アポトーシス反応を用いた内分泌攪乱化学物質の胎児期生体影響評価法の開発
アポトーシス反応を用いた内分泌攪乱化学物質の胎児期生体影響評価法の開発
批准号:
16655061
负责人:
藏崎 正明
金额:
$2.24万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份:
2004
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2004 至 2005
中文摘要
従来の内分泌撹乱化学物質に関する研究は主として性ホルモン作用の生体影響とその作用機序に関して力が注がれ、生体内における他の重要な生理的機能、ことに胎児期において重要な要素である細胞の分化や増殖等にどのような影響を与えるか否かに関する研究はほとんど行なわれていない。本研究では、培養細胞系の実験系を用いて、その培養細胞に内分泌撹乱化学物質を含む環境汚染化学物質を低濃度曝露することにより、細胞の分化や増殖に重要な役割を果たしているアポトーシスにどのような影響を与えるのかを検討し、併せてその作用機序を解明することにより、環境汚染化学物質の発生分化に及ぼす影響評価法を構築しようとするものである。本年度はまず種々の濃度の内分泌撹乱化学物質(ビスフェノールA、ノニルフェノール、トリブチルスズ)をPC12細胞に加え、それらの化学物質自体がアポトーシスを誘起させるか否かを、ラダー法およびTunel法により検討したところ、その化学物質自体ではアポトーシスは誘起されないことが確かめられた。次にPC12細胞の培養培地から牛胎児血清を除いた培地を用いる系および6 Hydroxyl dopamineを培地に添加した系等アポトーシスが誘起される条件下で種々の内分泌撹乱化学物質を低濃度曝露させると、ビスフェノールAでは変化がなかったがトリブチルスズでは誘起させたアポトーシスがほぼ抑制され、ノニルフェノール添加ではアポトーシスが増強されていた。また、アポトーシス誘導に影響を与えることが確認された化学物質がどのアポトーシス経路に影響を与えているかについて検討を進めたところ、トリブチルスズはアポトーシス促進因子であるBax発現量が抑制され、ノニルフェノールはCaspaseの活性が上昇していることが確かめられた。これらの結果を併せ、環境汚染化学物質の影響評価法構築にアポトーシス反応およびアポトーシス関連因子の増減を用いることが有効であることが明らかになった。
英文摘要
従来の内分泌撹乱化学物質に関する研究は主として性ホルモン作用の生体影響とその作用機序に関して力が注がれ、生体内における他の重要な生理的機能、ことに胎児期において重要な要素である細胞の分化や増殖等にどのような影響を与えるか否かに関する研究はほとんど行なわれていない。本研究では、培養細胞系の実験系を用いて、その培養細胞に内分泌撹乱化学物質を含む環境汚染化学物質を低濃度曝露することにより、細胞の分化や増殖に重要な役割を果たしているアポトーシスにどのような影響を与えるのかを検討し、併せてその作用機序を解明することにより、環境汚染化学物質の発生分化に及ぼす影響評価法を構築しようとするものである。本年度はまず種々の濃度の内分泌撹乱化学物質(ビスフェノールA、ノニルフェノール、トリブチルスズ)をPC12細胞に加え、それらの化学物質自体がアポトーシスを誘起させるか否かを、ラダー法およびTunel法により検討したところ、その化学物質自体ではアポトーシスは誘起されないことが確かめられた。次にPC12細胞の培養培地から牛胎児血清を除いた培地を用いる系および6 Hydroxyl dopamineを培地に添加した系等アポトーシスが誘起される条件下で種々の内分泌撹乱化学物質を低濃度曝露させると、ビスフェノールAでは変化がなかったがトリブチルスズでは誘起させたアポトーシスがほぼ抑制され、ノニルフェノール添加ではアポトーシスが増強されていた。また、アポトーシス誘導に影響を与えることが確認された化学物質がどのアポトーシス経路に影響を与えているかについて検討を進めたところ、トリブチルスズはアポトーシス促進因子であるBax発現量が抑制され、ノニルフェノールはCaspaseの活性が上昇していることが確かめられた。これらの結果を併せ、環境汚染化学物質の影響評価法構築にアポトーシス反応およびアポトーシス関連因子の増減を用いることが有効であることが明らかになった。
期刊论文(4)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
DOI:
10.1016/j.lfs.2003.09.066
发表时间:
2004-03
期刊:
Life sciences
影响因子:
6.1
作者:
[M. Aoki;M. Kurasaki;T. Saito;Sayaka Seki;T. Hosokawa;Yasumitsu Takahashi;H. Fujita;T. Iwakuma]
通讯作者:
M. Aoki;M. Kurasaki;T. Saito;Sayaka Seki;T. Hosokawa;Yasumitsu Takahashi;H. Fujita;T. Iwakuma
DOI:
10.1016/j.nut.2004.07.019
发表时间:
2005-04-01
期刊:
NUTRITION
影响因子:
4.4
作者:
[Sato, S, Hori, Y, Hatai, A]
通讯作者:
Hatai, A
エピジェネチックな因子反応を応用したナノマテリアルの次世代影響評価法構築
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批准号:24350077
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$5.91万
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财政年份:2012
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负责人:藏崎 正明
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依托单位:
熱帯地域における開発が陸水環境および健康に及ぼす影響
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批准号:23406021
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$11.73万
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财政年份:2011
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负责人:藏崎 正明
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依托单位:
ラットにおける低分子銅結合蛋白質による銅耐性機構発現に関する研究
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批准号:63770148
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1988
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负责人:藏崎 正明
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依托单位:
高等動物における低分子銅結合蛋白質発現の制御機構の解明
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批准号:62770166
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.51万
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财政年份:1987
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负责人:藏崎 正明
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依托单位:
ラット肝における銅代謝機構の解明
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批准号:61770168
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.64万
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财政年份:1986
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负责人:藏崎 正明
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依托单位:
海外基金