CキナーゼとDGキナーゼの神経情報伝達におけるクロストーク機構の解析
CキナーゼとDGキナーゼの神経情報伝達におけるクロストーク機構の解析
批准号:
13210094
负责人:
齋藤 尚亮
金额:
$4.1万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (C)
财政年份:
2001
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2001 至 --
中文摘要
神経可塑性における蛋白質リン酸化酵素を介した細胞内情報伝達の時・空間ネットワークを解明することを目的とし、GFP標識PKC各サブタイプを脳部位特異的に発現するTet制御システム遺伝子導不動物を用いて、神経可塑性(特にLTP、LTD)におけるこれらリン酸化酵素各サブタイプの時間的・空間的動態を電気生理学的現象と同時に解析することを試みた。同時に、PKC, DGキナーゼそれぞれ複数のサブタイプに焦点をあて、それらを波長の異なる2種類の蛍光タンパク質で標識し、発現させ、生細胞で同時に可視化し、リン酸化酵素群のクロストークを解析した。【結果】PKCおよびDGKの神経における働き、特に神経可塑性におけるこれらリン酸化酵素のクロストークをライブイメージングし、解析を行った。その成果として、1)PKCによる基質タンパク質のリン酸化にはPKCのターゲティングが必須であること、2)DGKがPKCのターゲティングのスィッチオフに深く関与すること、3)FRETを用いた解析により、DGKとPKCが直接結合すること、を明らかにし、また、4)tTA・TetOPシステムを用いて、小脳プルキンエ細胞、海馬錐体細胞などにGFP標識各PKCサブタイプを発現誘導可能なマウスの作製に成功した。作製したGFP標識PKC発現トランスジェニックマウスの脳スライスを用いて、PKCターゲティングを観察した結果、脳スライスにおけるPKCターゲティングは、培養細胞あるいは初代培養神経細胞におけるターゲティングと異なっている事が明らかとなった。また、PKCターゲティング機構の分子メカニズムおよびその生理的意義を明らかにするために種々の脂質シグナルによるPKCターゲティングを解析した。その結果、deltaPKCは、セラミドの刺激によって特異的にゴルジ体にターゲティングし、同時にチロシンリン酸化によって活性化されることを示した。このセラミドによるdeltaPKCの活性化機構は、ホルボールエステルにより細胞膜へのトランスロケーションを伴う活性化機構とは全く異なっており、それにより導かれる細胞応答ち異なっていた。つまり、HeLa細胞においては、セラミドは細胞のアポトーシスを引き起こすのに対して、ホルボールエステルはG2/M期での停止を起こした。このように、同一のPKCサブタイプであっても、ターゲティング部位の違いによって、明らかに異なる細胞反応を引き起こすことから、PKCターゲティング機構の重要性が明らかにされた。
英文摘要
神経可塑性における蛋白質リン酸化酵素を介した細胞内情報伝達の時・空間ネットワークを解明することを目的とし、GFP標識PKC各サブタイプを脳部位特異的に発現するTet制御システム遺伝子導不動物を用いて、神経可塑性(特にLTP、LTD)におけるこれらリン酸化酵素各サブタイプの時間的・空間的動態を電気生理学的現象と同時に解析することを試みた。同時に、PKC, DGキナーゼそれぞれ複数のサブタイプに焦点をあて、それらを波長の異なる2種類の蛍光タンパク質で標識し、発現させ、生細胞で同時に可視化し、リン酸化酵素群のクロストークを解析した。【結果】PKCおよびDGKの神経における働き、特に神経可塑性におけるこれらリン酸化酵素のクロストークをライブイメージングし、解析を行った。その成果として、1)PKCによる基質タンパク質のリン酸化にはPKCのターゲティングが必須であること、2)DGKがPKCのターゲティングのスィッチオフに深く関与すること、3)FRETを用いた解析により、DGKとPKCが直接結合すること、を明らかにし、また、4)tTA・TetOPシステムを用いて、小脳プルキンエ細胞、海馬錐体細胞などにGFP標識各PKCサブタイプを発現誘導可能なマウスの作製に成功した。作製したGFP標識PKC発現トランスジェニックマウスの脳スライスを用いて、PKCターゲティングを観察した結果、脳スライスにおけるPKCターゲティングは、培養細胞あるいは初代培養神経細胞におけるターゲティングと異なっている事が明らかとなった。また、PKCターゲティング機構の分子メカニズムおよびその生理的意義を明らかにするために種々の脂質シグナルによるPKCターゲティングを解析した。その結果、deltaPKCは、セラミドの刺激によって特異的にゴルジ体にターゲティングし、同時にチロシンリン酸化によって活性化されることを示した。このセラミドによるdeltaPKCの活性化機構は、ホルボールエステルにより細胞膜へのトランスロケーションを伴う活性化機構とは全く異なっており、それにより導かれる細胞応答ち異なっていた。つまり、HeLa細胞においては、セラミドは細胞のアポトーシスを引き起こすのに対して、ホルボールエステルはG2/M期での停止を起こした。このように、同一のPKCサブタイプであっても、ターゲティング部位の違いによって、明らかに異なる細胞反応を引き起こすことから、PKCターゲティング機構の重要性が明らかにされた。
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Taketoshi Kajimoto: "Subtype-specific translocation of the δ subtype of protein kinase C and its activation by tyrosine phosphorylation induced by ceramide in HeLa cells"Mol. Cell. Biol. 21,1769-1783. 21. 1769-1783 (2001)
Taketoshi Kajimoto:“HeLa 细胞中蛋白激酶 C δ 亚型的亚型特异性易位及其由神经酰胺诱导的激活”,《分子生物学》21,1769-1783(2001)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Mayumi Shindo: "Diacyiglycerol kinase γ is one of the specific receptors of tumor-promoting phorbol esters"Biochem. Biophys. Res. Commun.. 289. 451-456 (2001)
Mayumi Shindo:“二酰基甘油激酶 γ 是促进肿瘤的佛波酯的特异性受体之一”Biochem. Commun. 289. 451-456 (2001)
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Taichi Minami: "Distinct regulatory mechanism for p70 S6 kinase β from that for p70 S6 kinase α"Genes to Cells. 6. 1003-1015 (2001)
Taichi Minami:“p70 S6 激酶 β 与 p70 S6 激酶 α 的不同调节机制”Genes to Cells。 6. 1003-1015 (2001)
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Masamichi Nakai: "Amyloid β protein activates PKC-δ and induces translocation of myristoylated alanine-rich C kinase substrate(MARCKS) in microglia"Neurochem.Int.. 38. 593-600 (2001)
Masamichi Nakai:“β淀粉样蛋白激活 PKC-δ 并诱导小胶质细胞中肉豆蔻酰化富含丙氨酸的 C 激酶底物 (MARCKS) 的易位”Neurochem.Int.. 38. 593-600 (2001)
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
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通讯作者:
Hidetoshi Tozaki: "Role of glial glutamate transporters in the facilitatory action of FK960 on hippocampal neurotransmission"Mol.Brain Res.. 97. 7-12 (2001)
Hidetoshi Tozaki:“神经胶质谷氨酸转运蛋白在 FK960 对海马神经传递的促进作用中的作用”Mol.Brain Res.. 97. 7-12 (2001)
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
共 11 条
性ホルモンの神経保護作用におけるグリア・ニューロン内情報伝達クロストーク機構
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批准号:18053016
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$3.52万
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财政年份:2006
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负责人:齋藤 尚亮
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依托单位:
脳部位・時期特異的な蛋白質発現マウスを用いた神経情報伝達機構のイメージング解析
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批准号:17024040
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.54万
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财政年份:2005
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负责人:齋藤 尚亮
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依托单位:
小脳長期抑圧現象におけるプロテインキナーゼCおよびDGキナーゼの時空間解析
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批准号:16015279
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$3.01万
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财政年份:2004
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负责人:齋藤 尚亮
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依托单位:
活性酸素産生機構における脂質シグナルのダイナミックイメージング解析
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批准号:16017261
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$5.89万
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财政年份:2004
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负责人:齋藤 尚亮
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依托单位:
PKCターゲティングのFRETによる抗癌剤のハイスループットスクリーニングの開発
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批准号:15659060
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$2.11万
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财政年份:2003
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负责人:齋藤 尚亮
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依托单位:
CキナーゼとDGキナーゼの神経情報伝達におけるクロストーク機構のイメージング解析
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批准号:14017064
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$4.16万
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财政年份:2002
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负责人:齋藤 尚亮
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依托单位:
プロテインキナーゼCによるγ-アミノ酪酸,トランスポーターの制御機構に関する研究
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批准号:04770115
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1992
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负责人:齋藤 尚亮
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依托单位:
プロテインキナーゼC各サブタイプの神経可塑性における役割に関する研究
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批准号:03770107
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1991
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负责人:齋藤 尚亮
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依托单位:
種々のニューロンにおける長期増強とプロテインキナーゼC各サブタイプの関係
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批准号:02770102
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1990
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负责人:齋藤 尚亮
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依托单位:
プロテインキナーゼCの細胞内局在および生合成部位に関する研究
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批准号:62770147
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.51万
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财政年份:1987
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负责人:齋藤 尚亮
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依托单位: