食品成分の標的受容体分子の機能制御に基づく抗アレルギーシグナルの解明
食品成分の標的受容体分子の機能制御に基づく抗アレルギーシグナルの解明
批准号:
17780111
负责人:
藤村 由紀
金额:
$1.98万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2005
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2005 至 2007
中文摘要
本研究では、ヒト好塩基球(株化細胞)やマウスマスト細胞(正常細胞)を用いて、緑茶カテキン(エピガロカテキンガレートおよびそのメチル化体:EGCGおよびEGCG3"Me)の抗アレルギー活性(高親和性IgE受容体発現抑制作用およびヒスタミン放出抑制作用)について検討することを目的としている。1)ヒトにおける抗アレルギー作用(花粉症の改善など)が確認されている"べにふうき緑茶"に多く含まれる抗アレルギー茶葉成分EGCG3Meの作用機序を明らかにするため、緑茶カテキン受容体67kDa laminin receptor(67LR)を特異的にノックダウンしたヒト好塩基球様細胞株KU812に対するカテキンの効果を検討した。その結果、EGCG3"Meの高親和性IgE受容体発現抑制作用およびヒスタミン放出抑制作用は67LR発現の低下により阻害され、さらに、EGCG3"Meの細胞表面結合性も低下することが明らかとなった。また、EGCG3"MeはERK1/2リン酸化阻害活性および細胞骨格再編成活性(ミオシン軽鎖のリン酸化阻害活性)を示したが、これらの作用は67LR発現の低下によって阻害された。以上の結果から、EGCG3"Meは細胞膜上の67LRを介したERK1/2およびミオシン軽鎖のリン酸化阻害によってその抗アレルギー作用を発揮していることが示唆された。2)次に、マウスの骨髄細胞をサイトカイン(IL-3およびSCF)存在下で培養することで、マスト細胞へと分化させ、これら細胞に対する緑茶カテキンEGCGの抗アレルギー活性について検討を行った。その結果、EGCGは高親和性IgE受容体発現抑制活性およびヒスタミン放出抑制活性を示し、これらの作用に細胞表面結合性、ERK1/2およびミオシン軽鎖のリン酸化阻害作用が関与することが明らかとなった。以上の結果から、EGCGは、好塩基球(株化細胞)だけではなく、マスト細胞(正常細胞)に対しても抗アレルギー作用を発揮することが明らかとなった。
英文摘要
本研究では、ヒト好塩基球(株化細胞)やマウスマスト細胞(正常細胞)を用いて、緑茶カテキン(エピガロカテキンガレートおよびそのメチル化体:EGCGおよびEGCG3"Me)の抗アレルギー活性(高親和性IgE受容体発現抑制作用およびヒスタミン放出抑制作用)について検討することを目的としている。1)ヒトにおける抗アレルギー作用(花粉症の改善など)が確認されている"べにふうき緑茶"に多く含まれる抗アレルギー茶葉成分EGCG3Meの作用機序を明らかにするため、緑茶カテキン受容体67kDa laminin receptor(67LR)を特異的にノックダウンしたヒト好塩基球様細胞株KU812に対するカテキンの効果を検討した。その結果、EGCG3"Meの高親和性IgE受容体発現抑制作用およびヒスタミン放出抑制作用は67LR発現の低下により阻害され、さらに、EGCG3"Meの細胞表面結合性も低下することが明らかとなった。また、EGCG3"MeはERK1/2リン酸化阻害活性および細胞骨格再編成活性(ミオシン軽鎖のリン酸化阻害活性)を示したが、これらの作用は67LR発現の低下によって阻害された。以上の結果から、EGCG3"Meは細胞膜上の67LRを介したERK1/2およびミオシン軽鎖のリン酸化阻害によってその抗アレルギー作用を発揮していることが示唆された。2)次に、マウスの骨髄細胞をサイトカイン(IL-3およびSCF)存在下で培養することで、マスト細胞へと分化させ、これら細胞に対する緑茶カテキンEGCGの抗アレルギー活性について検討を行った。その結果、EGCGは高親和性IgE受容体発現抑制活性およびヒスタミン放出抑制活性を示し、これらの作用に細胞表面結合性、ERK1/2およびミオシン軽鎖のリン酸化阻害作用が関与することが明らかとなった。以上の結果から、EGCGは、好塩基球(株化細胞)だけではなく、マスト細胞(正常細胞)に対しても抗アレルギー作用を発揮することが明らかとなった。
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The 67 kDa laminin receptor as a primary determinant of anti-allergiceffects of σmethylated EGGG
67 kDa 层粘连蛋白受体是 σ 甲基化 EGGG 抗过敏作用的主要决定因素
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
Biochemistry and Biophysical Research Communications 364
影响因子:
--
作者:
[Y., Fujimura, et. al.]
通讯作者:
et. al.
茶の生理活性・抗アレルギー作用
茶的生理活性和抗过敏作用
DOI:
--
发表时间:
2006
期刊:
茶の効能と応用開発
影响因子:
--
作者:
[Y., Fujimura, et. al., Y.Fujimura et al., Y.Fujimura et al., H.Tachibana et al., 藤村由紀ら]
通讯作者:
藤村由紀ら
学会見聞記・日本食品免疫学会 第1回学術大会(JAFI2005)「食品科学と免疫学の融合をめざして」
会议报告/日本食品免疫学会第一届学术会议(JAFI2005)“迈向食品科学与免疫学的融合”
DOI:
--
发表时间:
2006
期刊:
バイオサイエンスとインダストリー 64(2)
影响因子:
--
作者:
[Y., Fujimura, et. al., Y.Fujimura et al., Y.Fujimura et al., H.Tachibana et al., 藤村由紀ら, 藤村由紀ら]
通讯作者:
藤村由紀ら
Downregulation of the high-affinity IgE receptor expression on mascells by green tea catechin EGCG
绿茶儿茶素 EGCG 下调肥大细胞上高亲和力 IgE 受体表达
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
Proceeding of 2007 International Conference on O-cha(tea) Culture and Science (In press)
影响因子:
--
作者:
[Y., Hasegawa, et. al.]
通讯作者:
et. al.
DOI:
10.1016/j.bbrc.2006.07.086
发表时间:
2006-09-22
期刊:
BIOCHEMICAL AND BIOPHYSICAL RESEARCH COMMUNICATIONS
影响因子:
3.1
作者:
[Fujimura, Yoshinori, Umeda, Daisuke, Tachibana, Hirofumi]
通讯作者:
Tachibana, Hirofumi
共 9 条
フードペアリングがもたらす潜在的リスク・保健効果の高感度評価技術の開発
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批准号:23K26856
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$7.9万
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财政年份:2024
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负责人:藤村 由紀
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依托单位:
Development of a highly sensitive technique for evaluating the potential risk and health-prompting effects of food pairing
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批准号:23H02163
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$11.9万
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财政年份:2023
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负责人:藤村 由紀
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依托单位:
Capturing the behavior of functional RNAs across the plant-animal boundary contributing to bioregulatory actions
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批准号:22K19154
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项目类别:Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
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资助金额:$4.16万
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财政年份:2022
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负责人:藤村 由紀
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依托单位:
食品成分の抗アレルギー活性の評価系構築とその作用機構の解析
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批准号:02J09108
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.28万
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财政年份:2002
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负责人:藤村 由紀
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依托单位:
海外基金