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広汎性発達障害児へのPECSを用いた療育による育児ストレスおよび社会性の変化

広汎性発達障害児へのPECSを用いた療育による育児ストレスおよび社会性の変化
对患有广泛性发育障碍的儿童使用 PECS 治疗后养育压力和社交技能的变化
批准号:
22911026
负责人:
泉 麻秩子
金额:
$0.36万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
财政年份:
2010
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2010 至 --

项目摘要

项目成果

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○目的他者とのコミュニケーションの発達水準が低い広汎性発達障害児にPECS (Picture Exchange Communication System)を実施することにより、子どもの『他者への意識』が変化することが推察される。その変化によって母親が子どもとコミュニケーションをとり易くなったと感じられた場合に育児ストレスが軽減すること、また育児ストレスの軽減によって安定する親子関係によって子どもの社会性の向上が促進されることを関連づけて仮定し、それらを明らかにすることを目的とする。○方法広汎性発達障害のグループの診断を受けた子どもとその母親計11名を対象にPECSを用いた療育プログラムを行った。自由場面における子どもの大人への視線や働きかけを観察し『他者への意識』を測定した。コミュケーションのとり易さについてはコミュニケーション発達尺度(ASC : Assessment Scale of Communicationを、育児ストレス及び抑うつ感については「PSI育児ストレスインデックス」「BDIベッグ抑うつ質問票」を用いて測定した。これらの測定をプログラム開始前、中間、後の3回実施した。また子どもの全般的な発達を客観的に知るためにプログラムの前後に新版K式発達検査を実施した。○成果PECSを用いた療育により、母親の育児ストレスと抑うつ感の軽減が示された。ただしプログラムの中間で育児ストレスが上がってしまうケースもみられたことから、介入初期には専門家からの知識習得や子どもの客観的評価のフィードバックで親自身の育児に対する肯定感が喪失しやすくなることが示唆された。またASCの結果から、プログラムを進める段階で親が子どものコミュニケーション能力の向上を認識していることが分かり、特に言語発達に重い遅れのみられる子どもをもつ親は子どもとのやりとりの変化を感じやすいという結果になっていた。自由場面における行動観察では子どもの『他者への意識』の変化は顕著に現れなかった。ただし、観察の中で他者との1つ1つのやりとりの質が向上したケースが多く確認されたため、今後は分析方法を変えて『他者への意識』を測定する方法を検討し直していく。
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