マウスを用いた癌血行性転移の、遺伝子発現及び抗癌剤作用のリアルタイム画像解析
マウスを用いた癌血行性転移の、遺伝子発現及び抗癌剤作用のリアルタイム画像解析
批准号:
18890071
负责人:
山内 健輔
金额:
$1.72万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (Start-up)
财政年份:
2006
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2006 至 2007
中文摘要
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英文摘要
平成19年度研究目標として,以下の3つを提示した。それぞれについて報告する。1)血管内侵入 血管内侵入についてはこのモデルでも検討が難しかった。この理由として,癌細胞が血管内に浸入するためには、多くの癌細胞が血管を何重にも取り囲んでいる状況が必要であり,もしこの状況を作り出すと,GFPやRFPの蛍光によって,シングルセルの観察が困難となったからである。共焦点顕微鏡を用いて研究を行ったが,やはり光量が多すぎることで単一細胞を観察することが出来なかった。2)血管内腫瘍塞栓における接着分子の役割 ヘパリンを移植癌細胞に混ぜてマウスの血管内に移植すると,細胞はほとんど血管壁に接着せずに皮静脈を流れていった。今回,異なる癌細胞を用いて検討を行ったところ,他の全ての癌細胞で同様の結果を得た。接着因子の関与については今後さらに検討を行う。3)血管外遊出におけるマトリックスプロテアーゼなどの役割 MMP抑制剤を使用することで,明らかではないが細胞運動が抑制される傾向が見られた。現段階ではまだ定量化ができていないが,まずはvitroでの実験を行い,それを参考にvivoでの定量化を進めていく予定である。4)血管外増殖・微少転移における血管新生の意義 腫瘍の増大により,周囲の血管が太く発達した。しかしこの反応は腫瘍径がかなり大きくならないと起らない現象であり,1mm以下の微小転移巣では明らかな新生血管は認めなかった。この程度の微小転移巣では新生血管がなくとも周囲の血管から浸透する酸素などで十分と考えられる。以上,本研究にて生きたマウスにおける癌細胞の動態を,さらにリアルタイムに観察することが出来た。そして更なる研究の方針を確立することが出来た。
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