イリジウム二核錯体による芳香族化合物の炭素-水素結合活性化に関する研究
イリジウム二核錯体による芳香族化合物の炭素-水素結合活性化に関する研究
批准号:
14750666
负责人:
藤田 健一
金额:
$1.54万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2002
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2002 至 2003
中文摘要
本研究者は遷移金属複核錯体に特有の機能を見出し、有機合成における新しい触媒として発展させることを目的として、イリジウム二核錯体に注目して研究を行なってきた。本研究課題ではこれまでに本研究者が設計・合成してきたイリジウム二核錯体の機能化学についてさらに深く明らかにすることを目的として、イリジウム二核錯体による芳香族化合物の炭素-水素(C-H)結合の活性化とその機構の解明について検討した。最初にイリジウム二核錯体[(Cp^*Ir)_2(μ-dmpm)(μ-H)_2]^<2+>[dmpm=ビス(ジメチルホスフィノ)メタン]と塩基(KO^tBu)を作用させることで、反応溶媒として用いた芳香族化合物(ベンゼン、トルエンあういはフラン)のC-H結合が室温で容易に活性化されることを明らかにした。続いてC-H結合活性化反応の中間体の捕捉について検討した。[(Cp^*Ir)_2(μ-dmpm)(μ-H)_2]^<2+>と塩基との反応を一酸化炭素雰囲気下で検討したところ、カルボニル架橋構造を有するイリジウム二核錯体[(Cp^*Ir)_2(μ-CO)(μ-dmpm)(μ-H)]^+を単離することに成功した。本錯体はIr^<II>-Ir^<II>の二核錯体であり、このことからC-H結合活性化反応はIr^<II>-Ir^<II>活性種を経て進行することが明らかとなった。これに続いて、C-H結合活性化により得られた錯体の反応性について検討した。一酸化炭素、アルキン等との反応を検討したが、芳香環の官能基化生成物を得ることには現在までのところ成功していない。また現在、イリジウム二核錯体によるC-H結合活性化反応をアルカンのsp^3C-H結合の活性化へ発展させることを試みている。
英文摘要
本研究者は遷移金属複核錯体に特有の機能を見出し、有機合成における新しい触媒として発展させることを目的として、イリジウム二核錯体に注目して研究を行なってきた。本研究課題ではこれまでに本研究者が設計・合成してきたイリジウム二核錯体の機能化学についてさらに深く明らかにすることを目的として、イリジウム二核錯体による芳香族化合物の炭素-水素(C-H)結合の活性化とその機構の解明について検討した。最初にイリジウム二核錯体[(Cp^*Ir)_2(μ-dmpm)(μ-H)_2]^<2+>[dmpm=ビス(ジメチルホスフィノ)メタン]と塩基(KO^tBu)を作用させることで、反応溶媒として用いた芳香族化合物(ベンゼン、トルエンあういはフラン)のC-H結合が室温で容易に活性化されることを明らかにした。続いてC-H結合活性化反応の中間体の捕捉について検討した。[(Cp^*Ir)_2(μ-dmpm)(μ-H)_2]^<2+>と塩基との反応を一酸化炭素雰囲気下で検討したところ、カルボニル架橋構造を有するイリジウム二核錯体[(Cp^*Ir)_2(μ-CO)(μ-dmpm)(μ-H)]^+を単離することに成功した。本錯体はIr^<II>-Ir^<II>の二核錯体であり、このことからC-H結合活性化反応はIr^<II>-Ir^<II>活性種を経て進行することが明らかとなった。これに続いて、C-H結合活性化により得られた錯体の反応性について検討した。一酸化炭素、アルキン等との反応を検討したが、芳香環の官能基化生成物を得ることには現在までのところ成功していない。また現在、イリジウム二核錯体によるC-H結合活性化反応をアルカンのsp^3C-H結合の活性化へ発展させることを試みている。
期刊论文(3)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Ken-ichi Fujita: "Synthesis of a DMPM and Hydrido-Bridged Diiridium Complex, [(Cp^*Ir)_2(μ-dmpm)(μ-H)_2][OTf]_2, and Its Reactivity toward Alkynes and Isocyanides"Organometallics. 21巻・18号. 3749-3757 (2002)
Ken-ichi Fujita:“DMPM 和氢桥二铱配合物 [(Cp^*Ir)_2(μ-dmpm)(μ-H)_2][OTf]_2 的合成及其对炔烃和异氰化物的反应性”有机金属学。第 21 卷,第 18 期。3749-3757 (2002)
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Ken-ichi Fujita: "Inter- and Intramolecular Activation of Aromatic C-H Bonds by Diphosphine and Hydrido-Bridged Dinuclear Iridium Complexes"Journal of the American Chemical Society. 125巻・41号. 12368-12369 (2003)
Ken-ichi Fujita:“二膦和氢桥双核铱配合物对芳香族 C-H 键的分子间和分子内活化”美国化学会杂志第 125 卷,第 41 期。12368-12369 (2003)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
水素社会構築と持続可能な開発目標(SDGs)達成に貢献する触媒的有機反応群の開発
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批准号:23K23343
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$3.33万
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财政年份:2024
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负责人:藤田 健一
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依托单位:
肝がん患者でのアルブミン低下と治療薬レンバチニブの遊離形体内動態・薬物応答の関連
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批准号:22K06732
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.66万
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财政年份:2022
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负责人:藤田 健一
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依托单位:
新発想水素可視化・検出技術の開発:水素社会における安全のために
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批准号:22K19046
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项目类别:Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
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资助金额:$4.08万
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财政年份:2022
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负责人:藤田 健一
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依托单位:
水素社会構築と持続可能な開発目標(SDGs)達成に貢献する触媒的有機反応群の開発
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批准号:22H02075
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$11.15万
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财政年份:2022
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负责人:藤田 健一
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依托单位:
イリジウム二核錯体による有機分子の炭素-水素結合活性化と官能基化
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批准号:17750052
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$1.28万
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财政年份:2005
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负责人:藤田 健一
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依托单位:
海外基金