自己免疫性甲状腺疾患においてT細胞が認識するチログロブリンの甲原構造に関する研究
自己免疫性甲状腺疾患においてT細胞が認識するチログロブリンの甲原構造に関する研究
批准号:
61570444
负责人:
河野 陽一
金额:
$1.15万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
财政年份:
1986
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1986 至 --
中文摘要
チログロブリン(Tg)は、分子量約66万の大きな糖蛋白であり、その分子表面には多数の抗原決定基が表現されている。しかし、このTgの分子構造,およびTgに対する自己免疫応答にて認識される抗原決定基の部位としてその構造は、判明していない。我々は、今までに、Tgに対する自己抗体の認識する抗原決定基は、Tgの極めて限局された部位に存在し、異なった種属間に共通に存在していること,そしてこの決定基の構造はTgの高次構造よりなることを明らかにしてきた。今回は、橋本病患者T細胞の認識するTg抗原決定基を、Tgに対するT細胞の分裂能を指標として解析した。これより以下の点が明らかとなった。1.T細胞は、種属の異なる動物由来のTgにも高応答性を示すことから、種属間に共通に存在するTg抗原決定基を認識している。2.自己抗体も種属間に共通のTg抗原決定基を認識している。これより同一患者における抗体とT細胞の異種動物Tgへの特異性を比較したところ、抗体とT細胞ではその特異性が異なっていた。すなわち、T細胞とB細胞はTgの異なった部位を認識していると考えられた。3.19sTgをStaphylococcus aureus V8プロテアーゼで処理後、高速液体クロマトグラフィにてTgフラグメントの分画を行なった。その結果、390K,230K,100K,42.5K,25K,14Kの6つのTgフラグメント分画を得た。T細胞は、これらすべての分画に応答性を示した。4.Tgをジチオスレイトール(DTT)にて処理し、Tgのジスルフィド結合を切断することによりTg高次構造を変化させた。このDTT処理Tgに自己抗体は、ほとんど結合できないが、T細胞は自然Tgに対するのと同様にDTT処理Tgに高応答性を示した。以上より、橋本病患者T細胞は種属間に共通に存在する抗原決定基を認識し、自己抗体がTgの高次構造を選択的に認識しているのに対し、T細胞は主にTgの一次構造よりなる抗原決定基に対して応答していると考えられた。
英文摘要
チログロブリン(Tg)は、分子量約66万の大きな糖蛋白であり、その分子表面には多数の抗原決定基が表現されている。しかし、このTgの分子構造,およびTgに対する自己免疫応答にて認識される抗原決定基の部位としてその構造は、判明していない。我々は、今までに、Tgに対する自己抗体の認識する抗原決定基は、Tgの極めて限局された部位に存在し、異なった種属間に共通に存在していること,そしてこの決定基の構造はTgの高次構造よりなることを明らかにしてきた。今回は、橋本病患者T細胞の認識するTg抗原決定基を、Tgに対するT細胞の分裂能を指標として解析した。これより以下の点が明らかとなった。1.T細胞は、種属の異なる動物由来のTgにも高応答性を示すことから、種属間に共通に存在するTg抗原決定基を認識している。2.自己抗体も種属間に共通のTg抗原決定基を認識している。これより同一患者における抗体とT細胞の異種動物Tgへの特異性を比較したところ、抗体とT細胞ではその特異性が異なっていた。すなわち、T細胞とB細胞はTgの異なった部位を認識していると考えられた。3.19sTgをStaphylococcus aureus V8プロテアーゼで処理後、高速液体クロマトグラフィにてTgフラグメントの分画を行なった。その結果、390K,230K,100K,42.5K,25K,14Kの6つのTgフラグメント分画を得た。T細胞は、これらすべての分画に応答性を示した。4.Tgをジチオスレイトール(DTT)にて処理し、Tgのジスルフィド結合を切断することによりTg高次構造を変化させた。このDTT処理Tgに自己抗体は、ほとんど結合できないが、T細胞は自然Tgに対するのと同様にDTT処理Tgに高応答性を示した。以上より、橋本病患者T細胞は種属間に共通に存在する抗原決定基を認識し、自己抗体がTgの高次構造を選択的に認識しているのに対し、T細胞は主にTgの一次構造よりなる抗原決定基に対して応答していると考えられた。
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斉藤公幸: 日本内分泌学会雑誌. 62. 347 (1986)
Kimiyuki Saito:日本内分泌学会杂志 62. 347 (1986)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
下条直樹: 日本内分泌学会雑誌. 62. 346 (1986)
Naoki Shimojo:日本内分泌学会杂志 62. 346 (1986)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Shimojo,N.: Acta Endocrinol.【III】. 481-486 (1986)
Shimojo,N.:内分泌学报[III]。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Kohno.Y.: Clin.Exp.Immunol.65. 534-541 (1986)
Kohno.Y.:Clin.Exp.Immunol.65。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
食物アレルギー患者における食物アレルゲン特異的細胞の抗原認識機構
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批准号:06265203
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.6万
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财政年份:1994
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负责人:河野 陽一
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依托单位:
卵アレルギー患者における卵白アルブミンに対するT細胞の認識機構に関する研究
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批准号:05272203
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.28万
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财政年份:1993
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负责人:河野 陽一
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依托单位:
川崎病冠動脈炎の発生機構に関する免疫学的解析
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批准号:63570383
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$0.7万
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财政年份:1988
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负责人:河野 陽一
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依托单位:
自己免疫性甲状腺疾患における甲状腺ペルオキシダーゼの抗原性と抗原構造に関する研究
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批准号:62570414
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$1.28万
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财政年份:1987
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负责人:河野 陽一
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依托单位:
自己免疫性甲状腺疾患におけるチログロブリンの抗原性と抗原構造に関する研究
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批准号:60570423
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$1.09万
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财政年份:1985
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负责人:河野 陽一
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依托单位:
自己免疫性甲状腺疾患におけるサイログロブリンの抗原性と自己抗体特異性に関する研究
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批准号:59770636
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.64万
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财政年份:1984
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负责人:河野 陽一
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依托单位:
海外基金