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川端文学におけるアダプテーションの考察―活字から舞台・映像への翻案

川端文学的改编思考：从印刷品到舞台和电影的改编

基本信息

批准号：
21K00197
负责人：
福田淳子
金额：
$ 1.08万
依托单位：
Showa Women's University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份：
2021
资助国家：
日本
起止时间：
2021-04-01 至 2024-03-31
项目状态：
已结题

项目摘要

2年目にあたる2022年度の計画は、当初はパリやベルギーなど海外での調査を視野に入れていたが、コロナ禍の影響により、国内で可能な調査・研究活動に留めざるを得なかった。初年度の調査活動を引き継ぎながら、発展的な結果が得られるよう努めた。具体的には、昭和女子大学近代文化研究所発行ブックレット17の刊行に向けての調査・研究を中心に据え、学会発表、社会活動（講演）、その他を行った。ブックレットについては、対象作品を『伊豆の踊子』に絞り、映像作品のチェックやテレビドラマ・新派劇・ラジオドラマ等の台本・パンフレット・筋書き等の確認を所蔵施設で行った。学会発表として、８月19日に開催された川端康成学会（日本学術会議協力学術団体）第38回大会　川端康成没後50周年記念国際シンポジウムの企画・運営を担当、および特集「川端文学の21世紀―アダプテーションの地平―」において「川端作品の翻案―エンターテインメント性を考える」のタイトルで発表し、司会も務めた。社会活動として、９月３日におもちゃ映画ミュージアム（一般社団法人京都映画芸術文化研究所）において、川端康成没後五〇年企画として講演と映画上映会を開催、「川端康成「伊豆の踊子」とその映画化」のタイトルで講演し、国立映画アーカイブ所蔵『戀の花咲く伊豆の踊子』の映画上映と上映後解説を行った。その他として、2023年1月29日に川端康成の短篇小説「片腕」をオマージュしたリーディング・パフォーマンス『頬づえ』他を鑑賞（藝術工場◎カナリヤ条約（大阪市住之江区北加賀屋））、後日演出家にメールでインタビューを行った。また2月5日にはジャパン・ソサエティー（ニューヨーク）との国際共同委嘱による芥川龍之介『或旧友へ送る手記』『点鬼簿』をベースにした新作オペラ『note to a friend』を鑑賞、演出家笈田ヨシに短い時間だったが話を聞くことができた。

The plan for the year 2022 is to focus on overseas research activities, including potential research activities in China. In the first year of the year, the investigation activities were initiated and the results of the development were achieved. The Institute of Modern Culture of Showa Women's University has been conducting research and research activities, academic activities, and other activities. For example, if you want to create a new version of the work, you can create a new version of the work. Kawabata Yasunari Society (Japan Academic Conference Cooperation Association) held its 38th meeting on August 19th to commemorate the 50th anniversary of Kawabata Yasunari's death. It is responsible for the international planning and operation of Kawabata Literature in the 21st Century. Social activities: September 3, 2016, Kyoto Film and Art Institute, Kyoto Film and Art Institute On January 29, 2023, Yasunari Kawabata's short story "Kataru" was reviewed by the Art Workshop (Kitakaya, Suminoe Ward, Osaka City), and the next day's performer was reviewed. February 5, 2016-