雑穀タンパク質の栄養生理機能性の解明
雑穀タンパク質の栄養生理機能性の解明
批准号:
11780100
负责人:
青山 かえで
金额:
$1.28万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1999
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1999 至 2000
中文摘要
(1)摂取タンパク質による脂質代謝の違い(血中及び肝臓脂質濃度と胆汁酵排泄量について)カゼインまたはキビタンパク質を摂取させる動物実験を行った。キビタンパク質を摂取させた群で血中及び肝臓の脂質成分(コレステロール、中性脂肪)濃度が有意に低かった。また試験終了前2日間(12〜14日目)に糞を採取したところ、キビ群で糞量が有意に多かった。糞中の胆汁酸濃度を測定した結果、総胆汁酸排泄量はキビ群の方が有意に多かった。(2)雑穀タンパク質の消化性と胆汁酸結合能について(in vitro)カゼインとキビタンパク質のペプシンによる人工消化試験を行った。その結果、消化されずに残るいわゆる未消化画分はカゼインに比べてキビタンパク質で有意に多く生成した。また、in vitroでの胆汁酸結合能をカゼイン及びキビタンパク質の未消化画分と未処理タンパク質とについて測定した。両タンパク質ともに未消化画分の方が未処理よりも結合能は大きくなった。キビタシパク質の方が同じ量のタンパク質から生成する未消化画分が多いので、同じ量のタンパク質を摂取した場合に吸着できる胆汁酸の量はキビの方が多いことが分かった以上の結果から、キビタンパク質はコレステロール代謝改善効果を有し、胆汁酸排泄を促進させることが一因であることが示唆された。
英文摘要
(1)摂取タンパク質による脂質代謝の違い(血中及び肝臓脂質濃度と胆汁酵排泄量について)カゼインまたはキビタンパク質を摂取させる動物実験を行った。キビタンパク質を摂取させた群で血中及び肝臓の脂質成分(コレステロール、中性脂肪)濃度が有意に低かった。また試験終了前2日間(12〜14日目)に糞を採取したところ、キビ群で糞量が有意に多かった。糞中の胆汁酸濃度を測定した結果、総胆汁酸排泄量はキビ群の方が有意に多かった。(2)雑穀タンパク質の消化性と胆汁酸結合能について(in vitro)カゼインとキビタンパク質のペプシンによる人工消化試験を行った。その結果、消化されずに残るいわゆる未消化画分はカゼインに比べてキビタンパク質で有意に多く生成した。また、in vitroでの胆汁酸結合能をカゼイン及びキビタンパク質の未消化画分と未処理タンパク質とについて測定した。両タンパク質ともに未消化画分の方が未処理よりも結合能は大きくなった。キビタシパク質の方が同じ量のタンパク質から生成する未消化画分が多いので、同じ量のタンパク質を摂取した場合に吸着できる胆汁酸の量はキビの方が多いことが分かった以上の結果から、キビタンパク質はコレステロール代謝改善効果を有し、胆汁酸排泄を促進させることが一因であることが示唆された。
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