化学物質暴露時の魚胚内酸化ストレス強度と影響発現に関わるアスコルビン酸の重要性
化学物質暴露時の魚胚内酸化ストレス強度と影響発現に関わるアスコルビン酸の重要性
批准号:
18K14522
负责人:
國師 恵美子
金额:
$2.66万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
财政年份:
2018
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2018-04-01 至 2024-03-31
中文摘要
生体内で蓄積した活性酸素は脂質やタンパク質、DNAを参加して損傷を与えることがあり、これを酸化ストレスと呼ぶ。この酸化ストレスによる影響を軽減するために、生体内にはいくつかの抗酸化機能があり、その中でも強い抗酸化能を有するのがアスコルビン酸である。我々の先行研究において、含酸素多環芳香族炭化水素類などの化学物質をヒメダカ胚に暴露すると、孵化仔魚の形態異常が確認され、骨形成への影響が示唆された。骨形成にはアスコルビン酸も関わっており、魚胚中のアスコルビン酸の変動や酸化ストレスが起きていることが予想された。本研究では、ヒメダカ胚を用いて環境を汚染する原因となる化学物質が魚胚に暴露された際の酸化ストレスと体内でのアスコルビン酸の役割を調べることを目的としている。これまで、餌中アスコルビン酸の有無による親魚の受精率や産卵数、孵化率や形態異常発生率などの影響を調べたところ、通常餌と不足餌では試験期間を通して受精率の変化は見られなかったが、試験開始後、2週間程度からアスコルビン酸不足餌群では産卵数の減少傾向が確認された。また試験開始1か月を過ぎた頃から雌親魚の死亡が確認され、それに伴い産卵数の減少がみられた。本研究では不足餌を与えた際の胚中のAsA濃度を測定することが課題となっていたが、昨年度から続く感染症による研究活動の制限及び実験施設の改修に伴う測定機器の使用制限などにより、測定方法の確立に遅延が生じた。しかし、新規に測定機器を導入することができ、アスコルビン酸の分析方法の確立及び魚卵中のアスコルビン酸の測定方法の最適化をすることができた。今後は確立した測定方法により、アスコルビン酸不足胚を用いて環境汚染物質の魚類胚に対する影響と魚胚中のアスコルビン酸量の関係を検証していく予定である。
英文摘要
生体内で蓄積した活性酸素は脂質やタンパク質、DNAを参加して損傷を与えることがあり、これを酸化ストレスと呼ぶ。この酸化ストレスによる影響を軽減するために、生体内にはいくつかの抗酸化機能があり、その中でも強い抗酸化能を有するのがアスコルビン酸である。我々の先行研究において、含酸素多環芳香族炭化水素類などの化学物質をヒメダカ胚に暴露すると、孵化仔魚の形態異常が確認され、骨形成への影響が示唆された。骨形成にはアスコルビン酸も関わっており、魚胚中のアスコルビン酸の変動や酸化ストレスが起きていることが予想された。本研究では、ヒメダカ胚を用いて環境を汚染する原因となる化学物質が魚胚に暴露された際の酸化ストレスと体内でのアスコルビン酸の役割を調べることを目的としている。これまで、餌中アスコルビン酸の有無による親魚の受精率や産卵数、孵化率や形態異常発生率などの影響を調べたところ、通常餌と不足餌では試験期間を通して受精率の変化は見られなかったが、試験開始後、2週間程度からアスコルビン酸不足餌群では産卵数の減少傾向が確認された。また試験開始1か月を過ぎた頃から雌親魚の死亡が確認され、それに伴い産卵数の減少がみられた。本研究では不足餌を与えた際の胚中のAsA濃度を測定することが課題となっていたが、昨年度から続く感染症による研究活動の制限及び実験施設の改修に伴う測定機器の使用制限などにより、測定方法の確立に遅延が生じた。しかし、新規に測定機器を導入することができ、アスコルビン酸の分析方法の確立及び魚卵中のアスコルビン酸の測定方法の最適化をすることができた。今後は確立した測定方法により、アスコルビン酸不足胚を用いて環境汚染物質の魚類胚に対する影響と魚胚中のアスコルビン酸量の関係を検証していく予定である。
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Monitoringof parent and alkylated PAHs in sediments of Tokyo Bay, Japan
日本东京湾沉积物中母体和烷基化多环芳烃的监测
DOI:
--
发表时间:
2019
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Emiko Kokushi, Machi Kawano, Tamaki Seki, Chouji Kawai, Miyuki Naruse, Aya Maehara, Jyunta Furukawa, Seiichi Uno]
通讯作者:
Seiichi Uno
鹿児島大学 水産学部 附属海洋資源環境教育研究センター 環境保全学研究室
鹿儿岛大学水产学院海洋资源环境教育研究中心环境保护实验室
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Toxicity evaluations of sediments collected in Ariakesea using embryos of Java medaka(Oryziasjavanicus)
使用爪哇青鳉 (Oryziasjavanicus) 胚胎对 Ariakesea 收集的沉积物进行毒性评估
DOI:
--
发表时间:
2019
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Emiko Kokushi, Miki Yamashita, Machi Kawano, Miyuki Naruse, Tamaki Seki, Chouji Kawai and Seiichi Uno]
通讯作者:
Chouji Kawai and Seiichi Uno
Endogenous effects in embryos of Japanese medaka exposed to oxygenated polycyclic aromatic hydrocarbons
暴露于含氧多环芳烃的日本青鳉胚胎的内源效应
DOI:
--
发表时间:
2018
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Machi Kawano, Seiichi Uno, Emiko Kokushi, Jiro Koyama]
通讯作者:
Jiro Koyama
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