社会的信号の認識における視聴覚相互作用：鳴禽類の求愛行動に着目して

社会信号识别中的视听交互：关注鸣禽的求偶行为

基本信息

批准号：
21K20282
负责人：
藤井朋子
金额：
$ 1.25万
依托单位：
The University of Tokyo
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
财政年份：
2021
资助国家：
日本
起止时间：
2021-08-30 至 2022-03-31
项目状态：
已结题

来源：
https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-21K20282/
关键词：
コミュニケーション視聴覚相互作用鳴禽類求愛信号

项目摘要

ヒトを含む動物のコミュニケーションでは、表情などの視覚情報と音声などの聴覚情報が大きな役割を果たす。視覚と聴覚は独立に働くとは限らず、両者の相互作用を研究することは、コミュニケーションのメカニズムを理解するうえで重要である。本研究は、コミュニケーションが視聴覚優位である点でヒトと類似した鳴禽類（歌をうたう小鳥）の求愛行動に着目し、視覚情報の有無が聴覚情報への依存性にどのような影響を及ぼすかを明らかにすることを目的とした。鳴禽類の一種であるジュウシマツのメスを対象として、まず聴覚刺激（オスの歌）と視覚刺激（オスの姿）に対する選好を調べるために、スイッチに反応すると刺激が再生される行動実験系を作製した。初めに実験の基礎として、オスの歌の特徴に対する好みを測定した。これまでの研究から、ジュウシマツのメスは幼鳥期に聞いた歌を好むことがわかっていたが、歌のどのような特徴が選好に重要であるかは不明であった。歌は数十～数百ミリ秒程度の音要素が、一定の順序で多数連なった音声である。そこで、歌の局所的な特徴（各要素）と大局的な特徴（要素の順序）のいずれか、または両方を操作した刺激をメスに呈示して選好を調べた。すると、局所的な特徴の維持された歌を好む個体が多く、要素の順序よりも短い時間スケールの特徴のほうが相対的に重要であると考えられた。これは、動物の聴覚系における複雑な音声系列の符号化について示唆を与える結果である。今後、こうした音声の時間特徴の重要性が、視覚的な社会信号の有無によってどのように変化するかをさらに検討する予定である。

在包括人类在内的动物的交流中，诸如面部表情和听觉信息之类的视觉信息起着主要作用。视觉和听力不一定独立起作用，研究两者之间的相互作用对于理解交流机制很重要。这项研究的重点是与人类相似的鸣禽（歌曲唱歌鸟）的求爱行为是视听的主导，旨在阐明视觉信息的存在或不存在如何影响其对听觉信息的依赖。我们首先创建了一个行为实验系统，在该系统中，当开关响应开关时，刺激被再生时刺激的再生，以研究其对听觉刺激（男歌曲）和视觉刺激的偏好（男性图）。首先，我们测量了男性歌曲的偏好作为实验的基础。先前的研究表明，雌性松树更喜欢他们在童年时代听到的歌曲，但是目前尚不清楚这首歌的特征对于偏好很重要。一首歌是一首声音，由数十至数百毫秒的一定顺序组成。因此，通过提出刺激来检查偏好，以操纵局部特征（每个元素）和广泛的特征（元素顺序）或两种歌曲的偏好。这表明许多人更喜欢维持本地功能的歌曲，并且较短的时间尺度功能被认为比元素的顺序更为重要。这是对动物听觉系统中复杂语音序列编码的建议。将来，我们将进一步探讨这些语音变化的这些时间特征的重要性，具体取决于存在视觉社会信号。