放射線感受性予測の基礎研究

放射敏感性预测基础研究

基本信息

批准号：
08266104
负责人：
鈴木紀夫
金额：
$ 9.66万
依托单位：
The University of Tokyo
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份：
1996
资助国家：
日本
起止时间：
1996 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

腫瘍治療における放射線感受性に関与する因子を大別すると増殖性腫瘍細胞の数、血流及び酸素濃度のような生理的特性、宿主との相互作用(免疫、増殖制御因子など)、腫瘍細胞固有の感受性などがある。本研究は腫瘍細胞固有の感受性のメカニズム、関与因子の解明を通して、新しい感受性予測法、感受性制御法の開発を目的としている。本年は、放射線による二重鎖切断に依存し、放射線感受性に関与すると考えられているDNA依存性プロテインキナーゼ(DNA-PK)とがん抑制遺伝子であり細胞死、細胞周期制御に関与するp53遺伝子、放射線感受性に関与する他の遺伝子病ataxia telangiectasia遺伝子(ATM)や、未解明のナイミ-ヘン染色体不安定症候群、XRCC2、XRCC8感受性相補群について解明が進められた。精製しDNA-PKをサブユニットに分離し、特性を調べた研究から温熱による放射線の増感作用が、そのKu-サブユニットの熱不安定性のためであることが解明された。p53欠失のトランスジェニックスマウスを用いた放射線誘発奇形・胎児死の研究から、正常型p53が放射線照射後アポトーシスによる受精卵・胎児死をおこすことにより、奇形児の増加を阻止していることが分かった。一方、培養腫瘍細胞においてもp53の遺伝子操作により細胞を感受性に転換することが一般的には容易でなく、感受性に関与する他の未知因子の存在をもっと考慮すべきという結果が得られた。腫瘍細胞のp53をモニターすることにより放射線感受性を予測又操作するためにはこれから多くの研究が必要であることが示された。

肿瘤治疗中涉及辐射敏感性的因素可以大致分为生理特性，例如增殖性肿瘤细胞的数量，血流和氧浓度，与宿主的相互作用（例如免疫，生长调节剂等）和肿瘤细胞的内在敏感性。这项研究旨在通过阐明涉及肿瘤细胞的机制和因素来开发新方法来预测灵敏度和控制敏感性。 This year, the investigation into DNA-dependent protein kinase (DNA-PK), which is thought to be involved in radiation-induced double-strand breaks and is thought to be involved in radiation sensitivity, and the p53 gene, which is involved in cell death and cell cycle regulation, other genetic diseases, ataxia telangiectasia gene (ATM), which is involved in radiation sensitivity, and the unexplained Naimi-Hen染色体不稳定性综合征，XRCC2和XRCC8敏感的互补组。将纯化的DNA-PK分离为亚基的研究，并研究了DNA-PK的性能，以揭示由热量引起的辐射的敏感性效应是由于KU-Subunit的热不稳定性。已经发现，使用p53缺失的转基因小鼠对辐射诱导的畸形和胎儿死亡的研究通过引起受精卵和辐射照射后的细胞凋亡引起的胎儿死亡，以防止畸形儿童的增加。另一方面，在培养的肿瘤细胞中，通过p53的遗传操纵将细胞转化为敏感性并不容易，并且已经发现，应考虑更多涉及敏感性的其他未知因素的存在。已经显示，将来需要进行大量研究来通过监测肿瘤细胞中的p53来预测和操纵辐射敏感性。