細胞間情報伝達におけるアラキドン酸カスケードの役割の正当な評価

验证花生四烯酸级联在细胞间通讯中的作用

基本信息

批准号：
63641506
负责人：
清水孝雄
金额：
$ 1.15万
依托单位：
The University of Tokyo
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份：
1988
资助国家：
日本
起止时间：
1988 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

細胞間の情報伝達系におけるアラキドン酸カスケード、とりわけロイコトリエン関連物質の役割を正当に評価し、その可能性と限界を明らかにするのが本研究の目的である。本年度は以下の様な実績をあげた。1.ロイコトリエンC4合成酵素の精製と抗体作製。ロイコトリエンC4は細胞内カルシウムの上昇や、平滑筋収縮作用を持っているが、その生合成系は明らかになっていない。我々はモルモット肺に最も活性が強い事を見出し、このミクロソーム画分より界面活性剤を用い酵素を可溶化し、さらに種々のカラムクロマトグラフィーにて部分精製した。酵素は極めて不安定なため完全精製には成功していないが、従来、この反応を触媒する。と考えられて来たグルタチオンS転移酵素と分離され、極めて特異的な酵素である事が明らかとなった。現在、本酵素の単クローン抗体を作製しており、これを用いた免疫組織学的研究や遺伝子クローニングの準備を進めている。2.ロイコトリエンA4水解酵素cDNAの発現と抗体作製。既にクローニングが終了した同酵素cDNAを大腸菌内で活性を有した形で発現させ、酵素の大量入手が可能となった。この酵素(融合蛋白)を用いてポリクローン抗体を作製し、さらに免疫親和性カラムを作製した。精製された抗体を用い、1組織学的手法で酵素の局在の解明、2免疫沈降法による酵素量の変動測定を行い、刺激に応じた本物質の合成調節を分子レベルで明かにする予定である。3.細胞膜ロイコトリエン受容体の単離同定。分子レベルでのロイコトリエンの機能解明を目的に、細胞膜受容体の単離とポストレセプターの反応を解析している。本項目は、研究の端緒についたばかりであり、次年度以降が期待されている。

这项研究的目的是公正地评估蛛网膜酸级联对细胞间信号系统中的作用，尤其是白三烯相关物质，并阐明其潜力和局限性。今年，我们获得了以下结果：1。白细胞C4合酶和抗体产生的纯化。白三烯C4具有细胞内钙抬高和平滑肌收缩效果，但尚未揭示其生物合成系统。我们发现它是豚鼠肺中最活跃的，并且从该微粒体级分，使用表面活性剂溶解酶，并通过各种柱色谱法部分纯化。该酶非常不稳定，并且在完全纯化方面尚未成功，但传统上已经催化了这一反应。它与谷胱甘肽S-转移酶分离，这被认为是这种情况，并且发现它是一种极为特异的酶。目前，正在生产用于该酶的单克隆抗体，并为使用它们进行了用于免疫组织化学研究和基因克隆的准备。 2。白三烯A4水解酶和抗体产生的表达。已经克隆的酶cDNA以大肠杆菌的活性表达，使得获得大量酶。该酶（融合蛋白）用于产生多克隆抗体，并进一步制备免疫亲和力柱。使用纯化的抗体，我们将使用一种组织学方法和2种免疫沉淀方法来阐明酶的定位，以测量酶的量，并在分子水平上揭示该物质对刺激的响应调节的合成调节。 3。质膜白三烯受体的分离和鉴定。为了阐明白细胞在分子水平的功能，我们分析了细胞膜受体的分离和后受体的反应。该项目刚刚开始研究，预计将于明年及以后开始。