ヒト大腸粘液癌特異的硫酸転移酵素を応用した診断法の確立
ヒト大腸粘液癌特異的硫酸転移酵素を応用した診断法の確立
批准号:
12217156
负责人:
瀬古 玲
金额:
$1.92万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (C)
财政年份:
2000
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2000 至 --
中文摘要
大腸癌患者数は近年増加傾向を示しており、診断治療技術の進歩が強く望まれている。大腸癌は分化型癌、未分化型癌、粘液癌等に分類されるが、このうち比較的予後が悪いとされる粘液癌についての研究は立ち遅れている。我々は、ヒト大腸粘液癌に特異的に見い出されるGlcNAc:→6硫酸転移酵素(SulT)を見い出した。本酵素(SulT-b)は広い基質特異性を有し、殊にGlcNAcβl→3GalNAcα-pNP(core3)を基質としたとき、GlcNAc:→6SulT活性は正常粘膜及び粘液貯留の見られない分化型癌にはほとんど存在しないのに対し、粘液癌及び粘液貯留を認める分化型癌では高率で見い出された。一方、乳癌及び卵巣癌において活性が増加傾向を示すGal:→3SulTの存在が知られている。この酵素に対応する遺伝子を同定するため我々はセレブロシド合成酵素(GalCer:→3SulT,CST)のアミノ酸配列をもとにデータベースを検索し、1つのcDNAクローンを得た。本酵素(GP3ST-2)は486アミノ酸からなり、一ケ所のN-結合型糖鎖の付加部位を有している。また、N末端側に膜結合ドメインをもつ2型膜タンパク質である。GP3ST-2はCSTと33%、GP3STと39%のアミノ酸配列の一致が見られ、これら3つのSulTはGal:→3SulTファミリーを形成していると考えられる。基質特異性に関しては、CST、GP3STがそれぞれGalCer及びGalβl→3/4GlcNAcを良い基質とするのに対し、GP3ST-2はGalβl→3GalNAcに高い選択性を有し、O-結合型糖鎖に特異的に作用することが判った。これらのSulTは大腸粘液癌及び乳癌、卵巣癌に対する腫瘍マーカーとなり得る可能性がある。
英文摘要
大腸癌患者数は近年増加傾向を示しており、診断治療技術の進歩が強く望まれている。大腸癌は分化型癌、未分化型癌、粘液癌等に分類されるが、このうち比較的予後が悪いとされる粘液癌についての研究は立ち遅れている。我々は、ヒト大腸粘液癌に特異的に見い出されるGlcNAc:→6硫酸転移酵素(SulT)を見い出した。本酵素(SulT-b)は広い基質特異性を有し、殊にGlcNAcβl→3GalNAcα-pNP(core3)を基質としたとき、GlcNAc:→6SulT活性は正常粘膜及び粘液貯留の見られない分化型癌にはほとんど存在しないのに対し、粘液癌及び粘液貯留を認める分化型癌では高率で見い出された。一方、乳癌及び卵巣癌において活性が増加傾向を示すGal:→3SulTの存在が知られている。この酵素に対応する遺伝子を同定するため我々はセレブロシド合成酵素(GalCer:→3SulT,CST)のアミノ酸配列をもとにデータベースを検索し、1つのcDNAクローンを得た。本酵素(GP3ST-2)は486アミノ酸からなり、一ケ所のN-結合型糖鎖の付加部位を有している。また、N末端側に膜結合ドメインをもつ2型膜タンパク質である。GP3ST-2はCSTと33%、GP3STと39%のアミノ酸配列の一致が見られ、これら3つのSulTはGal:→3SulTファミリーを形成していると考えられる。基質特異性に関しては、CST、GP3STがそれぞれGalCer及びGalβl→3/4GlcNAcを良い基質とするのに対し、GP3ST-2はGalβl→3GalNAcに高い選択性を有し、O-結合型糖鎖に特異的に作用することが判った。これらのSulTは大腸粘液癌及び乳癌、卵巣癌に対する腫瘍マーカーとなり得る可能性がある。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Seko,A., et al.: "Molecular cloning and characterization of a novel human galactose 3-O-sulfotransferase that transfers sulfate to human Galβl→3GalNAc residue in O-glycans"J.Biol.Chem.. (in press).
Seko, A. 等人:“一种新型人半乳糖 3-O-磺基转移酶的分子克隆和表征,该酶将硫酸盐转移到 O-聚糖中的人 Galβ1→3GalNAc 残基”J.Biol.Chem..(出版中)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Seko,A., et al.: "Biochemical differences between two types of N-acetylglucosamine : →6sulfotransferases in human colonic adenocarcinomas and the adjacent normal mucosa."Glycobiology. 10. 919-929 (2000)
Seko, A., 等人:“两种 N-乙酰氨基葡萄糖之间的生化差异:人类结肠腺癌和邻近正常粘膜中的 →6 种磺基转移酶。糖生物学”10. 919-929 (2000)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
大腸硫酸転移酵素群のcDNAクローニング及びその生物学的意義の解明
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批准号:10780373
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$1.47万
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财政年份:1998
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负责人:瀬古 玲
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依托单位: