イリジウム錯体およびロジウム錯体を触媒とした高選択的有機合成反応の開発
イリジウム錯体およびロジウム錯体を触媒とした高選択的有機合成反応の開発
批准号:
18850021
负责人:
小野寺 玄
金额:
$1.79万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (Start-up)
财政年份:
2006
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2006 至 2007
中文摘要
イリジウム触媒を用いるアリル位アルキル化反応について検討を行った。初年度には、ビナフチル骨格とアミド部位を有する光学活性なホスホラアミダイトを配位子として酢酸シンナミルとマロン酸ジエチルとの反応を行うと、93%eeのエナンチオ選択性で分岐体のアルキル化生成物が得られることを見出した。そこで今年度は、基質の適用範囲について検討した。電子吸引性基や電子供与性基の置換したフェニル基やナフチル基を有するアリル酢酸エステルを用いることができ、良好なエナンチオ選択性でそれぞれ対応する分岐体のアルキル化生成物が得られた。次に、ケトンエノラートを求核剤として用いたアリル位アルキル化反応の開発を行った。この反応で得られる分岐体の生成物は連続する二つの3級不斉炭素中心を有しており、生成物はジアステレオマーとなるため、反応のジアステレオ選択性を制御することが重要である。本研究では、ベンジルフェニルケトンエノラートと炭酸シンナミルとの反応を行ったところ、高位置選択的に反応が進行し、収率92%で分岐体のアリル位アルキル化生成物が得られた。生成物のジアステレオマー比は最高97/3でアンチ体の生成物を得ることに成功した。α、β-不飽和ケトンに対する1、4-ヒドロシリル化反応によってシリルエノールエーテルが得られる。初年度はカチオン性ロジウム錯体を用いてこの反応を立体選択的に進行させることに成功し、Z体のシリルエノールエーテルが最高2/98のE/Z比で得られることを見出した。今年度はこの反応に用いる配位子や反応条件を種々検討することにより、E体のシリルエノールエーテルを最高で94/6のE/Z比で得ることに成功した。すなわち、同一のα、β-不飽和ケトンを用い、反応条件を選択して1、4-ヒドロシリル化反応を行うことで、シリルエノールエーテルを立体選択的に作り分けることに成功した。
英文摘要
イリジウム触媒を用いるアリル位アルキル化反応について検討を行った。初年度には、ビナフチル骨格とアミド部位を有する光学活性なホスホラアミダイトを配位子として酢酸シンナミルとマロン酸ジエチルとの反応を行うと、93%eeのエナンチオ選択性で分岐体のアルキル化生成物が得られることを見出した。そこで今年度は、基質の適用範囲について検討した。電子吸引性基や電子供与性基の置換したフェニル基やナフチル基を有するアリル酢酸エステルを用いることができ、良好なエナンチオ選択性でそれぞれ対応する分岐体のアルキル化生成物が得られた。次に、ケトンエノラートを求核剤として用いたアリル位アルキル化反応の開発を行った。この反応で得られる分岐体の生成物は連続する二つの3級不斉炭素中心を有しており、生成物はジアステレオマーとなるため、反応のジアステレオ選択性を制御することが重要である。本研究では、ベンジルフェニルケトンエノラートと炭酸シンナミルとの反応を行ったところ、高位置選択的に反応が進行し、収率92%で分岐体のアリル位アルキル化生成物が得られた。生成物のジアステレオマー比は最高97/3でアンチ体の生成物を得ることに成功した。α、β-不飽和ケトンに対する1、4-ヒドロシリル化反応によってシリルエノールエーテルが得られる。初年度はカチオン性ロジウム錯体を用いてこの反応を立体選択的に進行させることに成功し、Z体のシリルエノールエーテルが最高2/98のE/Z比で得られることを見出した。今年度はこの反応に用いる配位子や反応条件を種々検討することにより、E体のシリルエノールエーテルを最高で94/6のE/Z比で得ることに成功した。すなわち、同一のα、β-不飽和ケトンを用い、反応条件を選択して1、4-ヒドロシリル化反応を行うことで、シリルエノールエーテルを立体選択的に作り分けることに成功した。
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ロジウム触媒を用いた酢酸ベンジルのアリルシランによるアリル化反応
铑催化剂下乙酸苄酯与烯丙基硅烷的烯丙基化反应
DOI:
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发表时间:
2008
期刊:
影响因子:
--
作者:
[小野寺 玄, 山本 恵理子, 武内 亮]
通讯作者:
武内 亮
ロジウム触媒を用いた鎖状α,β-不飽和ケトンの立体選択的1,4-ヒドロシリル化反応によるシリルエノールエーテルの合成
使用铑催化剂通过直链 α,β-不饱和酮的立体选择性 1,4-氢化硅烷化合成硅烯醇醚
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
影响因子:
--
作者:
[小野寺 玄, 蜂須賀 良祐, 野口 朋美, 武内 亮]
通讯作者:
武内 亮
カチオン性ロジウム錯体を触媒としたエンインの高選択的ヒドロシリル化反応
阳离子铑配合物催化烯炔的高选择性硅氢加成反应
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
影响因子:
--
作者:
[小野寺 玄, 新屋 宏和, 住川 直之, 武内 亮]
通讯作者:
武内 亮
[Ir(cod)Cl]_<2>/FDPPE-Catalyzed Chemo-and Regioselective Cyclotrimerization of Two Different Terminal Alkynes To Give 1,3,5-Trisubstituted Benzenes
[Ir(cod)Cl]_2/FDPPE 催化两种不同末端炔烃的化学和区域选择性环三聚反应生成 1,3,5-三取代苯
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
Synlett
影响因子:
2
作者:
[Gen Onodera, Masayoshi Matsuzawa, Takahiro Aizawa, Takeshi Kitahara, Yoshihisa Shimizu, Satoko Kezuka, Ryo Takeuchi]
通讯作者:
Ryo Takeuchi
カチオン性イリジウム錯体触媒を用いた1,3-ジケトンのアルキンおよびアルケンへの位置選択的付加反応
使用阳离子铱络合物催化剂将 1,3-二酮区域选择性加成到炔烃和烯烃上
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
影响因子:
--
作者:
[小野寺 玄, 加藤 実, 小山内 大, 武内 亮]
通讯作者:
武内 亮
共 12 条
ルイス酸点含有錯体触媒を活用する不活性結合の活性化
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批准号:22K05119
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.75万
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财政年份:2022
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负责人:小野寺 玄
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依托单位:
海外基金