基底膜分子ラミニンの歯の形態形成における役割の解明と組織工学的再生法の開発
基底膜分子ラミニンの歯の形態形成における役割の解明と組織工学的再生法の開発
批准号:
06J09762
负责人:
湯浅 真理
金额:
$1.79万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2006
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2006 至 2008
中文摘要
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英文摘要
基底膜は、歯の発生段階における上皮-間葉相互作用の一つの構成要素として重要であると考えられている。実際、基底膜等の細胞外マトリックスには、歯の上皮細胞あるいは間葉細胞から分泌される増殖因子が結合し、その増殖因子シグナルを増強する作用も有する。基底膜は、おもにラミニン、IV型コラーゲン、ヘパラン硫酸プロテオグリカンから構成されるが、その中でもラミニン分子について解析を進めた。各種ラミニン分子でコートした細胞培養皿で、歯原性上皮細胞株であるHAT-7を培養し、その細胞増殖能、分化誘導能について検討を行った。その結果、ラミニン10および11は、細胞増殖能を促進する作用がみとめられたが、ラミニン1および2については、その作用が認められなかった。一方、分化誘導能に関しては、ラミニン10および11でコートした培養皿状では、エナメル芽細胞の分化マーカーであるアメロジェニン、アメロブラスチン、エナメリンの発現が著しく抑制される結果が得られた。一方で、未分化なマーカー分子であるP75およびMsx2の発現の増強が認められた。この結果から、歯胚の初期発生過程における、細胞増殖に重要であるが、最終的な細胞分化は抑制することが考えられた.実際ラミニン分子は、分泌期のエナメル芽細胞にはその発現が認められず、胎児期の基底膜に限局していることから、我々の結果と一致すると考えられる。今後は、各種ラミニンの欠損マウスにおける歯の形成につき、詳細な検討を行っていく予定である。
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