるシティズンシップ教育政策について、政策決定の背景に着目しながら分析することによって、1980年代半ばに選び取られた共和制モデルがその後の社会環境の変化の中でどのようなものへと発展していったのかを明らかにすることを目指している。そこで採用2年目となる2022年度は、フランスにおける市民社会論の展開も踏まえつつ、友愛・連帯といった概念を基軸とする中間団体及びアソシアシオン（非営利団体）の議論について検討を加えることで、新たな分析枠組の構築を試みた。具体的には、フランスにおける市民社会論の歴史的展開について把握したうえで、フランスの代表的な論者の一人であるP. ロザンヴァロン（Pierre Rosanvallon）の議論について検討し、より精緻な分析枠組の構築を図った。ロザンヴァロンは、18世紀末から現代にかけてのフランス政治文化を、「政治的なもの」の称揚と「社会的なもの」による「政治的なもの」への批判や失望という相反する運動によって特徴づけた。またロザンヴァロンの議論では、社会権を労働市場への参入の権利というかたちで読み替えた上で、個々人の特殊利益（特殊性）への配慮を中間団体のカウンター・デモクラシーという活動を通して要求していくという、より能動的な市民像が模索されていた。上記のように2022年度は、これまでの研究で着目してきたフランスの共和制モデルとアメリカの経済的自由主義が体現する民主制モデルの相違を類型的に捉えるR. ドゥブレの二つの国家の類型論を修正・精緻化するようなロザンヴァロンの議論に着目することで、フランスのシティズンシップ教育政策の展開を捉えるための三元的な枠組を構築した。

This study focuses on the analysis of the background of educational policies and policy decisions since the end of the 1980s, and on the development of social environments after the election of the Republic in the 1980s. In 2022, the concept of "friendship" and "connection" of civil society theory was adopted as the basic axis, and the discussion of "non-profit" was carried out. The concrete, detailed, and representative of the civil society theory history of the development, grasp, and representative of the commentator. Pierre Rosanvallon's comments on the design, analysis and construction of the team In the late 18th century, the modern era was characterized by political culture,"political culture" and "social culture","political culture" and "criticism" and "disappointment". The discussion of social and economic issues, the participation of market participants, the allocation of special interests (particularities) of individuals, the allocation of intermediate activities, the passage of requirements, and the realization of active public image. In 2022, the above research focused on the Republic of China, the liberal expression of democracy, and the anti-democratic type of R. The two types of education policy are revised and refined.

项目成果

期刊论文数量（0）

专著数量（0）

科研奖励数量（0）

会议论文数量（0）

专利数量（0）

改訂版　道徳教育のフロンティア

修订版：德育前沿

DOI：
发表时间：
2019
期刊：
影响因子：
0
作者：
小針誠（著）、伊藤良高 (著;編集);冨江英俊 (著;編集);大津尚志 (著;編集);永野典詞 (著;編集);冨田晴生 (著;編集)
通讯作者：
編集)

フランスにおける政治教育の争点―表現の自由に着目して―

法国政治教育问题：关注言论自由

DOI：
发表时间：
2022
期刊：
フランス教育学会紀要
影响因子：
0
作者：
Shota Miyazaki;Shuto Mizuta;Wataru Nakamra;Takahiro J. Nakamura;櫻田裕紀;櫻田裕紀;櫻田裕紀;降旗直子
通讯作者：
降旗直子

フランスのシティズンシップ教育研究における分析枠組の構築―P. ロザンヴァロンの市民社会論に着目して―

构建法国公民教育研究的分析框架：聚焦P. Rosanvallon的公民社会理论

DOI：
发表时间：
2022
期刊：
影响因子：
0
作者：
Shota Miyazaki;Shuto Mizuta;Wataru Nakamra;Takahiro J. Nakamura;櫻田裕紀;櫻田裕紀;櫻田裕紀;降旗直子;降旗直子
通讯作者：
降旗直子

新訂第2版　教育課程論

新修订第二版课程理论

DOI：
发表时间：
2023
期刊：
影响因子：
0
作者：
Shota Miyazaki;Shuto Mizuta;Wataru Nakamra;Takahiro J. Nakamura;櫻田裕紀;櫻田裕紀;櫻田裕紀;降旗直子;降旗直子;降旗直子;小野まどか・御手洗明佳・坂田仰編著
通讯作者：
小野まどか・御手洗明佳・坂田仰編著