多能性細胞を用いた脳外傷麻痺治療についてのモデル研究
多能性細胞を用いた脳外傷麻痺治療についてのモデル研究
批准号:
23659698
负责人:
水野 勝重
金额:
$2.66万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
财政年份:
2011
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2011 至 --
中文摘要
iPS細胞が作成・発表されて以来、自分の体細胞由来のiPS細胞を用いた再生医療を実現することへの期待が急速に高まっている。iPS細胞は、幹細胞化の鍵となる4つの遺伝子を細胞に導入することで作製されたが、異なる方法で作成することができる人造多能性幹細胞も多数報告されている。本研究では、miR302遺伝子を細胞内に導入することにより、人造多能性幹細胞を作製し、細胞株ごとに作成効率が変るのか、また、得られた人造多能性幹細胞を利用することで、動物モデルの脳外傷生麻痺が回復するのか、その時の効果や効率に差があるのか、また、がん化がおこるのか等を明らかにすることを目的としていた。そのために、まず細胞内でmiR302ファミリー遺伝子を発現させるために必要なオリゴDNAベクターの配列についての検討を行った。同時に、ヒト細胞株を対象として、遺伝子導入の条件検討を行った。一般的には、スクエア波でエレクトロポレーションすることで、ほ乳動物細胞に対して効率よく遺伝子を導入することができると理解されている。本研究でも、ヒトをはじめとするほ乳動物細胞に対してmiR302発言ベクターを効率よく導入することが必要不可欠であるため、スクエア波を発生することが出来る遺伝子導入装置の購入を計画していた。研究計画で購入を予定していた遺伝子導入装置を購入する前に、同じ規格の遺伝子導入装置を用いて予備的検討を行ったところ、条件の最適化にもかかわらず、導入効率は70%程度であり、期待されたほどの効率は得られないことが明らかとなった。これらの結果から、予定していた遺伝子導入装置の購入は延期した。本研究は、実質的な実施期間が4か月程度であった。miR302遺伝子導入ベクターについては設計途中であり、miR302を導入した人造多能性幹細胞を得るまでにはいたらず、残念である。一方で、ほ乳動物細胞に対する遺伝子導入法としてのエレクトロポレーション法には改善の余地があり、新たな装置開発の必要性が明らかとなった。
英文摘要
iPS細胞が作成・発表されて以来、自分の体細胞由来のiPS細胞を用いた再生医療を実現することへの期待が急速に高まっている。iPS細胞は、幹細胞化の鍵となる4つの遺伝子を細胞に導入することで作製されたが、異なる方法で作成することができる人造多能性幹細胞も多数報告されている。本研究では、miR302遺伝子を細胞内に導入することにより、人造多能性幹細胞を作製し、細胞株ごとに作成効率が変るのか、また、得られた人造多能性幹細胞を利用することで、動物モデルの脳外傷生麻痺が回復するのか、その時の効果や効率に差があるのか、また、がん化がおこるのか等を明らかにすることを目的としていた。そのために、まず細胞内でmiR302ファミリー遺伝子を発現させるために必要なオリゴDNAベクターの配列についての検討を行った。同時に、ヒト細胞株を対象として、遺伝子導入の条件検討を行った。一般的には、スクエア波でエレクトロポレーションすることで、ほ乳動物細胞に対して効率よく遺伝子を導入することができると理解されている。本研究でも、ヒトをはじめとするほ乳動物細胞に対してmiR302発言ベクターを効率よく導入することが必要不可欠であるため、スクエア波を発生することが出来る遺伝子導入装置の購入を計画していた。研究計画で購入を予定していた遺伝子導入装置を購入する前に、同じ規格の遺伝子導入装置を用いて予備的検討を行ったところ、条件の最適化にもかかわらず、導入効率は70%程度であり、期待されたほどの効率は得られないことが明らかとなった。これらの結果から、予定していた遺伝子導入装置の購入は延期した。本研究は、実質的な実施期間が4か月程度であった。miR302遺伝子導入ベクターについては設計途中であり、miR302を導入した人造多能性幹細胞を得るまでにはいたらず、残念である。一方で、ほ乳動物細胞に対する遺伝子導入法としてのエレクトロポレーション法には改善の余地があり、新たな装置開発の必要性が明らかとなった。
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