第二次世界大戦後の中東における合衆国の覇権確立と冷戦史の関連に関する研究

二战后美国在中东霸权的确立与冷战史的关系研究

• 批准号: 08710248
• 负责人: 小野澤 透
• 金额: $ 0.7万
• 依托单位: Iwate University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
• 财政年份: 1996
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 1996 至 无数据
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-08710248/
• 关键词: 冷戦; アメリカ合衆国; 中東

中東の安全保障に関する合衆国の政策は,アイゼンハワ-政権の成立後まもなく,エジプトを中心とした「中東防衛機構(MEDO)」構想から,トルコからパキスタンに至る諸国の組織化を主眼とした「北辺(Northern Tier)」構想にシフトした。従来の研究においては,「北辺」構想採用後の合衆国のエジプト政策,及びアラブ・イスラエル紛争の解決を目指した「アルファ」計画の遂行と,「北辺」構想との関係は看過される傾向にあった。実際には,従来指摘されていた以上に,「北辺」構想,及びその実現態であったバクダード条約機構に対する合衆国の政策は,エジプトの動向,及び「アルファ」計画の進展と密接に関連していたと言える。合衆国は,「北辺」諸国においては多角的な安全保障機構の結成を促し,一方,地域的大国であるエジプトとの間では合衆国との二国間関係の枠組みを構築することによって,最終的には中東全域を西側陣営に取り込むことを目論んでいた。エジプトのナセルがバクダード条約に嫌悪感を示したこと,及び「アルファ」計画の推進に関心を示していたことから,合衆国は,1955年を通じてバクダード条約との一定の距離を保ち続けた。しかるに,英国がバクダード条件を利用して中東における自らの地位をあからさまに強化しようとしたことに嫌悪感を抱いた合衆国は,1956年初頭以降,ナセルを西側に取り込む展望を持てぬままに,バクダード条約への熱意も失っていく。スエズ危機が終息するまでの過程で,合衆国の中東に対する安全保障政策は,自らへのゲモニ-の下に中東全域を多角的安全保障の枠組みに取り込もうとする構想から,友好国に大してのみ支援を与える選別的な二国間関係の構築へと,徐々に変貌していったと言える。一方,この期間を通じて,対外政策の手段としての物質的「誘因(inducement)」への依存は,その有効性への検証も行われる事なく,常に増大していった。

Middle East の security に masato す る は の policy of the United States, ア イ ゼ ン ハ ワ - zheng 権 の after the establishment of ま も な く, エ ジ プ ト を center と し た "defence agency (MEDO) in the Middle East" か ら, ト ル コ か ら パ キ ス タ ン に to る states の organized を eye と し た "north 辺 (Northern Tier)" idea に シ フ ト し た. 従 research に の お い て は, the United States of America "north 辺" idea after using の の エ ジ プ ト policy, and び ア ラ ブ · イ ス ラ エ ル disputes の solve を refers し た "ア ル フ ァ" project の carries out と, "north 辺" idea と の masato is seen さ は れ る tendency に あ っ た. Be interstate に は, 従 to blame さ れ て い た に above, "north 辺" idea, and び そ の be now state で あ っ た バ ク ダ ー ド treaty bodies に す seaborne る は の policy of the United States, エ ジ プ ト の trend, and び "ア ル フ ァ" project progress の と contact に masato even し て い た と said え る. は of the United States, "north 辺" states に お い て は polygonal な security agencies の form を promote し, side, regional powers で あ る エ ジ プ ト と の で between the United States of America は と の masato between the two countries is の 枠 group み を build す る こ と に よ っ て, final に は Middle East west to global を array 営 に take り 込 む こ と を MuLun ん で い た. エ ジ プ ト の ナ セ ル が バ ク ダ ー ド treaty に too 悪 feeling を shown し た こ と, and び "ア ル フ ァ" project の propulsion に masato heart を shown し て い た こ と か ら, は, of the United States in 1955 を tong じ て バ ク ダ ー ド treaty と の の distance を bartender ち 続 け た. し か る に, British が バ ク ダ ー を ド conditions using し て Middle East に お け る since ら の status を あ か ら さ ま に strengthening し よ う と し た こ と に too 悪 feeling を embrace い た は, of the United States at the beginning of 1956 head, ナ セ ル を west に take り 込 む outlook を hold て ぬ ま ま に, バ ク ダ ー ド treaty へ の heat lost meaning も っ て い く. ス エ ズ crisis が cessation す る ま で で の process, the United States of America の Middle East に す seaborne る は security policy, since the ら へ の ゲ モ ニ - の に security in the Middle East more than global を Angle の 枠 group み に take り 込 も う と す る idea か ら, friendly countries に big し て の み support を and え る choose other な masato is の between the two countries build へ と, xu 々 に - looks し て い っ た と said え る . During the party, こ の を tong じ て, outside seaborne policy means の と し て の material incentives (inducement) "へ の dependent は, そ の have sharper sex へ の 検 line card も わ れ る matter な く, often に raised large し て い っ た.