反回神経の再生に関する基礎的研究(疑核運動神経細胞の変化に着目して)
反回神経の再生に関する基礎的研究(疑核運動神経細胞の変化に着目して)
批准号:
17791199
负责人:
高岡 卓司
金额:
$2.24万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2005
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2005 至 2006
中文摘要
1.Nestin-GFPラットを用いた迷走神経抜去モデルにおける疑核神経細胞の検討ラット迷走神経抜去モデル及び迷走神経切断モデルを用いて、脳幹の免疫染色を行った。いずれのモデルにおいても、損傷後2日後から4週後において、疑核の運動神経細胞はGFP陽性であった。また、損傷後6時間・12時間においてはGFPの発現を認めなかった。GFP陽性細胞はNestinに対する抗体で陽性と認められた。また、GFP陽性細胞はTuj1用いた免疫染色で陽性であり、GFAP及びCNPaseを用いた免疫染色では陰性であった。また、BrdUを用いた検討では、神経切断2日後の疑核には、BrdUの取り込みを認めなかったことから、同細胞は神経切断後に分裂して移動してきたものではなく、もともと疑核にある細胞が変化したものと考えられた。ChATによる免疫染色では、同細胞はChATの活性を認めたため、以上の結果より、疑核の運動神経細胞が反応性に幼若化したものと考えられた。2.反回神経再生に用いる材料の検討300〜350gのオスSDラットを用いた、神経再生モデルを作成中である。反回神経をターゲットとし、左反回神経を気管に沿って露出し、一部を切断し、gapを作成する。その後、生体材料を用いて同部を再建し、一定期間生存させた後、評価する。左反回神経を3気管輪分切断し、PLAチューブにコラーゲンを充填したもので再建したモデルを現在作成しており、4週後のモデルから気管食道を含めて反回神経再建部を取り出し、パラフィン固定した後、横断面で切片を作成した。標本をHE染色にて組織学的に検討している。現在は12週モデルを作成している。また、再建に使う導管として用いるPLAチューブにコラーゲンを修飾する方法について各種検討しており、さらに同部に移植するシュワン細胞の継代維持・導管への吸着培養法について検討中である。
英文摘要
1.Nestin-GFPラットを用いた迷走神経抜去モデルにおける疑核神経細胞の検討ラット迷走神経抜去モデル及び迷走神経切断モデルを用いて、脳幹の免疫染色を行った。いずれのモデルにおいても、損傷後2日後から4週後において、疑核の運動神経細胞はGFP陽性であった。また、損傷後6時間・12時間においてはGFPの発現を認めなかった。GFP陽性細胞はNestinに対する抗体で陽性と認められた。また、GFP陽性細胞はTuj1用いた免疫染色で陽性であり、GFAP及びCNPaseを用いた免疫染色では陰性であった。また、BrdUを用いた検討では、神経切断2日後の疑核には、BrdUの取り込みを認めなかったことから、同細胞は神経切断後に分裂して移動してきたものではなく、もともと疑核にある細胞が変化したものと考えられた。ChATによる免疫染色では、同細胞はChATの活性を認めたため、以上の結果より、疑核の運動神経細胞が反応性に幼若化したものと考えられた。2.反回神経再生に用いる材料の検討300〜350gのオスSDラットを用いた、神経再生モデルを作成中である。反回神経をターゲットとし、左反回神経を気管に沿って露出し、一部を切断し、gapを作成する。その後、生体材料を用いて同部を再建し、一定期間生存させた後、評価する。左反回神経を3気管輪分切断し、PLAチューブにコラーゲンを充填したもので再建したモデルを現在作成しており、4週後のモデルから気管食道を含めて反回神経再建部を取り出し、パラフィン固定した後、横断面で切片を作成した。標本をHE染色にて組織学的に検討している。現在は12週モデルを作成している。また、再建に使う導管として用いるPLAチューブにコラーゲンを修飾する方法について各種検討しており、さらに同部に移植するシュワン細胞の継代維持・導管への吸着培養法について検討中である。
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