弓部・胸腹部大動脈瘤手術時の脳・脊髄保護に関する基礎的研究
弓部・胸腹部大動脈瘤手術時の脳・脊髄保護に関する基礎的研究
批准号:
04670818
负责人:
榊原 譲
金额:
$0.0万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
财政年份:
1992
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1992 至 --
中文摘要
弓部大動脈瘤手術時の脳保護と胸腹部大動脈瘤手術時の脊髄保護は手術治療の鍵を握る重要な問題である。無血視野での手術を行なうためには、中枢神経系への血流を途絶した状態が理想ではあるが、中枢神経系自体の保護の観点からは、血流途絶時間に制限がある。この問題を解決するために基礎実験を行なった。家兎腹部大動脈遮断脊髄虚血モデルを用いて、虚血中に、プロスタグランディンE1/マンニトール/バルビタールを含んだ希釈冷却血液(Ht:5%,15℃)を15分毎に間欠的に灌流をしたものとこれを行なわなかったコントロール群で、再灌流後の脊髄表面の微小循環を比較した。また同様の保護液を雑種成犬脳血流遮断モデルに用いて、この再灌流後の脳組織血流状態と病理学的検討に加えて脳組織水分含量について比較検討した。中枢神経系への血流単純遮断法に比較して、今回の検討では脊髄虚血モデル/脳虚血モデルとともに再灌流後の水分含有量を押さえることが可能であり、reactivehyperemiaも押さえられた。このことから、虚血中の脳神経障害が軽減されたものと判断された。本実験で用いた保護液灌流法は、弓部/胸腹部の大動脈瘤手術時の保護手段として、血流遮断時間の延長を可能にせしめえるのに有望と考えられた。今後高エネルギー燐酸化合物保存状態について検討し臨床応用可能かどうか検討していきたい。
英文摘要
弓部大動脈瘤手術時の脳保護と胸腹部大動脈瘤手術時の脊髄保護は手術治療の鍵を握る重要な問題である。無血視野での手術を行なうためには、中枢神経系への血流を途絶した状態が理想ではあるが、中枢神経系自体の保護の観点からは、血流途絶時間に制限がある。この問題を解決するために基礎実験を行なった。家兎腹部大動脈遮断脊髄虚血モデルを用いて、虚血中に、プロスタグランディンE1/マンニトール/バルビタールを含んだ希釈冷却血液(Ht:5%,15℃)を15分毎に間欠的に灌流をしたものとこれを行なわなかったコントロール群で、再灌流後の脊髄表面の微小循環を比較した。また同様の保護液を雑種成犬脳血流遮断モデルに用いて、この再灌流後の脳組織血流状態と病理学的検討に加えて脳組織水分含量について比較検討した。中枢神経系への血流単純遮断法に比較して、今回の検討では脊髄虚血モデル/脳虚血モデルとともに再灌流後の水分含有量を押さえることが可能であり、reactivehyperemiaも押さえられた。このことから、虚血中の脳神経障害が軽減されたものと判断された。本実験で用いた保護液灌流法は、弓部/胸腹部の大動脈瘤手術時の保護手段として、血流遮断時間の延長を可能にせしめえるのに有望と考えられた。今後高エネルギー燐酸化合物保存状態について検討し臨床応用可能かどうか検討していきたい。
期刊论文(3)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
榊原 謙 他: "心臓・大血管術後の中枢神経合併症" 外科. 53. 812-817 (1991)
Ken Sakakibara 等:“心脏/大血管手术后的中枢神经并发症” Surg. 53. 812-817 (1991)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Yuzuru Sakakibara et al.: "Central nervous system damage following surgery using cardiopulmonary bypass." Japanese Journal of Surgery. 21. 25-31 (1991)
Yuzuru Sakakibara 等人:“体外循环手术后中枢神经系统受损。”
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
榊原 謙 他: "解離性大動脈瘤、降圧治療下経過観察症例・術前症例の合併症について" 外科. 54. 478-482 (1992)
Ken Sakakibara 等:“主动脉夹层动脉瘤的并发症、抗高血压治疗的随访病例和术前病例” Surg. 54. 478-482 (1992)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
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