有機分子を用いた磁気応答性複合誘電体の開発
有機分子を用いた磁気応答性複合誘電体の開発
批准号:
09740534
负责人:
持田 智行
金额:
$1.28万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1998
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1998 至 --
中文摘要
外場(特に磁場)応答性を有する新しい型の複合系誘電体を得る目的で、本研究では、電子機能性を担う電子供与体と特徴ある対イオンを組みあわせた錯体結晶の構築を試みた。本年度は昨年度に引き続き、まずTTFおよびフェロセンのカルボン酸誘導体とそのリン酸塩の合成の試みをおこなった。さらに、同様に磁性と誘電応答が共存する可能性のある系として、TTF誘導体と種々の電子受容体との錯体を合成し、それらの構造・磁性に関して系統的に検討をおこなった。まず、カルボキシル基とTTF骨格との間にメチレンおよびチオメチレンを導入した化合物を対照として合成を試みた。その結果、前駆体であるアミド体の合成まで至っているが、その加水分解によりカルボン酸を得る反応が困難であることが判明した。また、フェロセンカルボン酸およびジカルボン酸を合成し、リン酸塩を電解質として種々の条件下で電解結晶化を試みた。その結果、電解合成によって黒色固体が得られることが判明した。但し、得られた固体は結晶性がきわめて悪いことが明らかとなった。一方、磁性・誘電性の双方の観点から興味がもたれる系として、TTF誘導体と有機アクセプターとの種々の組みあわせについて検討した。その結果、BEDTおよびBEDSe-TTF誘導体と、フッ素置換TCNQの組み合わせにおいて交互積層錯体が実現し、それらが反強磁性を示すことが明らかとなった。このような系において分子の弱い2量化が生じた場合には、誘電応答を示すことが知られているため、磁性と誘電性の競合が出現しうると予想される。これらの知見を元に、現在より分子間相互作用の強い(平面性の強い)化合物について検討を継続中である。
英文摘要
外場(特に磁場)応答性を有する新しい型の複合系誘電体を得る目的で、本研究では、電子機能性を担う電子供与体と特徴ある対イオンを組みあわせた錯体結晶の構築を試みた。本年度は昨年度に引き続き、まずTTFおよびフェロセンのカルボン酸誘導体とそのリン酸塩の合成の試みをおこなった。さらに、同様に磁性と誘電応答が共存する可能性のある系として、TTF誘導体と種々の電子受容体との錯体を合成し、それらの構造・磁性に関して系統的に検討をおこなった。まず、カルボキシル基とTTF骨格との間にメチレンおよびチオメチレンを導入した化合物を対照として合成を試みた。その結果、前駆体であるアミド体の合成まで至っているが、その加水分解によりカルボン酸を得る反応が困難であることが判明した。また、フェロセンカルボン酸およびジカルボン酸を合成し、リン酸塩を電解質として種々の条件下で電解結晶化を試みた。その結果、電解合成によって黒色固体が得られることが判明した。但し、得られた固体は結晶性がきわめて悪いことが明らかとなった。一方、磁性・誘電性の双方の観点から興味がもたれる系として、TTF誘導体と有機アクセプターとの種々の組みあわせについて検討した。その結果、BEDTおよびBEDSe-TTF誘導体と、フッ素置換TCNQの組み合わせにおいて交互積層錯体が実現し、それらが反強磁性を示すことが明らかとなった。このような系において分子の弱い2量化が生じた場合には、誘電応答を示すことが知られているため、磁性と誘電性の競合が出現しうると予想される。これらの知見を元に、現在より分子間相互作用の強い(平面性の強い)化合物について検討を継続中である。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
T.Mochida, et al: "Oraganic Metals Involving Double Chain Donor Arrangement, (BMDT-TTF)_2(R^1R^2-TCNQ) 〔R^1=H, Me, R^2=Cl, Br〕" Synthetic Metals. (1999)
T.Mochida 等人:“涉及双链供体排列的有机金属,(BMDT-TTF)_2(R^1R^2-TCNQ) [R^1=H, Me, R^2=Cl, Br]” 合成金属(1999)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
T.Mochida, et al: "Structure and Properties of (BEDSe-TTF)(Fu-TCNQ) Charge Transfer Complexes (n=1, 2, 4)" Synthetic Metals. (1999)
T.Mochida 等人:“(BEDSe-TTF)(Fu-TCNQ) 电荷转移配合物 (n=1,2,4) 的结构和性质”合成金属。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
金属錯体で拓く機能性液体の化学:機能開拓・状態転換・構造開拓
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批准号:24K01497
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$11.98万
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财政年份:2024
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负责人:持田 智行
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依托单位:
有機金属錯体でプラスチック結晶を創る:柔らかい錯体結晶相の開拓
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批准号:22K19049
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项目类别:Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
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资助金额:$4.16万
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财政年份:2022
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负责人:持田 智行
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依托单位:
金属錯体で創る機能性液体:物性・反応・空間機能の開拓
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批准号:20H02756
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$11.65万
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财政年份:2020
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负责人:持田 智行
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依托单位:
有機金属系イオン液体触媒の開発
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批准号:21655020
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项目类别:Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
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资助金额:$2.11万
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财政年份:2009
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负责人:持田 智行
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依托单位:
フェロセン系分子からなる新しいイオン液体の設計と微視的評価
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批准号:19655053
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$1.86万
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财政年份:2007
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负责人:持田 智行
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依托单位:
ビフェロセン-TCNQ系電荷移動錯体の開発:金属相の実現と相制御
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批准号:18028022
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$2.37万
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财政年份:2006
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负责人:持田 智行
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依托单位:
ビフェロセン-TCNQ系電荷移動錯体の開発・新しい相転移物性の発現
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批准号:16038224
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$2.75万
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财政年份:2004
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负责人:持田 智行
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依托单位:
機能性配位子の導入による電子機能性クラスター集積体の構築
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批准号:12740387
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$1.34万
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财政年份:2000
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负责人:持田 智行
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依托单位:
電荷移動錯体の結晶相重合に基づく有機磁性導体の構築
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批准号:08740556
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.64万
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财政年份:1996
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负责人:持田 智行
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依托单位: