小腸および肝臓における薬物間相互作用の定量的予測
小腸および肝臓における薬物間相互作用の定量的予測
批准号:
16790111
负责人:
伊藤 清美
金额:
$2.3万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2004
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2004 至 2005
中文摘要
薬物代謝阻害に基づく薬物間相互作用の程度は、一般に、薬物の血中濃度-時間曲線下面積(AUC)の上昇率で示される。薬物が特定の酵素による代謝のみで消失し、その酵素が可逆的に阻害される場合、AUCの上昇率は、酵素の阻害定数(Ki値)と阻害剤(併用薬)の濃度とから見積もることができる。この阻害剤濃度として循環血中濃度のみを用いるとAUC上昇率は過小評価される場合が多く、経口投与後初期に消化管から肝臓に流入する濃度を考慮して算出した肝臓入口における濃度を用いる必要性が示されている。しかし、肝臓入口における濃度を用いた場合、相互作用が生じるのに生じないと予測してしまうfalse negativeな予測は避けられるものの、false positiveな予測が多く生じることが明らかとなった。この原因の一つとして、多くの場合に薬物の消失経路が単一ではないことが挙げられる。そこでまず、消失経路全体の中で阻害を受ける酵素によって代謝される割合(fm)がAUC上昇率の予測値に及ぼす影響をシミュレーションにより検討したところ、fmが1より少しでも小さくなると、予測値は大きく変化することが明らかとなった。次に、遺伝多型が報告されている酵素であるCYP2D6で代謝される薬物について、extensive metaboliserとpoor metaboliserにおけるAUCの比からCYP2D6に関するfmを算出した。その値を用いて上述のAUC上昇率を再計算した結果、多くの薬物について実測値と予測値は近い値となった。すなわち、fmを考慮することによりAUC上昇率の過大評価を避けることが可能であり、相互作用の予測性が向上することが明らかとなった。
英文摘要
薬物代謝阻害に基づく薬物間相互作用の程度は、一般に、薬物の血中濃度-時間曲線下面積(AUC)の上昇率で示される。薬物が特定の酵素による代謝のみで消失し、その酵素が可逆的に阻害される場合、AUCの上昇率は、酵素の阻害定数(Ki値)と阻害剤(併用薬)の濃度とから見積もることができる。この阻害剤濃度として循環血中濃度のみを用いるとAUC上昇率は過小評価される場合が多く、経口投与後初期に消化管から肝臓に流入する濃度を考慮して算出した肝臓入口における濃度を用いる必要性が示されている。しかし、肝臓入口における濃度を用いた場合、相互作用が生じるのに生じないと予測してしまうfalse negativeな予測は避けられるものの、false positiveな予測が多く生じることが明らかとなった。この原因の一つとして、多くの場合に薬物の消失経路が単一ではないことが挙げられる。そこでまず、消失経路全体の中で阻害を受ける酵素によって代謝される割合(fm)がAUC上昇率の予測値に及ぼす影響をシミュレーションにより検討したところ、fmが1より少しでも小さくなると、予測値は大きく変化することが明らかとなった。次に、遺伝多型が報告されている酵素であるCYP2D6で代謝される薬物について、extensive metaboliserとpoor metaboliserにおけるAUCの比からCYP2D6に関するfmを算出した。その値を用いて上述のAUC上昇率を再計算した結果、多くの薬物について実測値と予測値は近い値となった。すなわち、fmを考慮することによりAUC上昇率の過大評価を避けることが可能であり、相互作用の予測性が向上することが明らかとなった。
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薬物相互作用の定量的予測をめざして
旨在定量预测药物相互作用
DOI:
--
发表时间:
2004
期刊:
薬剤学 64(1)
影响因子:
--
作者:
[Kiyomi Ito, Hayley S.Brown, Alexandra Galetin, Hayley S.Brown, Helen C.Rawden, Kiyomi Ito, Kiyomi Ito, Aleksandra Galetin, 伊藤 清美]
通讯作者:
伊藤 清美
Prediction of in vivo drug-drug interactions from in vitro data : Impact of incorporating parallel pathways of elimination and inhibitor absorption rate constant.
根据体外数据预测体内药物相互作用:合并平行消除途径和抑制剂吸收速率常数的影响。
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
Drug Metab.Rev. 37(S1)
影响因子:
--
作者:
[Kiyomi Ito, Hayley S.Brown]
通讯作者:
Hayley S.Brown
薬物間相互作用のin vitro試験からの予測
通过体外试验预测药物相互作用
DOI:
--
发表时间:
2004
期刊:
臨床薬理 35(2)
影响因子:
--
作者:
[Kiyomi Ito, Hayley S.Brown, Alexandra Galetin, Hayley S.Brown, Helen C.Rawden, Kiyomi Ito, Kiyomi Ito, Aleksandra Galetin, 伊藤 清美, 伊藤 清美]
通讯作者:
伊藤 清美
Microsomal prediction of in vivo clearance and associated interindividual variability of six benzodiazepines in humans.
人体六种苯二氮卓类药物体内清除率和相关个体间变异的微粒体预测。
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
Xenobiotica 35(6)
影响因子:
--
作者:
[Kiyomi Ito, Hayley S.Brown, Alexandra Galetin, Hayley S.Brown, Helen C.Rawden]
通讯作者:
Helen C.Rawden
「医薬品の相互作用-その虚像と実像・科学的実証を求めて-」薬物間相互作用のin vitro試験からの予測
“药物相互作用 - 寻找虚拟和真实的图像和科学证据 -” 药物-药物相互作用体外测试的预测
DOI:
--
发表时间:
2004
期刊:
臨床医薬 20(6)
影响因子:
--
作者:
[Kiyomi Ito, Hayley S.Brown, Alexandra Galetin, Hayley S.Brown, Helen C.Rawden, Kiyomi Ito, Kiyomi Ito, Aleksandra Galetin, 伊藤 清美, 伊藤 清美, 伊藤 清美]
通讯作者:
伊藤 清美
薬物代謝阻害に基づく薬物間相互作用の定量的予測-阻害様式を考慮した予測方法の確立をめざして-
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批准号:11771501
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$1.34万
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财政年份:1999
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负责人:伊藤 清美
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依托单位:
In vitro実験によるin vivo薬物間相互作用の予測 ーレセプター結合占有理論に基づく薬効予測法の開発ー
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批准号:09772049
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$1.15万
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财政年份:1997
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负责人:伊藤 清美
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依托单位:
薬剤性パーキンソニズムの構造活性相関論的予測-ドパミンレセプター結合占有率とカタレプシ-発現との関係からのアプローチ-
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批准号:08772165
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.64万
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财政年份:1996
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负责人:伊藤 清美
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依托单位:
分子薬理学的手法を用いた抗不安薬の離脱症状発現機構の解明
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批准号:06772205
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.64万
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财政年份:1994
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负责人:伊藤 清美
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依托单位:
向精神薬のレセプター結合占有理論に基づいた最適投与計画設定法の開発
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批准号:04771897
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1992
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负责人:伊藤 清美
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依托单位:
海外基金