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18世紀理性宗教論の展開と、特にその完成者としてのカントの宗教論について

18世紀理性宗教論の展開と、特にその完成者としてのカントの宗教論について
18世纪理性宗教理论的发展,特别是康德宗教理论作为其完善者。
批准号:
01J02723
负责人:
後藤 正英
金额:
$1.54万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2001
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2001 至 2003

项目摘要

项目成果

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今年後の前半は、昨年度に引き続いて、ドイツ連邦共和国ミュンヘン大学(LMU)のトーマス・ブフハイム教授のもとで在外研究を行ったが、滞在の終りに、ベルリン・シェリング研究所が主催するコロキウムに参加し報告を発表する機会に恵まれた。本年度の研究実績を、ベルリン・フンボルト大学でのコロキウムを中心に報告する。ベルリン・シェリング研究所では、エルケ・ハーン氏の尽力によって、毎年多くの講演会やコロキウムが開かれている。本年のコロキウムのテーマは、「シェリングと西田 東と西における自由と脱自の理解のために」であり、フンボルト大学の哲学科との共催によって10月28日に開催された。当日の報告の主要な目的は、日本におけるシェリング哲学受容史の一側面を紹介することにあったが、同時に、その報告の中で、18世紀の理性宗教論を母胎として形成された近代ヨーロッパの宗教理解の枠組みを批判的に洗い直す作業を行った。当日の報告の要旨は以下の通りである。日本の京都学派に属する哲学者がシェリングの「無底」という言葉にあれほどまでに熱心に注目した理由の一つには、彼らが、無底という言葉の中に、キリスト教を中心にして成立してきた従来の宗教の諸観念を問い直し、東洋の宗教的伝統との接点を探ることができるだけの可能性を見出すことができた、という点がある。京都学派の哲学者たちは、無底の解駅を通して、従来の西洋の宗教理解においては自明の前提であった人格性や歴史性の問題を、批判的に検討することになったのであった。もちろん、それは、東洋の宗教的伝統においては、人格性や歴史性といった問題が積極的に展開されてこなかったことの意味を検討し直すことでもある。(Ungrund)の訳語としての「無底」という言葉は、すでに西田幾多郎の『善の研究』の中にも登場するが、それを本格的な仕方で自分の哲学的立場と結び付けて理解したのは西谷啓治であった。西谷は、初期の『根源的主体性の哲学』から晩年の思索まで一貫して、「何故なしに生きる」という生の根源的な有り方の究極の根拠を、底なき根底としての無底として理解している。つまり、西谷において、無底は、ベーメやシェリングの言葉の単なる翻訳語という段階をこえて、西谷自身の哲学的立場を表す言葉となったのである。このような西谷の無底理解は、彼の弟子達にも大きな影響を与えている。京都学派の第三世代に属する辻村公一や上田閑照は、彼らが学生時代に最初に無底という言葉に出会ったとき、それを、ベーメやシェリングの言葉としてよりも、西谷自身の哲学的立場を表現する言葉として受け取ったことを回想している。すなわち、辻村や上田が若き日に出会った無底という言葉は、すでに西谷によって深く自己化された言葉としての無底だったのである。もちろん、厳密なシェリング解釈の立場に立った場合には、シェリングの無底概念は、あくまでキリスト教の正統的教義に基づく宗教観を背景にして理解されるべきものであり、辻村の無底解駅には、あまりにも、キリスト教の人格性概念や三位一体概念からの逸脱が見られるという批判が提出されるかもしれない。しかし、重要なことは、無底という言葉をめぐって、文化間の創造的な解釈の葛藤が刺激されていることなのである(Heisig氏の言い方に倣う)。
期刊论文(3)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Masahide GOTO: "Interpretation des Ungrund in der Kyoto-Schule"Berliner Schelling Studien. 5. (2004)
Masahide GOTO:“京都学派中的Ungrund的解释”柏林谢林研究中心。
DOI: --
发表时间:
期刊:
影响因子: --
作者: []
通讯作者:
後藤正英: "モーゼス・メンデルスゾーンの啓蒙理解とは何か"社会思想史研究. 26. 137-140 (2002)
后藤正秀:“摩西·门德尔松对启蒙运动的理解是什么?”社会思想史研究26。137-140(2002)。
DOI: --
发表时间:
期刊:
影响因子: --
作者: []
通讯作者:
編者 大橋良介, 論文著者 後藤正英: "書名『ドイツ観念論を学ぶ人のために』、論文題名「ヘーゲルとマルクス--アルチュセールのマルクス論--」"世界思想社. (2004)
编辑大桥良介,论文作者后藤正英:“书名:《致那些研究德国唯心主义的人》,论文标题:《黑格尔与马克思——阿尔都塞的马克思理论》”Sekai Shisosha (2004)。
DOI: --
发表时间:
期刊:
影响因子: --
作者: []
通讯作者:
啓蒙期宗教論における道徳の進歩をめぐる問題ーメンデルスゾーンの事例を中心に
  • 批准号:
    24K03423
  • 项目类别:
    Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
  • 资助金额:
    $3.0万
  • 财政年份:
    2024
  • 负责人:
    後藤 正英
  • 依托单位:
Analysis of argument forms about tolerance and intolerance : On the case of the Enlightenment philosopher Mendelssohn
  • 批准号:
    20K00101
  • 项目类别:
    Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
  • 资助金额:
    $2.33万
  • 财政年份:
    2020
  • 负责人:
    後藤 正英
  • 依托单位:
海外基金