小胞体ストレス応答における環境変化認識メカニズムの解明
小胞体ストレス応答における環境変化認識メカニズムの解明
批准号:
13780575
负责人:
木俣 行雄
金额:
$0.58万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2001
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2001 至 2002
中文摘要
私の目的は、小胞体ストレスセンサー蛋白質Ire1の活性制御メカニズムを解明することである。そのために本研究で私は、出芽酵母BiP遺伝子変異株の、詳細な表現型解析を行った。BiPは、小胞体内在性のHSP70ファミリー分子シャペロンである。以前に私は、非ストレス条件下で培養された出芽酵母細胞内では、BiPとIre1は会合しており、小胞体ストレスを与えると、それが解離することを見いだしている。今回の研究では、用いた5個のBiP遺伝子変異株は、その表現型に応じて、2種類に分類できることが分かった。3個のBiP遺伝子変異株では、小胞体ストレス状態においても、BiPとIre1の解離が認められず、かつ、Ire1は活性化しなかった。一方、残り2個のBiP遺伝子変異株では、非ストレス条件下でもBiPとIre1の会合は弱く、Ire1は常に活性化していた。これらの知見は、BiPとIre1の物理的な相互作用が、Ire1の活性を制御していることを示している。また私は、シャペロン基質となるモデル折り畳み不全タンパク質とBiPとの結合状態を、上記のBiP遺伝子変異株で調べた。その結果と、上述のBiP-Ire1の会合/解離の異常を比べることにより、モデル折り畳み不全タンパク質とIre1は、同一の様式でBiPと物理的相互作用することが示唆された。このことは、構造異常タンパク質とIre1が、BiPとの結合を巡って競合することを意味する。小胞体ストレス条件下では、小胞体に蓄積した大量の構造異常タンパク質がBipに結合し、その結果、BiPと結合出来なくなったIre1が活性型となり、小胞体ストレス応答を引き起こすと考えられる。
英文摘要
私の目的は、小胞体ストレスセンサー蛋白質Ire1の活性制御メカニズムを解明することである。そのために本研究で私は、出芽酵母BiP遺伝子変異株の、詳細な表現型解析を行った。BiPは、小胞体内在性のHSP70ファミリー分子シャペロンである。以前に私は、非ストレス条件下で培養された出芽酵母細胞内では、BiPとIre1は会合しており、小胞体ストレスを与えると、それが解離することを見いだしている。今回の研究では、用いた5個のBiP遺伝子変異株は、その表現型に応じて、2種類に分類できることが分かった。3個のBiP遺伝子変異株では、小胞体ストレス状態においても、BiPとIre1の解離が認められず、かつ、Ire1は活性化しなかった。一方、残り2個のBiP遺伝子変異株では、非ストレス条件下でもBiPとIre1の会合は弱く、Ire1は常に活性化していた。これらの知見は、BiPとIre1の物理的な相互作用が、Ire1の活性を制御していることを示している。また私は、シャペロン基質となるモデル折り畳み不全タンパク質とBiPとの結合状態を、上記のBiP遺伝子変異株で調べた。その結果と、上述のBiP-Ire1の会合/解離の異常を比べることにより、モデル折り畳み不全タンパク質とIre1は、同一の様式でBiPと物理的相互作用することが示唆された。このことは、構造異常タンパク質とIre1が、BiPとの結合を巡って競合することを意味する。小胞体ストレス条件下では、小胞体に蓄積した大量の構造異常タンパク質がBipに結合し、その結果、BiPと結合出来なくなったIre1が活性型となり、小胞体ストレス応答を引き起こすと考えられる。
期刊论文(1)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
A.Hosoda: "JPDI, a Novel Endoplasmic Reticulum-resident Protein Containing Both a BiP-interacting J-domain and Thioredoxin-like Motifs"J. Biol. Chem.. 278. 2669-2676 (2003)
A.Hosoda:“JPDI,一种新型内质网驻留蛋白,包含 BiP 相互作用的 J 结构域和硫氧还蛋白样基序”J。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
酵母小胞体膜上でのmRNA共局在のメカニズム解明と有用蛋白質産生への応用
-
批准号:23K26867
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
-
资助金额:$7.57万
-
财政年份:2024
-
负责人:木俣 行雄
-
依托单位:
酵母小胞体膜上でのmRNA共局在のメカニズム解明と有用蛋白質産生への応用
-
批准号:23H02174
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
-
资助金额:$11.98万
-
财政年份:2023
-
负责人:木俣 行雄
-
依托单位:
酵母小胞体の形状およびサイズ変化による分泌蛋白質生産能の向上
-
批准号:22K19135
-
项目类别:Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
-
资助金额:$4.16万
-
财政年份:2022
-
负责人:木俣 行雄
-
依托单位:
小胞体ストレス応答と細胞周期制御
-
批准号:20058023
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
-
资助金额:$3.84万
-
财政年份:2008
-
负责人:木俣 行雄
-
依托单位:
小胞体ストレスに応じたメンブレントラフィックの制御
-
批准号:18050024
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
-
资助金额:$4.22万
-
财政年份:2006
-
负责人:木俣 行雄
-
依托单位:
ストレス応答性RNaseであるIre1と標的RNAのユニークな動態
-
批准号:15030232
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
-
资助金额:$3.58万
-
财政年份:2003
-
负责人:木俣 行雄
-
依托单位:
小胞体ストレス応答性RNaseであるIre1と標的RNAのユニークな動態
-
批准号:14035239
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
-
资助金额:$1.79万
-
财政年份:2002
-
负责人:木俣 行雄
-
依托单位:
蛋白質間相互作用研究におけるGFP-FRET法の汎用化
-
批准号:12206059
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (C)
-
资助金额:$0.0万
-
财政年份:2000
-
负责人:木俣 行雄
-
依托单位:
タンパク質の核・細胞質間輸送機構の遺伝学的解析
-
批准号:07780627
-
项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
-
资助金额:$0.64万
-
财政年份:1995
-
负责人:木俣 行雄
-
依托单位:
海外基金