课题基金 / 基金详情

がんの血行性転移に関与する細胞接着分子の発現制御遺伝子の研究

がんの血行性転移に関与する細胞接着分子の発現制御遺伝子の研究
癌症血行转移中细胞粘附分子表达调控基因的研究
批准号:
14030092
负责人:
神奈木 玲児
金额:
$15.49万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份:
2002
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2002 至 2004

项目摘要

项目成果

神奈木 玲児的其他基金

相似基金

相关文献

中文摘要
翻译
我々はがんの血行性転移に関与する細胞接着分子に関連する遺伝子につき研究を行っている。本年度は特に、消化器系の癌で発現が増加するシアリルルイスa(CA19-9)についゼ研究を行った。この糖鎖は血管内皮の細胞接着分子セレクチンの特異的リガンドであり、癌細胞の血管内皮への接着を媒介して血行性転移に関与する。しかし、なぜこの糖鎖の発現が癌で亢進するのか、その機序は長い間不明であり、癌化に伴って何らかのシアリルルイスaの合成酵素遺伝子が誘導されるのではないかと考えられてきた。しかし、本年度の我々の検討により、消化器癌におけるシアリルルィスaの発現亢進においては、むしろ合成不全の機序が重要な役割を演じることが判明した。我々は消化器癌におけるのうち大腸癌に焦点を合わせ解析を進めたところ、大腸組織では、非癌正常粘膜上皮細胞に、シアリルルイスaより複雑な構造を有するジシアリルルイスaが強く発現している事を見いだした。ジシアリルルイスaはシアリルルイスaにさらにシアル酸残基がひとつ2-6結合で付加した糖鎖構造を有する。その合成系はシアリルルイスaと共通しており、さらに2-6結合でシアル酸残基を付加する酵素の存在によって、非癌正常粘膜上皮細胞ではジシアウルルイスaが合成される。このことは、非癌正常粘膜上皮細胞にはシアリルルイスaの合成に必要な糖鎖関連遺伝子がすでに十分に存在しておいるが、さらに2-6結合でシアル酸残基を付加する酵素がともに発現しているために、シアリルルイスaではなくてジシアリルルイスaが発現するに至っていることを示唆している。2-6結合でシアル酸残基を付加する酵素ST6GalNAc-VIのmRNA発現は非癌大腸上皮細胞において強くし、癌細胞では著しく低下していた。細胞の悪性化に伴って本遺伝子の発現が低下し、ジシアリルルイスaの合成が障害された結果、癌細胞ではシアリルルイスaが蓄積する。糖鎖の癌性変化の機構として指摘されてきた癌化に伴う「糖鎖不全現象」の好例であると考えられた。癌細胞をトリコスタチンAなどのヒストン脱アセチル化阻害剤で飼うとST6GalNAc-VI遺伝子の発現が回復し、それにともなってシアリルルイスaが減少しジシアリルルイスaの発現が誘導された。このことは、癌細胞におけるシアリルルイスaの発現が、ST6GalNAc-VI遺伝子のエピジェネティック・サイレンシングによって引き起こされていたことを示唆する。
英文摘要
我々はがんの血行性転移に関与する細胞接着分子に関連する遺伝子につき研究を行っている。本年度は特に、消化器系の癌で発現が増加するシアリルルイスa(CA19-9)についゼ研究を行った。この糖鎖は血管内皮の細胞接着分子セレクチンの特異的リガンドであり、癌細胞の血管内皮への接着を媒介して血行性転移に関与する。しかし、なぜこの糖鎖の発現が癌で亢進するのか、その機序は長い間不明であり、癌化に伴って何らかのシアリルルイスaの合成酵素遺伝子が誘導されるのではないかと考えられてきた。しかし、本年度の我々の検討により、消化器癌におけるシアリルルィスaの発現亢進においては、むしろ合成不全の機序が重要な役割を演じることが判明した。我々は消化器癌におけるのうち大腸癌に焦点を合わせ解析を進めたところ、大腸組織では、非癌正常粘膜上皮細胞に、シアリルルイスaより複雑な構造を有するジシアリルルイスaが強く発現している事を見いだした。ジシアリルルイスaはシアリルルイスaにさらにシアル酸残基がひとつ2-6結合で付加した糖鎖構造を有する。その合成系はシアリルルイスaと共通しており、さらに2-6結合でシアル酸残基を付加する酵素の存在によって、非癌正常粘膜上皮細胞ではジシアウルルイスaが合成される。このことは、非癌正常粘膜上皮細胞にはシアリルルイスaの合成に必要な糖鎖関連遺伝子がすでに十分に存在しておいるが、さらに2-6結合でシアル酸残基を付加する酵素がともに発現しているために、シアリルルイスaではなくてジシアリルルイスaが発現するに至っていることを示唆している。2-6結合でシアル酸残基を付加する酵素ST6GalNAc-VIのmRNA発現は非癌大腸上皮細胞において強くし、癌細胞では著しく低下していた。細胞の悪性化に伴って本遺伝子の発現が低下し、ジシアリルルイスaの合成が障害された結果、癌細胞ではシアリルルイスaが蓄積する。糖鎖の癌性変化の機構として指摘されてきた癌化に伴う「糖鎖不全現象」の好例であると考えられた。癌細胞をトリコスタチンAなどのヒストン脱アセチル化阻害剤で飼うとST6GalNAc-VI遺伝子の発現が回復し、それにともなってシアリルルイスaが減少しジシアリルルイスaの発現が誘導された。このことは、癌細胞におけるシアリルルイスaの発現が、ST6GalNAc-VI遺伝子のエピジェネティック・サイレンシングによって引き起こされていたことを示唆する。
期刊论文(40)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
DOI: 10.1073/pnas.0402088101
发表时间: 2004-05-25
期刊: PROCEEDINGS OF THE NATIONAL ACADEMY OF SCIENCES OF THE UNITED STATES OF AMERICA
影响因子: 11.1
作者: [Koike, T, Kimura, N, Kanangi, R]
通讯作者: Kanangi, R
Kannagi, R.et al.: "Immunobiology of Carbohydrates、Chapter 1, Carbohydrate blood group antigens and tumor antigens"Kluwer Academic/Plenum Publishers, New York. 315(1-33) (2003)
Kannagi, R. 等人:“碳水化合物的免疫生物学,第 1 章,碳水化合物血型抗原和肿瘤抗原”Kluwer Academy/Plenum Publishers,纽约,315(1-33) (2003)。
DOI: --
发表时间:
期刊:
影响因子: --
作者: []
通讯作者:
Schakel, K., Kannagi, R.et al.: "6-Sulfo LacNAc, a novel carbohydrate modification of PSGL-1,defines an inflammatory type of human dendritic cells"Immunity. 17. 289-301 (2002)
Schakel, K.、Kannagi, R.等人:“6-Sulfo LacNAc,PSGL-1 的一种新型碳水化合物修饰,定义了人类树突状细胞的炎症类型”免疫。
DOI: --
发表时间:
期刊:
影响因子: --
作者: []
通讯作者:
Hiraiwa, N., Yabuta, T., Kannagi, R.et al.: "Transactivation of the fucosyltransferase VII gene by human T-cell leukemia virus type 1 tax through a variant cAMP-responsive element"Blood. 101. 3615-3621 (2003)
Hiraiwa, N.、Yabuta, T.、Kannagi, R.等人:“人类 T 细胞白血病病毒 1 型通过变体 cAMP 响应元件对岩藻糖基转移酶 VII 基因的反式激活”血液。
DOI: --
发表时间:
期刊:
影响因子: --
作者: []
通讯作者:
共 17 条
    硫酸化糖鎖の白血球動員とがん浸潤における役割
    • 批准号:
      03F03526
    • 项目类别:
      Grant-in-Aid for JSPS Fellows
    • 资助金额:
      $0.26万
    • 财政年份:
      2005
    • 负责人:
      神奈木 玲児
    • 依托单位:
    細胞接着分子の発現制御遺伝子の包括的評価によるがん血行性転移の予測診断法の研究
    • 批准号:
      13218149
    • 项目类别:
      Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (C)
    • 资助金额:
      $2.05万
    • 财政年份:
      2001
    • 负责人:
      神奈木 玲児
    • 依托单位:
    白血球分化における細胞接着分子セレクチンの糖鎖リガンド発現の転写制御機構
    • 批准号:
      12036227
    • 项目类别:
      Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
    • 资助金额:
      $1.34万
    • 财政年份:
      2000
    • 负责人:
      神奈木 玲児
    • 依托单位:
    細胞接着分子を利用したがんの血行性遠隔転移の早期予測診断法の研究
    • 批准号:
      12217174
    • 项目类别:
      Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (C)
    • 资助金额:
      $2.18万
    • 财政年份:
      2000
    • 负责人:
      神奈木 玲児
    • 依托单位:
    海外基金