RAS遺伝子によるイノシトール燐脂質カスケード調節
RAS遺伝子によるイノシトール燐脂質カスケード調節
批准号:
63015015
负责人:
宇野 功
金额:
$3.84万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Cancer Research
财政年份:
1988
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1988 至 --
中文摘要
酵母細胞においてもRAS遺伝子が見いだされ,その機能を明らかにしてきた。本研究ではRAS遺伝子産物のイノシトールリン脂質カスケードの調節機構について明らかにした。酵母細胞においても高等動物においてみられるイノシトールりん脂質カスケードと同様のシステムが存在することを明らかにした。ホスファチジルイノシトールがPIキナーゼによってりん酸化され,PIPが合成され,さらにPIPキナーゼによってりん酸化されてPIP_2が形成される。PIP_2はホスホリパーゼとによって分解され,IP_3とDGになり,IP_3は細胞内でのCa^2+^<>遊離を,DGはプロテインキナーゼとを活性化すると考えられている。PIP_2に特異的に反応する抗体を調製し,この抗体に対する感受性を利用してイノシトールりん脂質カスケードに変異をおこした突然変異株の分離を試みた (但しその前に増殖が温度感受性でG1期停止するものを選択しておく) 。このような方法で各種の突然変異株を分離することができた。これらのなかにPIキナーゼあるいはPIPキナーゼが温度感受性になった株が含まれていた。これらの株の細胞を制限温度下で培養し,G1期停止させ,PIP_2を電気穿孔法で導入すると細胞増殖を行った。この結果,これらの株ではPIP_2が合成できなっために細胞増殖が停止したものと考えられる。さらにRAS遺伝子を破壊した株でも同様にPIキナーゼ活性が低下し,PIP_2合成速度が低下することがわかった。しかしこの場合はPIP_2を導入してもその効果がみられなかった。この結果はRAS遺伝子は直接PIP_2合成に関与しているのではなく他のシステムを介して間接的に働いているものと考えられる。以上のようにRAS遺伝子は間接的にイノシトールりん脂質カスケードを正に制御し,細胞増殖を制御していることが明らかとなった。
英文摘要
酵母細胞においてもRAS遺伝子が見いだされ,その機能を明らかにしてきた。本研究ではRAS遺伝子産物のイノシトールリン脂質カスケードの調節機構について明らかにした。酵母細胞においても高等動物においてみられるイノシトールりん脂質カスケードと同様のシステムが存在することを明らかにした。ホスファチジルイノシトールがPIキナーゼによってりん酸化され,PIPが合成され,さらにPIPキナーゼによってりん酸化されてPIP_2が形成される。PIP_2はホスホリパーゼとによって分解され,IP_3とDGになり,IP_3は細胞内でのCa^2+^<>遊離を,DGはプロテインキナーゼとを活性化すると考えられている。PIP_2に特異的に反応する抗体を調製し,この抗体に対する感受性を利用してイノシトールりん脂質カスケードに変異をおこした突然変異株の分離を試みた (但しその前に増殖が温度感受性でG1期停止するものを選択しておく) 。このような方法で各種の突然変異株を分離することができた。これらのなかにPIキナーゼあるいはPIPキナーゼが温度感受性になった株が含まれていた。これらの株の細胞を制限温度下で培養し,G1期停止させ,PIP_2を電気穿孔法で導入すると細胞増殖を行った。この結果,これらの株ではPIP_2が合成できなっために細胞増殖が停止したものと考えられる。さらにRAS遺伝子を破壊した株でも同様にPIキナーゼ活性が低下し,PIP_2合成速度が低下することがわかった。しかしこの場合はPIP_2を導入してもその効果がみられなかった。この結果はRAS遺伝子は直接PIP_2合成に関与しているのではなく他のシステムを介して間接的に働いているものと考えられる。以上のようにRAS遺伝子は間接的にイノシトールりん脂質カスケードを正に制御し,細胞増殖を制御していることが明らかとなった。
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Kato,H.;Uno,I.;Ishikawa,T.;Tekanawa,T.: J.Biol.Chem.(1989)
加藤,H.;宇野,I.;石川,T.;Tekanawa,T.:J.Biol.Chem.(1989)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Uno,I.;Fukami,K.;Kato,H.;Takenawa,T.;Ishikawa: Nature. 333. 188-190 (1988)
宇野,I.;深见,K.;加藤,H.;竹绳,T.;石川:自然。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Uno,I.;Oshima,T.;Ishikawa,T.: Exp.Cell Res.176. 360-365 (1988)
Uno,I.;Oshima,T.;Ishikawa,T.:Exp.Cell Res.176。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Ishikawa,T.;Matsumoto,K.;Uno,I.: Methols in zynoiogy. 159. 27-42 (1988)
Ishikawa,T.;Matsumoto,K.;Uno,I.:酶学中的方法。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Simna,Y.;Uno,I.;Hoshiba,H.;Ishikawa,T.: J.Gen.Apple M; biol.34. 111-117 (1988)
Simna,Y.;Uno,I.;Hoshiba,H.;Ishikawa,T.:J.Gen.Apple M;
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
共 6 条
酵母細胞周期の遺伝的制御
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批准号:01440001
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (A)
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资助金额:$18.11万
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财政年份:1989
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负责人:宇野 功
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依托单位:
酵母におけるcAMPによる細胞機能の調節
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批准号:01641508
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.09万
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财政年份:1989
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负责人:宇野 功
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依托单位:
酵母における細胞複製の制御
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批准号:63615504
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.6万
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财政年份:1988
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负责人:宇野 功
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依托单位:
酵母におけるcAMPによる細胞機能の調節
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批准号:63641507
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.09万
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财政年份:1988
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负责人:宇野 功
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依托单位:
酵母における細胞複製の制御
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批准号:62615507
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.54万
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财政年份:1987
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负责人:宇野 功
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依托单位:
酵母細胞におけるカルシウムイオンによる細胞機能の調節
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批准号:60223014
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项目类别:Grant-in-Aid for Special Project Research
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资助金额:$0.96万
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财政年份:1985
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负责人:宇野 功
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依托单位:
酵母細胞における cyclicAMP の役割についての遺伝生化学的研究
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批准号:58480001
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (B)
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资助金额:$2.5万
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财政年份:1983
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负责人:宇野 功
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依托单位:
菌類の形態形成における cyclicAMP の役割に関する遺伝学的研究
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批准号:58219009
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项目类别:Grant-in-Aid for Special Project Research
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资助金额:$0.96万
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财政年份:1983
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负责人:宇野 功
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依托单位:
呼吸機能が発声機能に及ぼす影響に関する研究
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批准号:57771076
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.29万
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财政年份:1982
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负责人:宇野 功
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依托单位:
海外基金