肺癌におけるセンチネルリンパ節の抗腫瘍免疫応答抑制のメカニズムに関する研究
肺癌におけるセンチネルリンパ節の抗腫瘍免疫応答抑制のメカニズムに関する研究
批准号:
17591456
负责人:
今井 一博
金额:
$2.05万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2005
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2005 至 2006
中文摘要
点击翻译按钮获取中文摘要
英文摘要
センチネルリンパ節(以下SLN)は原発巣からリンパ流とともに癌細胞が最初に到着するリンパ節である。SLNには最初にリンパ流が到達するために、非SLNと比較しては原発巣で産生される生理活性物質に、より高濃度に暴露される。一方、癌細胞はさまざまな免疫抑制物質を放出して腫瘍免疫を抑制していることが知られている。そのためSLNは非SLNと比較して免疫抑制状態がより強く誘導されていると推察される。実際、乳癌や悪性黒色腫のSLNでは、非SLNと比較して樹状細胞(dendritic cell以下DC)の数が減少していることが報告されている。DCは、Tリンパ球に腫瘍抗原などを提示して、直接Tリンパ球を活性化し、抗腫瘍活性を発揮している。この研究ではSLNにおけるDC減少のメカニズムを明らかにするため、非小細胞肺癌患者のSLNと非SLNにおける免疫学的差異を比較検討した。【方法】非小細胞肺癌患者のSLNを磁性体法により同定した。そして郭清したSLNと非SLNのDC数、CD4+Tリンパ球数、CD8+Tリンパ球数、TGFβ1濃度を測定した。またTUNEL法を用いて組織学的にSLN内DCのアポトーシスを検討した。【結果】SLNは非SLNと比較して、DC数、CD4+Tリンパ球数が減少していたが、CD8+Tリンパ球数は減少していなかった。SLNのTGFβ1濃度は非SLNと比較して高かった。SLNではDCのapoptosisが多く観察され、SLNでのDCの減少はapoptosisによることが示唆された。さらに正常リンパ節浮遊液の培養実験で、TGFβ1は、DC、CD4+Tリンパ球のapoptosisを誘導した。TGFβ1により誘導されたDC、CD4+Tリンパ球のapoptosisはTGFβ1の抑制剤DAN-Fc chimeraで抑制された。【結論】以上から、非小細胞肺癌の原発巣で産生されるTGFβ1によりSLNのDCがapoptosisに陥り、腫瘍免疫が抑制されている可能性が示唆された。来年度は以上の研究をさらに発展させる予定である。
期刊论文(1)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Tumor-derived transforming growth factor-beta-1 induces dendritic cell apoptosis in the sentinel lymph node
肿瘤源性转化生长因子-β-1 诱导前哨淋巴结树突状细胞凋亡
DOI:
--
发表时间:
期刊:
The Journal of Immunology (in press)
影响因子:
--
作者:
[Ito M, Minamiya Y, Imai K, Ogawa J]
通讯作者:
Ogawa J
PD-1発現細胞運命系譜腫瘍モデル解析に基づく新規免疫療法の開発
-
批准号:22K08746
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
-
资助金额:$2.58万
-
财政年份:2022
-
负责人:今井 一博
-
依托单位:
肺癌の跳躍縦隔リンパ節転移の研究
-
批准号:20790977
-
项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
-
资助金额:$2.66万
-
财政年份:2008
-
负责人:今井 一博
-
依托单位:
海外基金