光駆動プロトンポンプの動作機構の解明
光駆動プロトンポンプの動作機構の解明
批准号:
19042013
负责人:
古谷 祐詞
金额:
$3.58万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份:
2007
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2007 至 2008
中文摘要
世界最小のイオンポンプであるバクテリオロドプシンは、最も研究が進んでいるポンプ蛋白質であるが、そのポンプ機構は解明されたとは言い難い。本研究では、光駆動プロトンポンプの動作機構を解明するため、機能転換を含めた蛋白質の変異、光駆動ポンプ活性の計測、そして申請者のグループが世界に誇る赤外分光法を駆使した網羅的な研究を古細菌型ロドプシンに対して行った。特に、古細菌に存在するロドプシンだけでなく、真核生物や真正細菌から新たに見つかった古細菌型ロドプシンを主要な研究対象に位置付けた。本年度の研究実績として主に以下のものが挙げられる。1, 真正細菌由来のプロトンポンプタンパク質であるプロテオロドプシンの細胞質側ループ部位にArgを導入したA178R変異体では、吸収極大波長が20mmほど長波長シフトした。これまでの常識に反し、発色団レチナールから25Aも離れた部位の変異が吸収スペクトルに影響するという特異な現象を発見した成果である(M. Yoshitsugu et al. Angew. Chem. Iht. Ed, 2008)。2, 生理的条件下では光センサーとしてはたらくが、情報伝達タンパク質が存在しない条件下ではプロトンポンプ活性を示すファラオニスフォボロドプシンについて、そのプロトン放出基の同定を全反射赤外分光計測により行った。その結果、Asp193が塩化物イオンの存在下でプロトン化しており、それが光反応中間体で解離することでプロトン放出を行っていることを明らかにした(Y. Kitade et al. Biochemistry 2008)。光反応を必要としないイオン結合誘起赤外差スペクトル計測は、他のイオン輸送タンパク質にも適用可能であり、汎用性の高い手法であることを示した。
英文摘要
世界最小のイオンポンプであるバクテリオロドプシンは、最も研究が進んでいるポンプ蛋白質であるが、そのポンプ機構は解明されたとは言い難い。本研究では、光駆動プロトンポンプの動作機構を解明するため、機能転換を含めた蛋白質の変異、光駆動ポンプ活性の計測、そして申請者のグループが世界に誇る赤外分光法を駆使した網羅的な研究を古細菌型ロドプシンに対して行った。特に、古細菌に存在するロドプシンだけでなく、真核生物や真正細菌から新たに見つかった古細菌型ロドプシンを主要な研究対象に位置付けた。本年度の研究実績として主に以下のものが挙げられる。1, 真正細菌由来のプロトンポンプタンパク質であるプロテオロドプシンの細胞質側ループ部位にArgを導入したA178R変異体では、吸収極大波長が20mmほど長波長シフトした。これまでの常識に反し、発色団レチナールから25Aも離れた部位の変異が吸収スペクトルに影響するという特異な現象を発見した成果である(M. Yoshitsugu et al. Angew. Chem. Iht. Ed, 2008)。2, 生理的条件下では光センサーとしてはたらくが、情報伝達タンパク質が存在しない条件下ではプロトンポンプ活性を示すファラオニスフォボロドプシンについて、そのプロトン放出基の同定を全反射赤外分光計測により行った。その結果、Asp193が塩化物イオンの存在下でプロトン化しており、それが光反応中間体で解離することでプロトン放出を行っていることを明らかにした(Y. Kitade et al. Biochemistry 2008)。光反応を必要としないイオン結合誘起赤外差スペクトル計測は、他のイオン輸送タンパク質にも適用可能であり、汎用性の高い手法であることを示した。
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赤外分光法による膜タンパク質の機能発現機構の解析-セルセンサー、チャネル、トランスポーターへの適用-
利用红外光谱分析膜蛋白的功能表达机制 - 在细胞传感器、通道和转运蛋白中的应用 -
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
影响因子:
--
作者:
[古谷祐詞, 神取秀樹, 古谷祐詞]
通讯作者:
古谷祐詞
センサリーロドプシンIの正の走光性のための情報伝達におけるTyrの役割
Tyr 在感觉视紫红质 I 正趋光性信号传导中的作用
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
影响因子:
--
作者:
[高橋はづき, 古谷祐詞, 佐々木純, John.L Spudich, 神取秀樹]
通讯作者:
神取秀樹
光センサーに変換したバクテリオロドプシンの構造と構造変化
细菌视紫红质转化为光传感器的结构和结构变化
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
影响因子:
--
作者:
[須藤雄気, 古谷祐詞, 神取秀樹, John L. Spudich]
通讯作者:
John L. Spudich
DOI:
10.1074/jbc.m802990200
发表时间:
2008-08-29
期刊:
JOURNAL OF BIOLOGICAL CHEMISTRY
影响因子:
4.8
作者:
[Kitajima-Ihara, Tomomi, Furutani, Yuji, Sudo, Yuki]
通讯作者:
Sudo, Yuki
FTIR Study of Nitrate-bound pharaonis Halorhodopsin
硝酸盐结合的鹳盐视紫红质的 FTIR 研究
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Keisuke Nakashima, Mikihiro Shibata, Makoto Demura and Hideki Kandori]
通讯作者:
Makoto Demura and Hideki Kandori
共 67 条
孤立ナノ空間に形成された水クラスターの水素結合ダイナミクス解析
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批准号:20050013
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$2.24万
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财政年份:2008
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负责人:古谷 祐詞
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依托单位:
古細菌型ロドプシンの新奇情報伝達機構の解明
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批准号:19045015
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$4.03万
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财政年份:2007
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负责人:古谷 祐詞
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依托单位:
ATR-FTIR分光法によるロドプシンのタンパク質間相互作用の解析
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批准号:18870014
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (Start-up)
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资助金额:$1.74万
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财政年份:2006
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负责人:古谷 祐詞
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依托单位:
時間分解赤外分光法によるロドプシンの情報伝達過程でのタンパク質間相互作用の解明
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批准号:05J02511
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$0.77万
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财政年份:2005
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负责人:古谷 祐詞
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依托单位:
偏光赤外分光法を用いたロドプシンの構造変化過程の原子レベルでの解析
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批准号:03J05268
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.15万
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财政年份:2003
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负责人:古谷 祐詞
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依托单位:
海外基金