高転移性細胞に対するIGFーIの作用の解析
高転移性細胞に対するIGFーIの作用の解析
批准号:
03152133
负责人:
矢守 隆夫
金额:
$1.73万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Cancer Research
财政年份:
1990
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1990 至 1991
中文摘要
高転移性NLー17細胞に対するIGFーIの増殖促進効果は、その血中レベルの1/10以下の濃度(10ng/ml)で認めれる。一方、低転移性NLー44細胞に対するIGFーIの効果は弱い。両者の間で、IGFーIレセプタ-発現の差は見られなかったが、NLー17細胞ではIGFーI刺激により、150〜160kDa(pp150/160)の細胞質蛋白に著明なチロシンリン酸化が認められ、このリン酸化の程度は、NLー44細胞に比べ有意に高いことが判明した。この反応はEGF、PDGFでは惹起されずIGFーIに特異的であった。pp150/160のチロシンリン酸化はIGFーI添加後10秒以内に認められ、IGFーIを除去すると30分以内で基底状態に復帰した。以上のことから、pp150/160はIGFーIのシグナル伝達に重要な役割をなすと考えられた。そこで、増殖因子レセプタ-キナ-ゼの基質として注目されているホスホリパ-ゼCγ(PLCγ)およびホスファチジルイノシト-ル3キナ-ゼ(PI3K)との関連を調べた。PLCγ(145kDa)はその分子量がpp150/160と近いが、IGFーIではPLCγのチロシンリン酸化はおこらず両者は異なる分子であった。一方、IGFーI刺激したNLー17細胞抽出液を抗PI3Kモノクロ-ナル抗体CA3(東京大学農学部福井泰久博士より供与された)で免疫沈降し、沈降物を抗リン酸チロシン抗体によりイムノブロットした結果、PI3Kにチロシンリン酸化されたpp150/160が結合していることが明らかとなった。従って、pp150/160はIGFーI刺激によりチロシンリン酸化されPI3Kに結合することによってIGFーIのシグナル伝達に関与することが示唆された。pp150/160のチロシンリン酸化体の精製を行なうため、モノクロ-ナル抗リン酸チロシン抗体MAb25.2G2産生ハイブリド-マを樹立した。この抗体で作製したアフィニティカラムに、IGFーI刺激したNLー17細胞抽出液をかけることによりpp150/160の濃縮と部分精製に成功した。この画分には、pp150/160以外の微量蛋白のチロシンリン酸化体が含まれており、さらに精製を進めている。
英文摘要
高転移性NLー17細胞に対するIGFーIの増殖促進効果は、その血中レベルの1/10以下の濃度(10ng/ml)で認めれる。一方、低転移性NLー44細胞に対するIGFーIの効果は弱い。両者の間で、IGFーIレセプタ-発現の差は見られなかったが、NLー17細胞ではIGFーI刺激により、150〜160kDa(pp150/160)の細胞質蛋白に著明なチロシンリン酸化が認められ、このリン酸化の程度は、NLー44細胞に比べ有意に高いことが判明した。この反応はEGF、PDGFでは惹起されずIGFーIに特異的であった。pp150/160のチロシンリン酸化はIGFーI添加後10秒以内に認められ、IGFーIを除去すると30分以内で基底状態に復帰した。以上のことから、pp150/160はIGFーIのシグナル伝達に重要な役割をなすと考えられた。そこで、増殖因子レセプタ-キナ-ゼの基質として注目されているホスホリパ-ゼCγ(PLCγ)およびホスファチジルイノシト-ル3キナ-ゼ(PI3K)との関連を調べた。PLCγ(145kDa)はその分子量がpp150/160と近いが、IGFーIではPLCγのチロシンリン酸化はおこらず両者は異なる分子であった。一方、IGFーI刺激したNLー17細胞抽出液を抗PI3Kモノクロ-ナル抗体CA3(東京大学農学部福井泰久博士より供与された)で免疫沈降し、沈降物を抗リン酸チロシン抗体によりイムノブロットした結果、PI3Kにチロシンリン酸化されたpp150/160が結合していることが明らかとなった。従って、pp150/160はIGFーI刺激によりチロシンリン酸化されPI3Kに結合することによってIGFーIのシグナル伝達に関与することが示唆された。pp150/160のチロシンリン酸化体の精製を行なうため、モノクロ-ナル抗リン酸チロシン抗体MAb25.2G2産生ハイブリド-マを樹立した。この抗体で作製したアフィニティカラムに、IGFーI刺激したNLー17細胞抽出液をかけることによりpp150/160の濃縮と部分精製に成功した。この画分には、pp150/160以外の微量蛋白のチロシンリン酸化体が含まれており、さらに精製を進めている。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
矢守 隆夫,鶴尾 隆: "癌転移と増殖因子" 蛋白質 核酸 酵素. 36. 1400-1405 (1991)
Takao Yamori、Takashi Tsuruo:“癌症转移和生长因子”蛋白质核酸酶 36. 1400-1405 (1991)
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Yamori,T.et al.: "Insulin-like growth factor I rapidly induces tyrosine phosphorylation of a Mr 150,000 and a Mr 160,000 protein in highly metastatic mouse colon carcinoma 26 NL-17 cells." Cancer Res.51. 5859-5865 (1991)
Yamori,T.等人:“在高度转移的小鼠结肠癌 26 NL-17 细胞中,胰岛素样生长因子 I 快速诱导 Mr 150,000 和 Mr 160,000 蛋白的酪氨酸磷酸化。”
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
PI3キナーゼを標的とするがん治療
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批准号:20015048
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$7.1万
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财政年份:2008
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负责人:矢守 隆夫
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依托单位:
PI3キナーゼを分子標的にした新たな治療戦略の開発
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批准号:18015049
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$6.46万
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财政年份:2006
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负责人:矢守 隆夫
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依托单位:
がん細胞パネルと計算機による3次元ファーマコフォアの抽出
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批准号:15659028
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$1.98万
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财政年份:2003
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负责人:矢守 隆夫
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依托单位:
特定細胞をターゲットとする遺伝子治療に向けての革新的技術の開発
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批准号:04807163
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$1.22万
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财政年份:1992
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负责人:矢守 隆夫
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依托单位:
大腸癌の肝転移を決定する因子の解析
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批准号:04152130
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项目类别:Grant-in-Aid for Cancer Research
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资助金额:$2.05万
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财政年份:1992
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负责人:矢守 隆夫
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依托单位:
高転移性細胞に対するIGFーIの作用の解析
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批准号:02152122
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项目类别:Grant-in-Aid for Cancer Research
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资助金额:$1.92万
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财政年份:1990
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负责人:矢守 隆夫
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依托单位:
海外基金