内向き整流Kチャネルの機能維持におけるATPの役割、及び関与するATP産生機構

ATP在维持内向整流K通道功能中的作用及其相关ATP产生机制

基本信息

批准号：
08680898
负责人：
井上真澄
金额：
$ 1.66万
依托单位：
Fukuoka University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
1996
资助国家：
日本
起止时间：
1996 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

ニスタチン法を用いて、単離モルモット副腎髄質細胞から-100mVのパルスにより誘発される内向き整流K電流を記録した(DATレコーダ)。外液を5mMCNを含むグルコース欠如液に置換し(ステッパー)ATP産生を抑制すると、6分後から徐々にK電流は減少していき、12分時には46%抑制された。CNを洗い流すとK電流は2分でほとんどもとのレベルに回復した。このCNにより抑制されたK電流は、細胞内にATPを注入することにより約3分の時間経過で回復した。しかし、GTP、CTP、ITP、UTPの注入では、電流回復は見られなかった。一方、非加水分解性ATPアナログについては、AMPCPP及びAMPPNPの注入ではK電流は回復しなかったが、ATPγSの注入では回復した。ATPγSによる回復は、ATPに比べて緩徐で、ATPγSと同時にMgイオンをキレートするEDTAを注入すると、回復は全く見られなかった。ATPの細胞内投与により回復したK電流は、細胞外に蛋白燐酸化酵素抑制薬のH-7を投与すると、可逆的に抑制された。更に、この抑制の程度は、ATPと同時に脱燐酸化酵素抑制薬のcalyculin Aを投与すると有意に減弱した。これらの結果より、CN投与による内向き整流K電流の減少は、細胞内ATPが減少し、その結果脱燐酸化酵素の静止時の活性により脱燐酸化が起こり、Kチャネルが不活性化された結果であると結論される。ATPaseの抑制薬であるFITCをATPと同時に投与しても、K電流の回復には影響を及ぼさなかった。この結果は、ATPの加水分解により発生するエネルギーはチャネル機能維持に関与しないことを示唆する。

使用Nistatin方法（DAT Recorder）记录了由-100 mV脉冲诱导的内向整流的K电流。当外部溶液被含有5 mMCN（步进）和ATP产生的无葡萄糖溶液代替时，抑制了6分钟后K电流逐渐减少，并在12分钟时抑制46％。当CN被冲走时，K电流在2分钟内返回其原始水平。大约3分钟后，通过将ATP注射到细胞后恢复了该CN抑制的K电流。但是，当注射GTP，CTP，ITP和UTP时，未观察到当前恢复。另一方面，对于不可用的ATP类似物，注射AMPCPP和AMPPNP时，K电流没有恢复，而是在注射ATPγS时确实恢复了。 ATPγS的恢复比ATP慢，并且当EDTA与ATPγS同时螯合Mg离子时，没有观察到恢复。当细胞外蛋白磷酸酶抑制剂H-7时，通过细胞内施用ATP回收的K电流被可逆地抑制。此外，当与ATP同时施用去磷酸化酶抑制剂Cailculin A时，抑制程度显着降低。这些结果得出的结论是，由于CN给药引起的内向矫正k电流的降低是细胞内ATP降低的结果，导致由于去磷酸化酶的静息活性引起的去磷酸化，导致k通道失活。 ATPase的抑制剂FITC与ATP的施用不会影响K电流的恢复。该结果表明，ATP水解产生的能量不涉及维持通道功能。