YAC-TgMを用いたエンハンサーとプロモーター相互作用における距離感受性の解析
YAC-TgMを用いたエンハンサーとプロモーター相互作用における距離感受性の解析
批准号:
16688010
负责人:
谷本 啓司
金额:
$15.89万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (A)
财政年份:
2004
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2004 至 2006
中文摘要
平成17年度までに、マウスに導入したヒト・βグロビン遺伝子座(HS1/λ)において、LCRエンハンサーとεグロビン遺伝子間の距離(本来は5.6kb)をλDNA(約2.3kb)の挿入により大きくすることで、その転写が10%以下に低下することを示した。平成18年度は、(1)この表現型が、λDNA断片の挿入によりε遺伝子特異的なエンハンサーを破壊したことによるのではないことを証明し、また、(2)ε遺伝子がエンハンサーとの距離に対して感受性を持つ分子メカニズムを解明する、ことを研究の目的とした。上記の目的を達成するために、(1)LCRとε遺伝子間の、前回とは異なる位置にλDNAを挿入してトランスジエニック・マウスを作製(ε/λ)した。同マウスにおいてもε遺伝子発現の著しい低下が認められたことから、εグロビン遺伝子のLCRエンハンサーに対する距離感受性がさらに確かなものとなった。(2)次に、LCRに対する距離感受性を(少なくともdefinitive stageにおいては)持たないβ遺伝子プロモーターの配列を模倣し、変異型εプロモーター(Bepsi)を作製した。同変異と"HS1/λ"とを組み合わせてトランスジェニック・マウスを作製(HS1/λ/Bepsi)し、同遺伝子の発現解析を行った。その結果、BepsiプロモーターはLCRに対する距離感受性を持たないことがわかった。さらに、同トランスジェニック・マウスの内在の転写因子(EKLF)を破壊したところ、Bepsiプロモーターといえども、距離感受性となることがわかった。以上の結果から、本来エンハンサーの近位に存在するε遺伝子は距離感受性があり、遠位に存在するβ遺伝子は距離感受性がないこと。この違いは転写因子EKLFにより規定されることが明らかとなった。
英文摘要
平成17年度までに、マウスに導入したヒト・βグロビン遺伝子座(HS1/λ)において、LCRエンハンサーとεグロビン遺伝子間の距離(本来は5.6kb)をλDNA(約2.3kb)の挿入により大きくすることで、その転写が10%以下に低下することを示した。平成18年度は、(1)この表現型が、λDNA断片の挿入によりε遺伝子特異的なエンハンサーを破壊したことによるのではないことを証明し、また、(2)ε遺伝子がエンハンサーとの距離に対して感受性を持つ分子メカニズムを解明する、ことを研究の目的とした。上記の目的を達成するために、(1)LCRとε遺伝子間の、前回とは異なる位置にλDNAを挿入してトランスジエニック・マウスを作製(ε/λ)した。同マウスにおいてもε遺伝子発現の著しい低下が認められたことから、εグロビン遺伝子のLCRエンハンサーに対する距離感受性がさらに確かなものとなった。(2)次に、LCRに対する距離感受性を(少なくともdefinitive stageにおいては)持たないβ遺伝子プロモーターの配列を模倣し、変異型εプロモーター(Bepsi)を作製した。同変異と"HS1/λ"とを組み合わせてトランスジェニック・マウスを作製(HS1/λ/Bepsi)し、同遺伝子の発現解析を行った。その結果、BepsiプロモーターはLCRに対する距離感受性を持たないことがわかった。さらに、同トランスジェニック・マウスの内在の転写因子(EKLF)を破壊したところ、Bepsiプロモーターといえども、距離感受性となることがわかった。以上の結果から、本来エンハンサーの近位に存在するε遺伝子は距離感受性があり、遠位に存在するβ遺伝子は距離感受性がないこと。この違いは転写因子EKLFにより規定されることが明らかとなった。
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专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Genetic inheritance mechanism specific to placental mammals which is mediated by unknown epigenetic mark
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批准号:22H00394
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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资助金额:$26.54万
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财政年份:2022
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负责人:谷本 啓司
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依托单位:
精子核クロマチン高度凝縮に関わるプロタミンは、エピゲノム情報の担い手となるのか?
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批准号:20K21360
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项目类别:Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
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资助金额:$3.99万
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财政年份:2020
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负责人:谷本 啓司
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依托单位:
染色体間相互作用による遺伝子発現制御メカニズムのin vivo解析
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批准号:19380190
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$7.07万
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财政年份:2007
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负责人:谷本 啓司
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依托单位:
YAC-TgMを用いた受精後メチル化インプリンティング成立・維持機構の解明
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批准号:18051003
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$3.39万
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财政年份:2006
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负责人:谷本 啓司
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依托单位:
CTCF転写因子によるインプリンティング情報のENCODINGとDECODING
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批准号:17054007
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.92万
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财政年份:2005
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负责人:谷本 啓司
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依托单位:
BAC-TgMを用いたビタミンD3によるレニン遺伝子発現・血圧制御機構の解明
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批准号:15658105
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$2.3万
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财政年份:2003
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负责人:谷本 啓司
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依托单位:
トランスジーンの不活性化欠如がもたらす胚性幹細胞の分化異常の解明
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批准号:15039204
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$3.14万
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财政年份:2003
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负责人:谷本 啓司
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依托单位:
転写調節研究からの高血圧発症メカニズム解明へのアプローチ
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批准号:07760314
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.64万
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财政年份:1995
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负责人:谷本 啓司
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依托单位:
海外基金