定常状態にある在来遺伝子を標的とした新たな遺伝子治療―脳血管攣縮における試み―
定常状態にある在来遺伝子を標的とした新たな遺伝子治療―脳血管攣縮における試み―
批准号:
13877218
负责人:
大熊 洋揮
金额:
$1.22万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份:
2001
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2001 至 2002
中文摘要
脳血管攣縮は持続的な血管平滑筋の収縮により血管内腔の狭小化が生じ脳虚血がもたらされるものでクモ膜下出血後の重大な合併症である.多数の細胞内情報伝達系が複雑に関与していることから治療が困難であった.そこで平滑筋収縮の最終段階を構成する蛋白の一つであるαアクチンに焦点を当て遺伝子治療を施行した.つまり以下の3つに分け実験を施行した.1)正常ラットに対し,αアクチンmRNAのアンチセンスオリゴDNAをcationic liposomeと複合体とし髄腔内に注入し,経時的に脳底動脈を摘出し,αアクチンmRNA発現の変化をRT-PCR法と免役組織学的方法で検索した.注入48時間後まではαアクチンmRNA発現の有意な低下がみられた.2)ラットにクモ膜下出血を作成し,経時的に脳底動脈のαアクチンmRNA発現の変化を前述と同様の方法で,脳底動脈の脳血管攣縮の程度(血管内腔の狭小化)を定量的組織学的分析で検索した.αアクチンmRNA発現はクモ膜下出血4日目まで有意な変化は示さなかった.脳底動脈の内腔は2日目までは有意に低下していた.3)以上の結果をもとに脳血管攣縮に対するαアクチンmRNAのアンチセンスオリゴDNAの効果を,クモ膜下出血作成2日目を評価期間として検索した.クモ膜下出血作成直後にαアクチンmRNAのアンチセンスオリゴDNAをcationic liposomeと複合体とし髄腔内に注入し,2日目に脳底動脈を摘出しαアクチンmRNA発現の変化をRT-PCR法と免役粗織学的方法で,脳血管攣縮の改善効果を定量的組織学的分析で検索した.治療群では脳底動脈の内陸は有意に増大し,かつαアクチンmRNA発現の有意な減少がみられた.以上からαアクチンmRNAのアンチセンスオリゴDNAは脳血管攣縮に対する有力な治療法になり得ると思われる.
英文摘要
脳血管攣縮は持続的な血管平滑筋の収縮により血管内腔の狭小化が生じ脳虚血がもたらされるものでクモ膜下出血後の重大な合併症である.多数の細胞内情報伝達系が複雑に関与していることから治療が困難であった.そこで平滑筋収縮の最終段階を構成する蛋白の一つであるαアクチンに焦点を当て遺伝子治療を施行した.つまり以下の3つに分け実験を施行した.1)正常ラットに対し,αアクチンmRNAのアンチセンスオリゴDNAをcationic liposomeと複合体とし髄腔内に注入し,経時的に脳底動脈を摘出し,αアクチンmRNA発現の変化をRT-PCR法と免役組織学的方法で検索した.注入48時間後まではαアクチンmRNA発現の有意な低下がみられた.2)ラットにクモ膜下出血を作成し,経時的に脳底動脈のαアクチンmRNA発現の変化を前述と同様の方法で,脳底動脈の脳血管攣縮の程度(血管内腔の狭小化)を定量的組織学的分析で検索した.αアクチンmRNA発現はクモ膜下出血4日目まで有意な変化は示さなかった.脳底動脈の内腔は2日目までは有意に低下していた.3)以上の結果をもとに脳血管攣縮に対するαアクチンmRNAのアンチセンスオリゴDNAの効果を,クモ膜下出血作成2日目を評価期間として検索した.クモ膜下出血作成直後にαアクチンmRNAのアンチセンスオリゴDNAをcationic liposomeと複合体とし髄腔内に注入し,2日目に脳底動脈を摘出しαアクチンmRNA発現の変化をRT-PCR法と免役粗織学的方法で,脳血管攣縮の改善効果を定量的組織学的分析で検索した.治療群では脳底動脈の内陸は有意に増大し,かつαアクチンmRNA発現の有意な減少がみられた.以上からαアクチンmRNAのアンチセンスオリゴDNAは脳血管攣縮に対する有力な治療法になり得ると思われる.
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会议论文
脳動脈瘤に対する局所的遺伝子治療法の開発-実験的検討-
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批准号:16659377
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$2.05万
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财政年份:2004
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负责人:大熊 洋揮
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依托单位:
脳動脈平滑筋細胞の形質転換の可能性と各腫脳血管病変における意義:分子生物学的検討
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批准号:11877231
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$1.54万
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财政年份:1999
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负责人:大熊 洋揮
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依托单位:
海外基金