電子伝達蛋白質複合体の構造化学的解明とその会合・解離の分子機構
電子伝達蛋白質複合体の構造化学的解明とその会合・解離の分子機構
批准号:
20051002
负责人:
石森 浩一郎
金额:
$3.84万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份:
2008
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2008 至 2009
中文摘要
本年度に得られた研究成果の概要は以下のとおりである.1.シトクロム酸化酵素(CcO)の結合により誘起されるシトクロムc(Cytc)における構造変化の解明Cyt cまその電子受容体であるCcOと結合し,CcO-Cytc電子伝達複合体を形成する際には,その立体構造が変化することで電子伝達反応を制御していると考えられる.一般にはこのような高分子量の膜蛋白質であるCcOを含む蛋白質複合体の構造解析は困難であるが,^<15>NラベルしたCyt cを用いて3D-^1H-^<15>N NOESYHSQC(^<15>N-edited NOESY)を用いることで,CcO結合によるCytcの構造変化を検出することに成功した.特に,本研究者等のこれまでの研究から推定されたCyt cのCcOに対する相互作用部位周辺がCcOの結合に伴い有意な構造変化が観測され,Cyt cはCcOと電子伝達複合体を形成する際にはその相互作用部位付近に特異的な構造変化を起こすことが示唆された.今後さらに定量的な構造解析を進めることにより,構造変化による電子伝達の制御機構が明らかになると期待できる.2.ドッキングシミュレーションによるCcO側の会合部位の同定 東京大学の北尾准教授の研究グループと共同で,CcO-Cytc電子伝達複合体形成の際のCcO側の相互作用部位について検討を行った.剛体モデルを用いたドッキングシミュレーションの結果,Cyt c側の相互作用部位は本研究者らがNMRを用いて実験的に明らかにした部位と一致し,一方,CcO側も予想通り,負電荷と疎水性のアミノ酸残基による相互作用部位の形成が認められた.さらにここで得られた結果についてMDを適用することにより,さらに詳細にCcO)側の相互作用部位を明らかにすることで,CcO側からもCcO-Cytc間の電子伝達機構を解明できると期待できる.
英文摘要
本年度に得られた研究成果の概要は以下のとおりである.1.シトクロム酸化酵素(CcO)の結合により誘起されるシトクロムc(Cytc)における構造変化の解明Cyt cまその電子受容体であるCcOと結合し,CcO-Cytc電子伝達複合体を形成する際には,その立体構造が変化することで電子伝達反応を制御していると考えられる.一般にはこのような高分子量の膜蛋白質であるCcOを含む蛋白質複合体の構造解析は困難であるが,^<15>NラベルしたCyt cを用いて3D-^1H-^<15>N NOESYHSQC(^<15>N-edited NOESY)を用いることで,CcO結合によるCytcの構造変化を検出することに成功した.特に,本研究者等のこれまでの研究から推定されたCyt cのCcOに対する相互作用部位周辺がCcOの結合に伴い有意な構造変化が観測され,Cyt cはCcOと電子伝達複合体を形成する際にはその相互作用部位付近に特異的な構造変化を起こすことが示唆された.今後さらに定量的な構造解析を進めることにより,構造変化による電子伝達の制御機構が明らかになると期待できる.2.ドッキングシミュレーションによるCcO側の会合部位の同定 東京大学の北尾准教授の研究グループと共同で,CcO-Cytc電子伝達複合体形成の際のCcO側の相互作用部位について検討を行った.剛体モデルを用いたドッキングシミュレーションの結果,Cyt c側の相互作用部位は本研究者らがNMRを用いて実験的に明らかにした部位と一致し,一方,CcO側も予想通り,負電荷と疎水性のアミノ酸残基による相互作用部位の形成が認められた.さらにここで得られた結果についてMDを適用することにより,さらに詳細にCcO)側の相互作用部位を明らかにすることで,CcO側からもCcO-Cytc間の電子伝達機構を解明できると期待できる.
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
呼吸鎖末端酸化酵素における電子伝達複合体の動的構造解析
呼吸链末端氧化酶电子传递复合物的动态结构分析
DOI:
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发表时间:
2008
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Ishimori, K., 坂本光一他]
通讯作者:
坂本光一他
Structural Analysis and Dynamics of Electron Transfer Complex between Cytochrome c and Cytochrome c Oxidase
细胞色素c与细胞色素c氧化酶之间电子传递复合物的结构分析和动力学
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Ishimori, K.]
通讯作者:
K.
高圧分光法を用いた蛋白質における構造的揺らぎの解析
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批准号:19029002
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.22万
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财政年份:2007
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负责人:石森 浩一郎
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依托单位:
圧力を用いた分子体積プロファイル解析による蛋白質立体構造形成過程での水分子の寄与
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批准号:18031001
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$8.32万
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财政年份:2006
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负责人:石森 浩一郎
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依托单位:
ヘム依存性転写制御複合体の構造と機能
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批准号:18054002
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$4.16万
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财政年份:2006
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负责人:石森 浩一郎
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依托单位:
圧力を用いた蛋白質立体構造形成の遷移過程における水分子の寄与の解明
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批准号:16041226
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$5.95万
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财政年份:2004
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负责人:石森 浩一郎
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依托单位:
急速凍結分光法を使った金属酵素およびセンサー蛋白質の反応機構の研究
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批准号:15657027
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$1.92万
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财政年份:2003
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负责人:石森 浩一郎
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依托单位:
セグメント特異的同位体ラベルP450を用いた電子伝達相互作用部位の解明
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批准号:14658217
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$1.22万
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财政年份:2002
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负责人:石森 浩一郎
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依托单位:
モジュール置換による新規金属蛋白質の分子設計
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批准号:05858089
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.51万
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财政年份:1993
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负责人:石森 浩一郎
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依托单位:
カセット変異法による機能改変ヘム蛋白質の分子設計
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批准号:04858073
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.51万
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财政年份:1992
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负责人:石森 浩一郎
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依托单位:
ハイブリッド化ヘム蛋白質の分子設計と合成
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批准号:03780152
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.51万
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财政年份:1991
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负责人:石森 浩一郎
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依托单位:
ヘム蛋白質の蛋白質工学
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批准号:02780235
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.51万
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财政年份:1990
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负责人:石森 浩一郎
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依托单位:
ヘムタンパク質の機能発現における高次構造の役割と相互作用の分子機構に関する研究
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批准号:62790145
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$1.22万
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财政年份:1987
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负责人:石森 浩一郎
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依托单位:
海外基金