癌の分子標的探索と治療最適化のためのゲノムプロファイリング
癌の分子標的探索と治療最適化のためのゲノムプロファイリング
批准号:
17790135
负责人:
角田 慎一
金额:
$2.24万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2005
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2005 至 2006
中文摘要
癌は様々な要因によってゲノムDNAレベルで異常を生じ、その異常が複数積み重なった結果として癌としての形質を発現している。したがって個々の癌で生じているゲノム異常を全染色体にわたって詳細かつ効率良く解析することが可能となれば、癌特異的な分子治療標的の発見が大いに期待されることになり、癌のオーダーメイド医療の進展にも多大に寄与できることになる。本研究課題においては、研究代表者らがこれまでに確立を進めてきたマイクロアレイCGH法について、解析性能の評価を行うとともに、種々の臓器・組織由来の癌細胞株約80株についてDNA増幅・欠失異常を網羅的に探索することで(ゲノム・プロファイリング)、癌の種類と遺伝子コピー数変化に関する情報を収集することを目的として検討を行った。本年度は、これまでに調製した癌細胞株ゲノムDNAを用いてマイクロアレイCGH解析を行い、ゲノム異常プロファイルを取得した。大腸癌細胞株(9種)、肝細胞癌(6種)、乳癌細胞株(6種)をはじめとする各組織由来癌細胞株について解析をおこなった。解析の結果、癌細胞株ゲノムでは極めて複雑にコピー数異常(増幅・欠失)が生じていることが判明した。高レベル増幅領域(G/R ratio>1.0)を探索したところ、一例として22q11.2領域において、大腸癌で2例、乳癌でも2例に増幅が認められたが、肝細胞癌株では増幅は認められなかった。特にSK-BR-3乳癌細胞株ではratio 3.7と高レベルの増幅を示しており、癌関連遺伝子がコードされている可能性が示唆された。これら領域をはじめ、複数の癌細胞株で共通する増幅・欠失領域からは癌遺伝子候補を見出せるものと期待される。また、今後細胞株の抗癌剤抵抗性とゲノムコピー数異常の相関を解析していくことで、癌薬物治療の最適化に資する情報(薬効予測)が得られるものと期待される。また、一方、本解析から見出されてくる癌関連分子の機能解明(機能ドメインの同定等)に有用なファージディスプレイ法を利用した解析技術を確立した。
英文摘要
癌は様々な要因によってゲノムDNAレベルで異常を生じ、その異常が複数積み重なった結果として癌としての形質を発現している。したがって個々の癌で生じているゲノム異常を全染色体にわたって詳細かつ効率良く解析することが可能となれば、癌特異的な分子治療標的の発見が大いに期待されることになり、癌のオーダーメイド医療の進展にも多大に寄与できることになる。本研究課題においては、研究代表者らがこれまでに確立を進めてきたマイクロアレイCGH法について、解析性能の評価を行うとともに、種々の臓器・組織由来の癌細胞株約80株についてDNA増幅・欠失異常を網羅的に探索することで(ゲノム・プロファイリング)、癌の種類と遺伝子コピー数変化に関する情報を収集することを目的として検討を行った。本年度は、これまでに調製した癌細胞株ゲノムDNAを用いてマイクロアレイCGH解析を行い、ゲノム異常プロファイルを取得した。大腸癌細胞株(9種)、肝細胞癌(6種)、乳癌細胞株(6種)をはじめとする各組織由来癌細胞株について解析をおこなった。解析の結果、癌細胞株ゲノムでは極めて複雑にコピー数異常(増幅・欠失)が生じていることが判明した。高レベル増幅領域(G/R ratio>1.0)を探索したところ、一例として22q11.2領域において、大腸癌で2例、乳癌でも2例に増幅が認められたが、肝細胞癌株では増幅は認められなかった。特にSK-BR-3乳癌細胞株ではratio 3.7と高レベルの増幅を示しており、癌関連遺伝子がコードされている可能性が示唆された。これら領域をはじめ、複数の癌細胞株で共通する増幅・欠失領域からは癌遺伝子候補を見出せるものと期待される。また、今後細胞株の抗癌剤抵抗性とゲノムコピー数異常の相関を解析していくことで、癌薬物治療の最適化に資する情報(薬効予測)が得られるものと期待される。また、一方、本解析から見出されてくる癌関連分子の機能解明(機能ドメインの同定等)に有用なファージディスプレイ法を利用した解析技術を確立した。
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
DOI:
10.3892/ijo.26.2.449
发表时间:
2005-02
期刊:
International journal of oncology
影响因子:
5.2
作者:
[M. Ghosh;N. Koike;S. Tsunoda;T. Hirano;S. Kaul;H. Kashiwagi;T. Kawamoto;N. Ohkohchi;K. Saijo;T. Ohno;M. Miwa;T. Todoroki]
通讯作者:
M. Ghosh;N. Koike;S. Tsunoda;T. Hirano;S. Kaul;H. Kashiwagi;T. Kawamoto;N. Ohkohchi;K. Saijo;T. Ohno;M. Miwa;T. Todoroki
DOI:
--
发表时间:
2006
期刊:
Biochem. Biophys. Res. Commun. 346
影响因子:
--
作者:
[Nishikawa M, Hashida M, Kawamura et al.]
通讯作者:
Kawamura et al.
2型TNF受容体を介する免疫制御機構の解明とがん免疫療法への応用
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批准号:23K24190
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$3.24万
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财政年份:2024
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负责人:角田 慎一
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依托单位:
2型TNF受容体を介する免疫制御機構の解明とがん免疫療法への応用
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批准号:22H02929
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$11.23万
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财政年份:2022
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负责人:角田 慎一
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依托单位:
インテリジェント化サイトカイン分子設計による次世代薬物治療法開発に関する研究
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批准号:97J04828
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1998
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负责人:角田 慎一
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依托单位:
海外基金