完全甘ガキ性決定遺伝子の同定と機能解析
完全甘ガキ性決定遺伝子の同定と機能解析
批准号:
21K14848
负责人:
西山 総一郎
金额:
$3.0万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2021-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
本研究では、カキの最重要形質の一つである完全甘ガキ性の決定遺伝子座の解析と制御メカニズムの解明を目指した研究を実施している。これまでに、決定遺伝子の座乗領域はカキ属近縁種ゲノムベースで約900kbに絞り込まれている。しかしながら、栽培ガキの倍数性も一因となり、決定遺伝子とその制御メカニズムは同定できていない。2022年度は以下に示す3つの点について進展があった。1. 六倍体カキのゲノムをPacbio Hifiによりシーケンスした。ハプロタイプレベルのアセンブルを目指したが、6つのゲノムのうち5つしかアセンブルされなかった。しかし、甘渋性決定領域については、過去に作製した甘渋性連鎖マーカーをアセンブルされた配列に全て配置することができ、機能ハプロタイプを見分けることが可能となり、ゲノム上の構造変異が可視化された。2. 前年度に見出された変異型完全甘ガキアレルに遺伝的に近いと思われる顕性の非完全甘ガキアレルの配列を詳細に解析した。遺伝資源とF1集団10個体のゲノムシーケンスを組み合わせて解析し、候補遺伝子は7遺伝子、候補多型は80個に絞られた。これらに非同義置換は含まれなかったが、1つの候補遺伝子のイントロン部に多型が集中していた。これを有力な候補遺伝子とみなし、機能解析に着手した。3. 完全甘ガキ育種で見られる、完全甘ガキであるにも関わらず渋味を呈する個体 (渋残り) のサンプル・データ収集を進めた。これら個体の渋味は甘渋性決定領域とは独立した遺伝的制御を受けることが確認された。
英文摘要
本研究では、カキの最重要形質の一つである完全甘ガキ性の決定遺伝子座の解析と制御メカニズムの解明を目指した研究を実施している。これまでに、決定遺伝子の座乗領域はカキ属近縁種ゲノムベースで約900kbに絞り込まれている。しかしながら、栽培ガキの倍数性も一因となり、決定遺伝子とその制御メカニズムは同定できていない。2022年度は以下に示す3つの点について進展があった。1. 六倍体カキのゲノムをPacbio Hifiによりシーケンスした。ハプロタイプレベルのアセンブルを目指したが、6つのゲノムのうち5つしかアセンブルされなかった。しかし、甘渋性決定領域については、過去に作製した甘渋性連鎖マーカーをアセンブルされた配列に全て配置することができ、機能ハプロタイプを見分けることが可能となり、ゲノム上の構造変異が可視化された。2. 前年度に見出された変異型完全甘ガキアレルに遺伝的に近いと思われる顕性の非完全甘ガキアレルの配列を詳細に解析した。遺伝資源とF1集団10個体のゲノムシーケンスを組み合わせて解析し、候補遺伝子は7遺伝子、候補多型は80個に絞られた。これらに非同義置換は含まれなかったが、1つの候補遺伝子のイントロン部に多型が集中していた。これを有力な候補遺伝子とみなし、機能解析に着手した。3. 完全甘ガキ育種で見られる、完全甘ガキであるにも関わらず渋味を呈する個体 (渋残り) のサンプル・データ収集を進めた。これら個体の渋味は甘渋性決定領域とは独立した遺伝的制御を受けることが確認された。
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カキ甘渋性を制御する候補遺伝子の探索
寻找控制牡蛎甜度的候选基因
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[藤原陽介, 西山総一郎, 尾上典之, 松崎隆介, 米森敬三, 田尾龍太郎]
通讯作者:
田尾龍太郎
DOI:
10.17660/actahortic.2022.1338.13
发表时间:
2022
期刊:
Acta Hort.
影响因子:
--
作者:
[Nishiyama, S., A. Kuramoto, and R. Tao]
通讯作者:
and R. Tao
Candidate gene analysis for the ASTRINGENCY locus controlling fruit astringency in Diospyros kaki based on mRNA- and small RNA-sequencing analyses
基于 mRNA 和小 RNA 测序分析的控制柿子果实涩味的 ASTRINGENCY 位点候选基因分析
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
Acta Horticulturae
影响因子:
--
作者:
[Yosuke Fujiwara, Nishiyama Soichiro, Onoue Noriyuki, Matsuzaki Ryusuke, Yonemori Keizo, Tao Ryutaro]
通讯作者:
Tao Ryutaro
Candidate gene analysis for the ASTRINGENCY locus controlling fruit astringency in Diospyros kaki using mRNA-seq and small RNA-seq data
使用 mRNA-seq 和小 RNA-seq 数据对柿子中控制果实涩味的 ASTRINGENCY 基因座进行候选基因分析
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Fujiwara, Y., S. Nishiyama, N. Onoue, R. Matsuzaki, K. Yonemori and R. Tao]
通讯作者:
K. Yonemori and R. Tao
タンニン細胞の発達と完全甘ガキの「渋残り」との関連性
单宁细胞发育与全甜牡蛎“涩味”的关系
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Fujiwara, Y., S. Nishiyama, N. Onoue, R. Matsuzaki, K. Yonemori, R. Tao, 安田 喜一・廣田 真也・松永 涼・金子 博・戸村 大河・富永 晃好・八幡 昌紀, 山本涼平・尾形凡生・岩本將稔・米森敬三, 佐藤真衣・安田喜一(CA)・森上千聖・金子 博・松山 知樹, 藤原陽介・西山総一郎・尾上典之・米森敬三・田尾龍太郎]
通讯作者:
藤原陽介・西山総一郎・尾上典之・米森敬三・田尾龍太郎
共 6 条
カキの特異なプロアントシアニジン蓄積の基盤となる分子遺伝学的機構の解明と応用
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批准号:23K26895
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$8.15万
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财政年份:2024
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负责人:西山 総一郎
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依托单位:
カキの特異なプロアントシアニジン蓄積の基盤となる分子遺伝学的機構の解明と応用
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批准号:23H02202
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$11.98万
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财政年份:2023
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负责人:西山 総一郎
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依托单位:
ゲノミクスと果実フェノミクスに基づく倍数体果樹育種の新展開
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批准号:21KK0269
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项目类别:Fund for the Promotion of Joint International Research (Fostering Joint International Research (A))
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资助金额:$9.98万
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财政年份:2022
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负责人:西山 総一郎
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依托单位:
カキ果実におけるプロアントシアニジン蓄積制御機構解明
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批准号:18H06008
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项目类别:Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
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资助金额:$1.91万
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财政年份:2018
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负责人:西山 総一郎
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依托单位:
カキ甘渋性決定遺伝子の同定とその機能解析
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批准号:16J10408
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.09万
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财政年份:2016
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负责人:西山 総一郎
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依托单位:
海外基金