P2Y2受容体作動薬のドラッグ・リポジショニングによる口腔機能改善効果の検証
P2Y2受容体作動薬のドラッグ・リポジショニングによる口腔機能改善効果の検証
批准号:
21K09983
负责人:
向坊 太郎
金额:
$2.75万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2021
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2021-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
ドライマウス(口腔乾燥症)に罹患している患者数は日本国内で約800万人以上と推定されている.口腔乾燥は摂食・嚥下機能の低下や誤嚥性肺炎のリスクとなる だけでなく,義歯の維持力低下や補綴処置歯の根面カリエスの多発による咬合崩壊など高齢者においては補綴治療後のトラブルの一因となる.口腔乾燥症の診断には唾液分泌量の低下に加え,患者の主観的な口渇感が指標とされているが,唾液分泌量が正常であるにも関わらず,口渇感を訴える患者が一定数存在する.我々はこの原因に加齢による唾液中ムチンの変化が関与しているという仮説を立て研究を行った.唾液中ムチンは唾液に粘弾性を与え,水分を保持する重要な役割を担っている.本研究の目的は高齢者における唾液の粘弾性を含むレオロジー性質の変化を調査し,ムチンとの関連を明らかにすることとした.研究方法として,老齢マウス(27ヶ月齢,108週齢)と若齢マウス(12週齢)の舌下腺唾液を使用し,分泌唾液のレオロジー性質を曳糸性測定器 (Neva meter)を用いて調査した. 研究の結果老齢マウスでは若齢マウスと比較して唾液の曳糸性(Spinnbarkeit)が有意に低下していることが明らかになった. その後の調査で唾液分泌中のムチン濃度に両者に差はなく,曳糸性(Spinnbarkeit)の低下はムチンに付加されるシアル酸構造の変化によるものと推定された.これらの結果は学会発表および論文の出版により広く公開した.
英文摘要
ドライマウス(口腔乾燥症)に罹患している患者数は日本国内で約800万人以上と推定されている.口腔乾燥は摂食・嚥下機能の低下や誤嚥性肺炎のリスクとなる だけでなく,義歯の維持力低下や補綴処置歯の根面カリエスの多発による咬合崩壊など高齢者においては補綴治療後のトラブルの一因となる.口腔乾燥症の診断には唾液分泌量の低下に加え,患者の主観的な口渇感が指標とされているが,唾液分泌量が正常であるにも関わらず,口渇感を訴える患者が一定数存在する.我々はこの原因に加齢による唾液中ムチンの変化が関与しているという仮説を立て研究を行った.唾液中ムチンは唾液に粘弾性を与え,水分を保持する重要な役割を担っている.本研究の目的は高齢者における唾液の粘弾性を含むレオロジー性質の変化を調査し,ムチンとの関連を明らかにすることとした.研究方法として,老齢マウス(27ヶ月齢,108週齢)と若齢マウス(12週齢)の舌下腺唾液を使用し,分泌唾液のレオロジー性質を曳糸性測定器 (Neva meter)を用いて調査した. 研究の結果老齢マウスでは若齢マウスと比較して唾液の曳糸性(Spinnbarkeit)が有意に低下していることが明らかになった. その後の調査で唾液分泌中のムチン濃度に両者に差はなく,曳糸性(Spinnbarkeit)の低下はムチンに付加されるシアル酸構造の変化によるものと推定された.これらの結果は学会発表および論文の出版により広く公開した.
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唾液中ムチンに焦点を当てた口腔乾燥症治療戦略
口干症治疗策略以唾液粘蛋白为重点
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[向坊 太郎, 正木 千尋, 近藤 祐介, 宗政 翔, 野代 知孝, 山田 真紀雄, 細川 隆司]
通讯作者:
細川 隆司
Sexually Dimorphic Effects of Aging on Rheological Properties in Saliva
衰老对唾液流变特性的性别二态性影响
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Yamada M, Mukaibo T, Nodai T, Munemasa T, Kondo Y, Masaki C, and Hosokawa R.]
通讯作者:
and Hosokawa R.
加齢による唾液の物性変化と分子生物学的メカニズムの調査
衰老引起唾液物理性质变化及分子生物学机制研究
DOI:
--
发表时间:
2021
期刊:
影响因子:
--
作者:
[山田真紀雄, 向坊太郎, 岩本大征, 帶金惟, 袖山美奈子, 矢野良佳, 平田祐基, 細川隆司]
通讯作者:
細川隆司
DOI:
10.1177/00220345221076071
发表时间:
2022
期刊:
Journal of Dental Research
影响因子:
7.6
作者:
[Yamada M., Masaki C., Mukaibo T., Munemasa T., Nodai T., Kondo Y., Hosokawa R.]
通讯作者:
Hosokawa R.
唾液中ムチン減少による腸内細菌ディスバイオーシスを起点としたフレイル予防の新展開
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批准号:24K13011
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$3.0万
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财政年份:2024
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负责人:向坊 太郎
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依托单位:
海外基金