メダカ属の魚類に見る日本メダカ性決定遺伝子dmrtlbYの機能の分化
メダカ属の魚類に見る日本メダカ性決定遺伝子dmrtlbYの機能の分化
批准号:
17770002
负责人:
近藤 真理子
金额:
$2.3万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2005
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2005 至 2006
中文摘要
日本メダカOryzias latipesの雄性決定遺伝子であるdmrt1bY遺伝子は常染色体上に存在するdmrt1a遺伝子の重複によって生じたと考えられる。今年度の研究ではその進化的側面に注目し、近縁種でのこれら2つの遺伝子のゲノム構造を解析した。日本メダカに近縁なハイナンメダカ(O.curvinotus)のOcudmrt1aとOcudmrt1bY、ルソンメダカ(O.luzonensis)のOludmrt1a遺伝子および偽遺伝子であるOludmrt1p遺伝子、インドメダカ(O.dancena)のOdadmrt1遺伝子の解析を行った。ゲノムBACまたはfosmidライブラリーからそれぞれのクローンを単離し、塩基配列を決定した。その結果、Ocudmrt1a 28kb、Ocudmrt1bY 37kb、Oludmrt1a 22kb、Odadmrt1 38kbの配列を得た。日本メダカのOladmrt1aおよびOladmrt1bY遺伝子も含めて比較した結果、全体的な相同性は系統関係を反映し、共通したintron/exon構造と、系統に特有の繰り返し配列が明らかになった。dmrt1a遺伝子は上流域の約3kbは相同性を示すものの、それよりも上流では相同性が見られない。dmrt1bYでは、相同性は上流1kbにしか見られず、これらの領域がそれぞれの遺伝子の制御領域であることが強く示唆された。ルソンメダカの偽遺伝子Oludmrt1pが起源的にはdmrt1bYに由来するものであるかを検証しようと試みた結果、ルソンメダカのこの領域は日本メダカの第18連鎖群に存在する32kbの領域に相当し、その領域にはdmrt1に類似した配列は存在しないことが明らかになった。すなわち、メダカ属の中で性決定遺伝子を生じるdmrt1の遺伝子重複意外にも遺伝子重複が少なくともルソンメダカでは起こったと考えられる。
英文摘要
日本メダカOryzias latipesの雄性決定遺伝子であるdmrt1bY遺伝子は常染色体上に存在するdmrt1a遺伝子の重複によって生じたと考えられる。今年度の研究ではその進化的側面に注目し、近縁種でのこれら2つの遺伝子のゲノム構造を解析した。日本メダカに近縁なハイナンメダカ(O.curvinotus)のOcudmrt1aとOcudmrt1bY、ルソンメダカ(O.luzonensis)のOludmrt1a遺伝子および偽遺伝子であるOludmrt1p遺伝子、インドメダカ(O.dancena)のOdadmrt1遺伝子の解析を行った。ゲノムBACまたはfosmidライブラリーからそれぞれのクローンを単離し、塩基配列を決定した。その結果、Ocudmrt1a 28kb、Ocudmrt1bY 37kb、Oludmrt1a 22kb、Odadmrt1 38kbの配列を得た。日本メダカのOladmrt1aおよびOladmrt1bY遺伝子も含めて比較した結果、全体的な相同性は系統関係を反映し、共通したintron/exon構造と、系統に特有の繰り返し配列が明らかになった。dmrt1a遺伝子は上流域の約3kbは相同性を示すものの、それよりも上流では相同性が見られない。dmrt1bYでは、相同性は上流1kbにしか見られず、これらの領域がそれぞれの遺伝子の制御領域であることが強く示唆された。ルソンメダカの偽遺伝子Oludmrt1pが起源的にはdmrt1bYに由来するものであるかを検証しようと試みた結果、ルソンメダカのこの領域は日本メダカの第18連鎖群に存在する32kbの領域に相当し、その領域にはdmrt1に類似した配列は存在しないことが明らかになった。すなわち、メダカ属の中で性決定遺伝子を生じるdmrt1の遺伝子重複意外にも遺伝子重複が少なくともルソンメダカでは起こったと考えられる。
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会议论文
Unprecedented intraspecific diversity of the MHC class I region of a teleost medaka, Oryzias latipes
DOI:
10.1007/s00251-005-0009-x
发表时间:
2005-07
期刊:
Immunogenetics
影响因子:
3.2
作者:
[Kentaro Tsukamoto;Shinpei Hayashi;M. Matsuo;M. Nonaka;M. Kondo;A. Shima;S. Asakawa;N. Shimizu;M. Nonaka]
通讯作者:
Kentaro Tsukamoto;Shinpei Hayashi;M. Matsuo;M. Nonaka;M. Kondo;A. Shima;S. Asakawa;N. Shimizu;M. Nonaka
DOI:
10.1007/s00427-005-0477-x
发表时间:
2005-06-01
期刊:
DEVELOPMENT GENES AND EVOLUTION
影响因子:
2.4
作者:
[Klüver, N, Kondo, M, Schartl, M]
通讯作者:
Schartl, M
DOI:
10.1101/gr.5016106
发表时间:
2006-07-01
期刊:
GENOME RESEARCH
影响因子:
7
作者:
[Kondo, Mariko, Hornung, Ute, Schartl, Manfred]
通讯作者:
Schartl, Manfred
メダカを用いたdmrt遺伝子ファミリーの分化と性決定・性分化に関わる機能の解析
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批准号:19570001
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$1.5万
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财政年份:2007
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负责人:近藤 真理子
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依托单位:
海外基金