アクチン遺伝子ファミリーを用いた円口類ヤツメウナギの系統発生学的解析
アクチン遺伝子ファミリーを用いた円口類ヤツメウナギの系統発生学的解析
批准号:
00J06642
负责人:
日下部 りえ
金额:
$2.3万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2000
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2000 至 2002
中文摘要
本年度の北海道産カワヤツメ繁殖期において、ヤツメウナギ初期胚に遺伝子を導入し発現させる系を世界で初めて確立した。LacZ、GFPなどのレポーター遺伝子をウイルス由来のプロモーターあるいは顎口類のアクチン遺伝子の転写調節領域につなぎ、ヤツメウナギ受精卵に注入することにより、胚の様々な領域で発現させることに成功した。発現は注入後2日目から始まり一ヶ月以上持続した。発現パターンはモザイクであり、発現している細胞数は個体によって異なる。注目すべきことに、メダカ筋肉アクチン遺伝子の転写調節領域に制御されたGFPはヤツメ胚内においても、体節由来の骨格筋、頭部の筋肉、および心筋に特異的に発現した。このメダカアクチン遺伝子の制御領域については詳しい機能解析がなされているが(日下部ら、1999)この領域の機能に相当するものが無顎類を含む脊椎動物の共通祖先において、すでに確立していたことが示唆された。以上の内容をまとめた論文が受理され現在印刷中である。またヤツメウナギ咽頭胚において、胚の一部に外来遺伝子を注入した直後に電気パルスをかけることにより、特定の組織に限定して遺伝子を導入することに成功した。この手法により標識された細胞の移動や分化を生きた胚のなかで観察することができた。これらの遺伝子導入技術はこれまで、主にモデル動物として確立した系で使われてきたが、本研究は進化の上で興味深い野生動物に応用することができた。以上のような技術により、ヤツメウナギ胚発生における細胞の挙動を詳細に記述することができる。また、他の動物の胚発生において重要な遺伝子をヤツメウナギ胚に発現させ、進化における遺伝子の機能変化および遺伝子カスケードの変化を解析できると期待される。
英文摘要
本年度の北海道産カワヤツメ繁殖期において、ヤツメウナギ初期胚に遺伝子を導入し発現させる系を世界で初めて確立した。LacZ、GFPなどのレポーター遺伝子をウイルス由来のプロモーターあるいは顎口類のアクチン遺伝子の転写調節領域につなぎ、ヤツメウナギ受精卵に注入することにより、胚の様々な領域で発現させることに成功した。発現は注入後2日目から始まり一ヶ月以上持続した。発現パターンはモザイクであり、発現している細胞数は個体によって異なる。注目すべきことに、メダカ筋肉アクチン遺伝子の転写調節領域に制御されたGFPはヤツメ胚内においても、体節由来の骨格筋、頭部の筋肉、および心筋に特異的に発現した。このメダカアクチン遺伝子の制御領域については詳しい機能解析がなされているが(日下部ら、1999)この領域の機能に相当するものが無顎類を含む脊椎動物の共通祖先において、すでに確立していたことが示唆された。以上の内容をまとめた論文が受理され現在印刷中である。またヤツメウナギ咽頭胚において、胚の一部に外来遺伝子を注入した直後に電気パルスをかけることにより、特定の組織に限定して遺伝子を導入することに成功した。この手法により標識された細胞の移動や分化を生きた胚のなかで観察することができた。これらの遺伝子導入技術はこれまで、主にモデル動物として確立した系で使われてきたが、本研究は進化の上で興味深い野生動物に応用することができた。以上のような技術により、ヤツメウナギ胚発生における細胞の挙動を詳細に記述することができる。また、他の動物の胚発生において重要な遺伝子をヤツメウナギ胚に発現させ、進化における遺伝子の機能変化および遺伝子カスケードの変化を解析できると期待される。
期刊论文(3)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Kusakabe R.et al.: "Expression of foreign genes in lamprey embryos : an approach to study evolutionary changes in gene regulation"Molecular Developmental Evolution (Journal of Experimental Zoology). (印刷中). (2003)
Kusakabe R.等人:“七鳃鳗胚胎中外源基因的表达:研究基因调控进化变化的方法”《分子发育进化》(实验动物学杂志)(出版中)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Kusakabe T et al.: "Phototransduction and visual cycle in the ascidian tadpole larva"Journal of Photoscience. 9(2). 37-40 (2002)
Kusakabe T 等人:“海鞘蝌蚪幼虫的光转导和视觉周期”《光科学杂志》。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Nakashima Y.et al.: "Origin of the vertebrate visual cycle : genes encoding retinal photoisomerase and two putative visual cycle proteins are expressed in whole brain of a primitive chordate"Journal of Comperative Neurology. (印刷中). (2003)
Nakashima Y.等人:“脊椎动物视觉周期的起源:编码视网膜光异构酶和两种假定的视觉周期蛋白的基因在原始脊索动物的整个大脑中表达”《比较神经病学杂志》(2003 年出版)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
脊椎動物の「首」をつくりだす遺伝子機能の解明
-
批准号:22K06243
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
-
资助金额:$2.66万
-
财政年份:2022
-
负责人:日下部 りえ
-
依托单位:
microRNAの多様性と脊椎動物の系統進化
-
批准号:21770257
-
项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
-
资助金额:$2.91万
-
财政年份:2009
-
负责人:日下部 りえ
-
依托单位:
メダカ突然変異体を用いた骨格筋パターン形成機構の進化に関する研究
-
批准号:18770212
-
项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
-
资助金额:$2.37万
-
财政年份:2006
-
负责人:日下部 りえ
-
依托单位:
海外基金