病態腎におけるRhoおよびRhoキナーゼ作用の分子メカニズムの検討
病態腎におけるRhoおよびRhoキナーゼ作用の分子メカニズムの検討
批准号:
14770560
负责人:
神田 武志
金额:
$1.15万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2002
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2002 至 2003
中文摘要
(背景)Rho/Rhoキナーゼ系は、多くの標的分子の活性化を介して細胞増殖など多彩な細胞機能の調節に関与することが知られるようになった。一方、腎における検討では、我々はRhoキナーゼ阻害薬が慢性腎不全モデルにおいても腎保護作用を有する事を報告した。しかし、肥満・インスリン抵抗性動物における腎障害でのRhoキナーゼの役割は検討されていない。慢性肥満における腎機能障害のメカニズムについての詳細は不明であるが、機能的に腎血流量の上昇、血圧の緩やかな上昇、著明なglomerular hyperfiltraionを呈している。これら血行動態の変化が糸球体内圧の上昇を惹起し、腎障害をもたらしている可能性がある。さらに、肥満における腎微小循環異常として、輸入細動脈でのインスリンによる拡張反応の減弱が認められる。糖尿病モデルラットの血管平滑筋細胞において、血管インスリン抵抗性の機序にIRS-1とRho/Rhoキナーゼ系の関連が報告されており、腎機能障害の成因の一部にRho/Rhoキナーゼ系がかかわっていることが推察された。(方法、結果)肥満・インスリン抵抗性のモデル動物を片腎摘し、肥満慢性腎障害モデルを作成した。その後、Rhoキナーゼ阻害薬(Fasudil)を投与し、腎障害の進展阻止効果を検討した。投与後24週まで経時的に尿蛋白量を計測したが、明らかな尿蛋白減少効果は認められなかった。また、実験終了時点で腎組織を病理標本に供し、糸球体の肥大に対する影響を検討したが、改善効果は認められなかった。しかし、、片腎摘をしない肥満ラットにRhoキナーゼ阻害薬を投与したところ著明な血糖降下作用を認めた。骨格筋内のインスリンシグナルをウェスタンブロッティングにより検討したところ、IRS-1のセリンのリン酸化がfasudilによって減少していた。(考察)肥満に伴うインスリン抵抗性の進展に、Rhoキナーゼの活性亢進が関与することが示唆された。
英文摘要
(背景)Rho/Rhoキナーゼ系は、多くの標的分子の活性化を介して細胞増殖など多彩な細胞機能の調節に関与することが知られるようになった。一方、腎における検討では、我々はRhoキナーゼ阻害薬が慢性腎不全モデルにおいても腎保護作用を有する事を報告した。しかし、肥満・インスリン抵抗性動物における腎障害でのRhoキナーゼの役割は検討されていない。慢性肥満における腎機能障害のメカニズムについての詳細は不明であるが、機能的に腎血流量の上昇、血圧の緩やかな上昇、著明なglomerular hyperfiltraionを呈している。これら血行動態の変化が糸球体内圧の上昇を惹起し、腎障害をもたらしている可能性がある。さらに、肥満における腎微小循環異常として、輸入細動脈でのインスリンによる拡張反応の減弱が認められる。糖尿病モデルラットの血管平滑筋細胞において、血管インスリン抵抗性の機序にIRS-1とRho/Rhoキナーゼ系の関連が報告されており、腎機能障害の成因の一部にRho/Rhoキナーゼ系がかかわっていることが推察された。(方法、結果)肥満・インスリン抵抗性のモデル動物を片腎摘し、肥満慢性腎障害モデルを作成した。その後、Rhoキナーゼ阻害薬(Fasudil)を投与し、腎障害の進展阻止効果を検討した。投与後24週まで経時的に尿蛋白量を計測したが、明らかな尿蛋白減少効果は認められなかった。また、実験終了時点で腎組織を病理標本に供し、糸球体の肥大に対する影響を検討したが、改善効果は認められなかった。しかし、、片腎摘をしない肥満ラットにRhoキナーゼ阻害薬を投与したところ著明な血糖降下作用を認めた。骨格筋内のインスリンシグナルをウェスタンブロッティングにより検討したところ、IRS-1のセリンのリン酸化がfasudilによって減少していた。(考察)肥満に伴うインスリン抵抗性の進展に、Rhoキナーゼの活性亢進が関与することが示唆された。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Takeshi Kanda, et al.: "Rho/Rho kinase as a molecular target for insulin resistance and hypertension"American Heart Association, 57^<th> Annual Fall Conference and Scientific Sessions. (2003)
Takeshi Kanda 等人:“Rho/Rho 激酶作为胰岛素抵抗和高血压的分子靶标”美国心脏协会,第 57 届年度秋季会议和科学会议。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
Takeshi Kanda: "Role of Rho-Kinase as a Determinant of Renal Injury in Subtotally Nephrectomized SHR"Journal of the American Society of Nephrology. 13. 449A (2002)
Takeshi Kanda:“Rho 激酶作为次全肾切除 SHR 肾损伤决定因素的作用”美国肾脏病学会杂志。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
血管内皮細胞による褐色/ベージュ脂肪細胞の制御機構の解明
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批准号:22K08661
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.66万
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财政年份:2022
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负责人:神田 武志
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依托单位:
メタボリックシンドロームの代謝・循環異常のターゲットとしてのRhoキナーゼの役割
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批准号:16790512
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$1.6万
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财政年份:2004
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负责人:神田 武志
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依托单位:
海外基金