凝縮相における光化学反応の理論的研究
凝縮相における光化学反応の理論的研究
批准号:
06219204
负责人:
天辰 禎晃
金额:
$0.51万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份:
1994
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1994 至 --
中文摘要
本年度は、申請研究課題の1つとして、極く最近実験的な報告も始まったアルゴン中におけるヨウ化シアンの光化学反応に関する理論的検討を行った。そのためにまず、ICN-Arの相互作用ポテンシャルを非経験的分子軌道法により計算し、その値をICNの各原子とArとのレナード-ジョーンズ12-6型の関数の和として表した。なお、ICNのポテンシャル関数はすでに公表したものを用いた。次に分子動力学計算を行った。周期的境界条件を科して温度一定(100K)の分子動力学法により基底状態のICNと107個のArよりなる系(密度;1.4g/cm^3)を平衡化した。次にICNを電子励起状態に上げ。4psecまでICNの変化を追跡した。非断熱遷移の取り扱いはMiller-Meyerの方法に寄った。CN断片の回転エネルギーの時間変化を調べた。I°-チャンネルに対応するポテンシャル面上にICNがいる場合は、反応の初期段階(〜100fsec)では回転エネルギーを得るが、その後徐々に緩和していく。一方、I-チャンネルの場合には、非断熱遷移によって、約300fsec後に、再度回転エネルギーを得ている。これはICNの^3II_<0+>と^1II_1のポテンシャル面の形状と関係付けて説明できる。しかし、これらに要する時間がアルゴン中では10倍近くになっており、ICNを取り巻くAr溶媒によってCN断片が効果的に回転エネルギーを得ることが阻害されるためである。また、気相中ではみられなかったこととして、回転エネルギーの揺らぎが大きいということが挙げられる。これはICNが非断熱遷移の起きる確率の大きな領域を何度も通過しているためで、気相中での光解離反応が非断熱遷移の起きる領域を1度だけ通過するのとは対照的である。また、トラジェクトリーの一部は2〜3psec後、ICNの異性体であるINCの領域にトラップされた。これは「Arマトリックス中でのICNの光化学反応により、気相中では報告のないINCを生成している可能性がある」という実験結果と定性的に一致する。
英文摘要
本年度は、申請研究課題の1つとして、極く最近実験的な報告も始まったアルゴン中におけるヨウ化シアンの光化学反応に関する理論的検討を行った。そのためにまず、ICN-Arの相互作用ポテンシャルを非経験的分子軌道法により計算し、その値をICNの各原子とArとのレナード-ジョーンズ12-6型の関数の和として表した。なお、ICNのポテンシャル関数はすでに公表したものを用いた。次に分子動力学計算を行った。周期的境界条件を科して温度一定(100K)の分子動力学法により基底状態のICNと107個のArよりなる系(密度;1.4g/cm^3)を平衡化した。次にICNを電子励起状態に上げ。4psecまでICNの変化を追跡した。非断熱遷移の取り扱いはMiller-Meyerの方法に寄った。CN断片の回転エネルギーの時間変化を調べた。I°-チャンネルに対応するポテンシャル面上にICNがいる場合は、反応の初期段階(〜100fsec)では回転エネルギーを得るが、その後徐々に緩和していく。一方、I-チャンネルの場合には、非断熱遷移によって、約300fsec後に、再度回転エネルギーを得ている。これはICNの^3II_<0+>と^1II_1のポテンシャル面の形状と関係付けて説明できる。しかし、これらに要する時間がアルゴン中では10倍近くになっており、ICNを取り巻くAr溶媒によってCN断片が効果的に回転エネルギーを得ることが阻害されるためである。また、気相中ではみられなかったこととして、回転エネルギーの揺らぎが大きいということが挙げられる。これはICNが非断熱遷移の起きる確率の大きな領域を何度も通過しているためで、気相中での光解離反応が非断熱遷移の起きる領域を1度だけ通過するのとは対照的である。また、トラジェクトリーの一部は2〜3psec後、ICNの異性体であるINCの領域にトラップされた。これは「Arマトリックス中でのICNの光化学反応により、気相中では報告のないINCを生成している可能性がある」という実験結果と定性的に一致する。
期刊论文(6)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
J.Qian: "Ab Initio Structure and Wavepacket Dynamics of ICN Bhotodissociation" Journal of Chamical Physics. 101. 9597-9609 (1994)
J.Qian:“ICN光解离的从头算结构和波包动力学”化学物理学杂志。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
J.M.Bowman: "Coupled-channel scattering calculations of ICN(A-X)photodissociation using ab initio potentials" Journal of Chemical Physics. 101. 9469-9479 (1994)
J.M.Bowman:“使用从头计算势的 ICN(A-X) 光解离的耦合通道散射计算”化学物理杂志。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
天辰 禎晃: "Ab Initio Potential Energy Surfaces and Trajectory Studies of A-band Photodissociation Dynamics:ICN^+→I+CN and I^*+CN" Journal of Chemical Physics. 100. 4894-4909 (1994)
Yoshiaki Tentatsu:“A 波段光解离动力学的从头算势能面和轨迹研究:ICN^+→I+CN 和 I^*+CN”化学物理杂志 100。4894-4909 (1994)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
ケイ素不飽和結合を有する分子の電子励起状態に関する理論的研究
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批准号:20038004
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.98万
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财政年份:2008
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负责人:天辰 禎晃
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依托单位:
ジフェニルジホスフェン類の光化学的挙動に関する理論的研究
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批准号:19029004
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.22万
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财政年份:2007
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负责人:天辰 禎晃
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依托单位:
非経験的分子軌道法によるスチルベノイドの電子励起状態とダイナミックスに関する検討
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批准号:12042212
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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资助金额:$1.47万
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财政年份:2000
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负责人:天辰 禎晃
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依托单位:
溶液内光化学反応のシミュレーションにおける非断熱遷移の取り扱いに関する研究
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批准号:08740439
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.51万
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财政年份:1996
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负责人:天辰 禎晃
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依托单位:
凝縮相における光化学反応の理論的研究
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批准号:07208205
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$0.32万
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财政年份:1995
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负责人:天辰 禎晃
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依托单位:
溶液内及び生体内における光化学反応に関する理論的研究
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批准号:05227204
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$0.64万
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财政年份:1993
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负责人:天辰 禎晃
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依托单位:
海外基金