腫瘍関連線維芽細胞(CAF)のPDPN/ROCK経路を標的とした新規治療法の検証
腫瘍関連線維芽細胞(CAF)のPDPN/ROCK経路を標的とした新規治療法の検証
批准号:
22KJ0855
负责人:
品田 真央
金额:
$1.09万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2023
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2023-03-08 至 2024-03-31
中文摘要
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英文摘要
腫瘍関連線維芽細胞(CAF)におけるポドプラニン(PDPN)の機能を生体を用いて解明するために、今年度では、コンディショナルノックアウトマウスの作製を行った。CAFのマーカーの一つであるα-SMAのプロモーター下にCreを発現させたマウスと、PDPN遺伝子のコード領域にloxP配列を持ったマウスを交配することにより、CAF特異的PDPNノックアウトマウス(α-SMA Cre; PDPN flox/floxマウス)を作製し、胎生致死などの異常発生を示さすことなく系を維持できることを確認した。以下の実験ではこれらの遺伝子を持つマウスを実験に用いた。続いて、CAFのPDPNをヘテロでノックアウトしたマウスを用いて、マウス大腸癌細胞株: MC38 およびマウス悪性黒色腫細胞株: B16を皮下に移植し、腫瘍増大のスピードを野生型マウスに移植した場合と比較した。結果、MC38およびB16ともに、ヘテロノックアウトマウスに投与した場合、野生型マウスに投与した際と比較して、有意に腫瘍の成長が抑制された。より顕著な変化が認められたMC38腫瘍を採取し、細胞障害性T細胞である、CD8陽性細胞の数を免疫組織化学染色で評価したところ、ヘテロノックアウトマウスにおいて形成された腫瘍では、野生型マウスと比較して、CD8陽性細胞数が有意に増加していた。さらに、より腫瘍の微小環境の再現性を保つために、マウス乳腺癌細胞株 E0771をマウスの乳腺へ同所移植したところ、ホモノックアホモノックアウトマウスに移植した腫瘍は、コントロールマウスに移植した腫瘍と比較して腫瘍体積が縮小する傾向が認められた。以上の結果から、CAFにおけるPDPNは腫瘍の成長の促進に関連していることが示唆された。
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