海面境界物理を考慮した高精度・経済的な台風予報システムの構築
海面境界物理を考慮した高精度・経済的な台風予報システムの構築
批准号:
17740306
负责人:
吉野 純
金额:
$2.5万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2005
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2005 至 2007
中文摘要
昨年度に引き続き,構築されたバランス台風モデルを用いて,台風強度と環境場との関係についての統計的解析を行った。その結果,台風の十分な強度発達のためには,高い海水面温度環境のみならず,定常に達するまでの十分な経過時間(台風発生から140時間以上)を要することが理解された。経過時間の不十分な台風は,陸地や強い風の鉛直シアーの影響を受けて定常に達する前に減衰してしまうことが明らかとなった。すなわち,台風の発生位置や進路までもが,間接的には台風強度に影響を及ぼしていると言い換えられる。また,これらの統計解析の結果に基づき,個々の台風のピーク時の強度を台風発生時に瞬時に推定できる回帰関係式を提案し,リアルタイム台風災害ハザードマップの構築が可能となる画期的な結果を得た。更に,これらの知見に基づき,非定常な台風強度変化を評価できる台風強度予測システムを構築した。気象モデルMM5から得られる台風の環境場(海水面温度,対流圏界面温度,水蒸気プロファイル,風の鉛直シアー,海洋混合層深等)に関する情報を入力値とすることで,低い計算機資源の下で台風の内部構造とその強度が予測可能となった。本システムを用いて実事例として1999年の全台風の強度予測実験を行い,精度検証することで,平均バイアス誤差±5hPa以内で台風強度予測が可能であることを実証した。以上より,今日まで台風予測において問題となっていた1)空間解像度の問題,2)モデル定式化の問題,3)初期値の問題,のうち1)と2)の問題が本研究により解決され,高精度かつ経済的に台風予測が可能となった。依然として3)の問題が残されるが,更なる高精度化のための今後の最重要検討課題であると言える。
英文摘要
昨年度に引き続き,構築されたバランス台風モデルを用いて,台風強度と環境場との関係についての統計的解析を行った。その結果,台風の十分な強度発達のためには,高い海水面温度環境のみならず,定常に達するまでの十分な経過時間(台風発生から140時間以上)を要することが理解された。経過時間の不十分な台風は,陸地や強い風の鉛直シアーの影響を受けて定常に達する前に減衰してしまうことが明らかとなった。すなわち,台風の発生位置や進路までもが,間接的には台風強度に影響を及ぼしていると言い換えられる。また,これらの統計解析の結果に基づき,個々の台風のピーク時の強度を台風発生時に瞬時に推定できる回帰関係式を提案し,リアルタイム台風災害ハザードマップの構築が可能となる画期的な結果を得た。更に,これらの知見に基づき,非定常な台風強度変化を評価できる台風強度予測システムを構築した。気象モデルMM5から得られる台風の環境場(海水面温度,対流圏界面温度,水蒸気プロファイル,風の鉛直シアー,海洋混合層深等)に関する情報を入力値とすることで,低い計算機資源の下で台風の内部構造とその強度が予測可能となった。本システムを用いて実事例として1999年の全台風の強度予測実験を行い,精度検証することで,平均バイアス誤差±5hPa以内で台風強度予測が可能であることを実証した。以上より,今日まで台風予測において問題となっていた1)空間解像度の問題,2)モデル定式化の問題,3)初期値の問題,のうち1)と2)の問題が本研究により解決され,高精度かつ経済的に台風予測が可能となった。依然として3)の問題が残されるが,更なる高精度化のための今後の最重要検討課題であると言える。
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渦位逆変換法による可能最大高潮評価手法に関する検討
基于涡势反演法的最大可能风暴潮评估方法研究
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
影响因子:
--
作者:
[村上智一, 久保田踊二, 吉野純, 大澤輝夫, 安田孝志, 荒川 大介, 吉野 純, 吉野 純, 橋本 孝治, 村上 智一, 橋本 孝治, 吉野 純]
通讯作者:
吉野 純
月刊 海洋「台風/2004年-日本列島上陸を中心にして-」
月刊海阳《台风/2004-着力登陆日本列岛-》
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
影响因子:
--
作者:
[吉野純, 村上智一, 林雅典, 安田孝志]
通讯作者:
安田孝志
大気-海洋-波浪結合モデルによる高精度台風予測のための感度実験
大气-海洋-波浪耦合模型高精度台风预报灵敏度实验
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
海岸工学論文集 54
影响因子:
--
作者:
[Magome, S, T.Yamashita, T.Kohama, A.Kaneda, Y.Hayami, S.Takahashiand H.Takeoka, Jun Yoshino, 村上 智一, 吉野 純, 橋本 孝治, 村上 智一, 吉野 純, 吉野 純]
通讯作者:
吉野 純
大気-海洋-波浪結合モデルを用いた台風直下の海面境界過程の理想実験
利用大气-海波耦合模型进行台风直接作用下海面边界过程的理想实验
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
影响因子:
--
作者:
[村上智一, 久保田踊二, 吉野純, 大澤輝夫, 安田孝志, 荒川 大介, 吉野 純, 吉野 純, 橋本 孝治, 村上 智一, 橋本 孝治, 吉野 純, 吉野 純, 村上 智一, 村上 智一, 吉野 純]
通讯作者:
吉野 純
DOI:
--
发表时间:
2006
期刊:
Proc. Of the 6^<th> Japan-Taiwan Joint Seminar on Natural Hazard Mitigation 6(印刷中)
影响因子:
--
作者:
[Magome, S, T.Yamashita, T.Kohama, A.Kaneda, Y.Hayami, S.Takahashiand H.Takeoka, Jun Yoshino, 村上 智一, 吉野 純, 橋本 孝治, 村上 智一, 吉野 純, 吉野 純, 橋本 孝治, Jun Yoshino, 吉野 純, Jun Yoshino, Jun Yoshino, Ishikawa H.]
通讯作者:
Ishikawa H.
共 28 条
新規ミトコンドリアNAD輸送体SLC25A51の脂肪細胞機能制御および臨床的意義の解明
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批准号:24K02506
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$11.9万
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财政年份:2024
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负责人:吉野 純
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依托单位:
台風進路の将来変化を考慮に入れた台風災害外力ポテンシャル評価システムの開発
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批准号:24K00987
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$11.32万
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财政年份:2024
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负责人:吉野 純
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依托单位:
Development of typhoon ensemble forecasting system based on the source inverse problem of potential vorticity
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批准号:21H01431
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$10.73万
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财政年份:2021
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负责人:吉野 純
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依托单位:
脂肪細胞NAD合成系を標的としたトランスレーショナル型研究の展開
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批准号:20K23382
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项目类别:Fund for the Promotion of Joint International Research (Home-Returning Researcher Development Research)
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资助金额:$35.78万
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财政年份:2021
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负责人:吉野 純
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依托单位:
Tie2-Creマウスを用いた腎内皮細胞傷害・修復機構におけるNFκBの機能解析
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批准号:18790575
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项目类别:Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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资助金额:$2.18万
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财政年份:2006
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负责人:吉野 純
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依托单位:
中緯度における台風の衰弱・再強化過程に関する数値的研究
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批准号:02J01600
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.54万
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财政年份:2002
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负责人:吉野 純
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依托单位:
海外基金