現代刑事事実認定における経験則の実際的機能と理論的意義についての総合的研究

实证规则在现代刑事事实认定中的实践作用与理论意义综合研究

• 批准号: 18K01317
• 负责人: 豊崎 七絵
• 金额: $ 2.75万
• 依托单位: Kyushu University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• 财政年份: 2018
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2018-04-01 至 2024-03-31
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-18K01317/
• 关键词: 刑事訴訟法; 経験則; 事実認定; 共謀共同正犯; 証拠評価; 間接事実; 情況証拠; 自白; 刑事事実認定; 供述証拠; 目撃供述; 鑑定; 間接事実の推認力評価; 供述証拠の信用性評価

本年度の研究実績の概要は次の通りである。共謀共同正犯としての関与に関する認定のあり方について、とりわけ被告人と実行行為者の間に上下関係が認められる支配型の事案を念頭において、最高裁判例や裁判例を素材に、検討を行った。被告人と実行行為者の関係、すなわち被告人の上位者としての地位・立場は、被告人の正犯性に関しては間接事実のひとつとなりうるものの、被告人の関与すなわち意思連絡の存在に関しては、せいぜい、被告人は下位者に対し実行行為を指示する能力を持つという予見的事実を推認させるに止まる。すなわち、それは被告人が実際に指示を出したという要証事実を直接的に推認させる第一次間接事実ではなく、ましてや意思連絡（指示）の存在を推認させる決め手とはなり得ない。したがって、たとえば暴力団の上位者を被告人とし、その関与が争点とされる事案において、被告人による指示の存在を積極的に推認させるような被告人の具体的な言動が証明されていないのに、「手下は親分の指示なしに独断で犯行に及ぶことはない」という経験則的思考に依存して被告人の関与を認定することは論理の飛躍の危険があるとの結論に至った。また動機や犯行前後の徴憑的言動について、その推認力に限界があることは、被告人と犯行（実行行為）との結びつきが争点とされる事案との関係で指摘されてきたが、共謀共同正犯としての関与が争点とされる事案についても同様であるとの結論に至った。

Summary of research results for the year Conspiracy is a common crime. The relationship between the defendant and the actor is a relationship between the defendant and the actor. The dominant case is a relationship between the defendant and the actor. The highest case is a relationship between the defendant and the actor. The relationship between the defendant and the perpetrator, the position of the defendant's superior, the relationship between the defendant's principal and the perpetrator, the relationship between the defendant and the perpetrator, the relationship between the defendant, the defendant and the defendant, the relationship between the defendant and the defendant, the relationship between the defendant, the ability to instruct the perpetrator, the behavior, the defendant, the relationship between the defendant, the defendant, The Defendant's Intrusive Instructions are Direct Inferences, Direct Inferences. The defendant's specific words and actions prove the existence of the defendant's instructions. The defendant's relationship with the defendant is determined, and the logical leap is dangerous. Motive factors include the characteristics of speech before and after the commission of the crime, the deductive force, the limit, the defendant, the commission of the crime (the actual act), the conclusion, the dispute point, the case, the relationship, the accusation, the conspiracy, the joint principal offender, the dispute point, the case, the conclusion, the same conclusion.

项目成果

裁判員時代の刑事証拠法

我当法官时的刑事证据法

• 发表时间: 2021
• 作者: 後藤 昭;安部祥太;角田雄彦;笹倉香奈;緑 大輔
• 通讯作者: 緑 大輔

今市事件控訴審判決における事実認定上の問題点ー情況証拠による事実認定（５）ー

今市案上诉法院判决中的事实认定问题 - 基于旁证的事实认定（5） -

• 发表时间: 2018
• 期刊: 法政研究
• 作者: 宮城崇史;毛利真弓;引土絵未他;緑大輔;王雲海;松宮孝明;緑大輔;豊崎七絵;品田智史;緒方桂子;毛利真弓;緑大輔;王雲海;豊崎七絵
• 通讯作者: 豊崎七絵

刑事司法と社会的援助の交錯

刑事司法与社会援助的交叉点

• 发表时间: 2022
• 作者: 赤池一将;石塚伸一;斎藤司;武内謙治
• 通讯作者: 武内謙治

大崎事件最高裁決定による刑訴法411条1号準用の「論理」とその不当

大崎案大法院判决比照适用刑事诉讼法第411条第一项的“逻辑”及其不公正

• 发表时间: 2020
• 期刊: 季刊刑事弁護
• 作者: 高杉直;長田真里;多田望ほか;上嶌一高;森川幸一・兼原敦子・酒井啓亘・西村弓（編）;飯田秀総;豊崎七絵
• 通讯作者: 豊崎七絵

取調べ録音録画記録と自白評価・事実認定（今市事件控訴審判決）

讯问录音笔录、口供鉴定、事实认定（今市案上诉法院判决书）

• 发表时间: 2019
• 期刊: 新・判例解説Watch
• 作者: 品田智史;緒方桂子;豊崎七絵
• 通讯作者: 豊崎七絵