古地図に描かれた河川・海岸地形の精度評価とその活用法に関する研究

旧地图河流海岸地形精度评价及其利用方法研究

• 批准号: 15656119
• 负责人: 田中 仁
• 金额: $ 1.6万
• 依托单位: Tohoku University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Exploratory Research
• 财政年份: 2003
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2003 至 2005
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-15656119/
• 关键词: 古地図; 河川; 海岸; 地形; 流砂; 漂砂; 土砂収支

海岸地形や河川地形の変遷に関する検討を行うためには,これまで国土地理院や各種行政機関により発行された各種地形図や空中写真などが用いられてきた.しかし,これらによりさかのぼることの出来る時間スケールは数10年オーダー,長くても100年程度のものであった.そこで,本研究においては,伊能図に代表される古地図が有する地形情報に関する検討を実施した.伊能図に関してはこれまで人文地理の視点から注目を集めることが多かったが,海岸地形・河川地形の研究分野においても,200年以上も前の地形情報を与えるものとして貴重な存在であると期待される.まず,仙台海岸,石巻海岸および秋田海岸周辺の伊能図の解析行い,その地形情報の精度に関する検討を実施した.特に,阿武隈川や北上川といった比較的大規模な河川が流入している仙台海岸,石巻海岸を対象とした検討においては,国土地理院発行の地形図と併せることにより,平均的汀線前進速度を見積もることが出来た.土砂堆積速度に関しても,75,000m^3/年との数値を得ることが出来た.また,秋田海岸を対象とする解析においても,現在の汀線位置に比べて有意な差が認められた.さらに,熊本県・球磨川を対象に,伊能図と現在の地形図を比較することによって長期的な河道変動解析を試みた.その結果,河口周辺の地形変化は良好な精度で推定できることが示された.穿入蛇行区間では伊能図の河道位置はかなりの精度を持つものの,河道はほとんど変化していないことが判った.一方,河道変動が予想される盆地内部では正確な河道位置が判らず,定量的な河道変動の推定が困難であることがわかった.しかし伊能図は定性的には多くの情報を含んでおり,使い方を吟味さえすれば有用な情報源となり得ることが判明した.これにより,200年程度の古い地形情報を解析することの有効性が示された.

Coastal topography, river topography, changes in landforms, customs clearance, and various administrative agencies.れたVarious terrains 図やAerial photosなどが用いられてきた.しかし,これらによりさかのぼることの出る时スケールはnumerous10yearオーダー,长くても100年级のものであった.そこで,this studyにおいては,Inō図に世Table of contents目を集めることが多かったが, Coastal Topography and River Topography Research Division においても, 200 years ago Topographic Information をWith the presence of the precious えるものとしてvaluable なであるとLooking forward to される.まず, Sendai Coast, Ishinomaki Coast およびAkita Coast Zhou辺のIneng図のAnalytical line, precision of topographic information, customization of terrain information, and large-scale comparison of Abu Kuma River and Kitakami River. The river flows into the Sendai Coast, the Ishinomaki Coast is connected to the river, and the topography of the Institute of Land and Geography is merged into the Sendai coast.により, average linear forward speed を见记もることが出た. Soil and sand accumulation speed に关しても, 75,000m^3/yearとのnumerologyをgetsることが出た.また,Akita Coast を対Elephant とするANALYSIS においても,The current position of the Ting line is に比べてmeaningなThe difference is the recognition of the められた.さらに,Kumamoto県・Kumagawa を対Elephant,Inō図とNowのterrain図をComparative することによってlong-term The result of river channel change analysis is that the terrain change around the river mouth is good and the accuracy is estimated. It is shown that the snake is penetrated The line interval is the river position, the accuracy is the accuracy, and the river is the river path. On the one hand, it is difficult to estimate the correct position of the river channel within the basin and to predict the changes in the river channel quantitatively.とがわかった.しかしIneng図はqualitative には多くのinformationをcontainingんでおり, making the い方を咒蜷さえすれば useful information sourceとなり得ることが知した.これにより, 200 years of ancient terrain information をanalysis することのeffectiveness がshow された.

项目成果

Analysis of historical shoreline change in Miyagi and Fukushima Prefectures, Japan

日本宫城县和福岛县海岸线历史变迁分析

• 发表时间: 2005
• 期刊: Proceedings of 3rd Asian and Pacific Coastal Engineering Conference (印刷中)
• 作者: Tanaka;H.
• 通讯作者: H.

Application of old maps for estimating sediment deposit rate on Nobiru Coast, Japan

应用旧地图估算日本 Nobiru 海岸沉积物沉积率

• 发表时间: 2006
• 期刊: Proceedings of 30th International Conference on Coastal Engineering 30(採択決定)
• 作者: 松冨英夫;田中 仁;Hitoshi Tanaka
• 通讯作者: Hitoshi Tanaka

古地図による野蒜海岸の土砂堆積量の評価

使用旧地图评估Nobiru海岸的沉积物量

• 发表时间: 2006
• 期刊: 平成17年度土木学会東北支部技術研究発表会講演概要集
• 作者: 松冨英夫;田中 仁
• 通讯作者: 田中 仁

海岸線変化推定への伊能大図の利用可能性-秋田県船川での経度方向の精度検討例-

利用大井野地图推算海岸线变化的可能性 - 以秋田县船川市的纵向精度调查为例 -

• 发表时间: 2005
• 期刊: 東北地域災害研究 41巻(印刷中)
• 作者: 松冨英夫;田中 仁;泉 典洋;Hitoshi Tanaka;Hitoshi Tanaka;田中 仁;渡邊法美;田中 仁;渡邊法美;松冨英夫
• 通讯作者: 松冨英夫

伊能図に見られる仙台海岸・石巻海岸の特徴

伊野地图上的仙台海岸和石卷海岸的特征

• 发表时间: 2005
• 期刊: 平成16年度土木学会東北支部技術研究発表会講演概要集
• 作者: 松冨英夫;田中 仁;泉 典洋;Hitoshi Tanaka;Hitoshi Tanaka;田中 仁;渡邊法美;田中 仁;渡邊法美;松冨英夫;Tsunemi Watanabe;田中 仁
• 通讯作者: 田中 仁