残留性有機汚染物質の内分泌撹乱作用および免疫系への作用
残留性有機汚染物質の内分泌撹乱作用および免疫系への作用
批准号:
11770185
负责人:
松井 三明
金额:
$1.34万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1999
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1999 至 2000
中文摘要
ゴミ焼却に伴って発生し、環境中に長期間安定な形で残留する残留性有機汚染物質を念頭において、ゴミ焼却灰を材料として、以下の検討を行った。1)ダイオキシン反応エレメント(Dioxin responsive element)を介した遺伝子活性に及ぼす影響、2) 1)から得られたダイオキシン類毒性計数(biological toxic equivalent factor:生物学的TEQ)の推定、3)化学分析による毒性物質の定量およびダイオキシン類毒性計数(TEQ)の算出、4)2)および3)から得られた数値の比較検討、5)女性ホルモンの遺伝子転写活性に及ぼす影響。複数の焼却灰試料抽出液を用いた検討では、生物学的TEQ値が、ダイオキシン類および多環芳香族化合物分析から得られたTEQ値を上回る試料が多かった。また培養細胞による女性ホルモン依存性タンパク量の変化を検討したところ、抽出液の曝露によってタンパク量が増加する試料が認められた。このことから、抗エストロジェン作用を示すダイオキシン類が多量に存在していても、なおエストロジェン様作用をもつ化学物質を含有することが示唆された。結果から、焼却灰中には、化学分析で同定・定量可能なダイオキシン類異性体・同族体の他に、同様の生物作用を示す物質が存在しているか、あるいは複数の物質が生物学的に相乗効果を示す可能性が示唆された。一方で、化学分析によって、多環芳香族化合物の関与は低いことが推定された。女性ホルモン作用を示す物質の同定は困難であるが、原因物質としてはPCB類、有機塩素化合物などが考えられる。ダイオキシン類との複合影響を考慮した上で、環境中での挙動を踏まえながら、排出を管理することが重要であると思われた。生物学的TEQ値の測定は有用と考えられるが、これのみでダイオキシン類の毒性評価を行うことは不可能であり、その毒性発現機構の詳細な解明と、それに基づく評価手法の開発が必要である。
英文摘要
ゴミ焼却に伴って発生し、環境中に長期間安定な形で残留する残留性有機汚染物質を念頭において、ゴミ焼却灰を材料として、以下の検討を行った。1)ダイオキシン反応エレメント(Dioxin responsive element)を介した遺伝子活性に及ぼす影響、2) 1)から得られたダイオキシン類毒性計数(biological toxic equivalent factor:生物学的TEQ)の推定、3)化学分析による毒性物質の定量およびダイオキシン類毒性計数(TEQ)の算出、4)2)および3)から得られた数値の比較検討、5)女性ホルモンの遺伝子転写活性に及ぼす影響。複数の焼却灰試料抽出液を用いた検討では、生物学的TEQ値が、ダイオキシン類および多環芳香族化合物分析から得られたTEQ値を上回る試料が多かった。また培養細胞による女性ホルモン依存性タンパク量の変化を検討したところ、抽出液の曝露によってタンパク量が増加する試料が認められた。このことから、抗エストロジェン作用を示すダイオキシン類が多量に存在していても、なおエストロジェン様作用をもつ化学物質を含有することが示唆された。結果から、焼却灰中には、化学分析で同定・定量可能なダイオキシン類異性体・同族体の他に、同様の生物作用を示す物質が存在しているか、あるいは複数の物質が生物学的に相乗効果を示す可能性が示唆された。一方で、化学分析によって、多環芳香族化合物の関与は低いことが推定された。女性ホルモン作用を示す物質の同定は困難であるが、原因物質としてはPCB類、有機塩素化合物などが考えられる。ダイオキシン類との複合影響を考慮した上で、環境中での挙動を踏まえながら、排出を管理することが重要であると思われた。生物学的TEQ値の測定は有用と考えられるが、これのみでダイオキシン類の毒性評価を行うことは不可能であり、その毒性発現機構の詳細な解明と、それに基づく評価手法の開発が必要である。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Mitsuaki Matsui: "Assessment of Dioxin-like Effect of Ash Extracts"Organo halogen Compounds. 44(5). 475-478 (1999)
Mitsuaki Matsui:“灰分提取物的二恶英样效应评估”有机卤素化合物。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
カンボジア農村部の小児に対する抗菌薬使用が薬剤耐性と低栄養に与える影響の研究
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批准号:20KK0221
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项目类别:Fund for the Promotion of Joint International Research (Fostering Joint International Research (B))
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资助金额:$12.06万
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财政年份:2020
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负责人:松井 三明
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依托单位:
海外基金