有機分子触媒を用いた新規重合系の開発
有機分子触媒を用いた新規重合系の開発
批准号:
09J03844
负责人:
三坂 英樹
金额:
$1.34万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2009
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2009 至 2011
中文摘要
本研究では有機超強塩基触媒を利用した新規重合系の開発を目的とした。具体的には、フォスファゼン塩基(t-Bu-P4)を触媒とし、開始剤にアルコールを用いて、新規重合開始系を開発し、種々のモノマーの重合を試みた。前年度までにスチレンオキシド(SO)をモノマーとして重合条件の最適化を行ったところ、分子量分散度の非常に狭いポリスチレンオキシド(PSO)を合成することに成功した。また、生成したPSOの開始末端には開始剤として用いたアルコールが導入されており、本重合系がリビング重合性を有することを見いだしている。さらに、ブチレンオキシド(BO)、プロピレンオキシド(PO)、1,2-エポキシ-9-デセン(EDE)、エトキシエチルグリシジルエーテル(EEGE)、アリルグリシジルエーテル(AGE)をモノマーとして用いたところ、分子量分散度の狭いポリマーが得られることを明らかとした。本年度はさらなる適用可能モノマーの範囲拡大のため、ベンジルグリシジルエーテル(BGE)、tert-ブチルグリシジルエーテル(tBuGE)についても検討し、重合がリビング的に進行することを明らかとした。生成したポリマーは各種条件下で脱保護を行うことで、任意の分子量を有する直鎖状ポリグリシドールへと変換可能であった。また、異なるモノマーを段階的に重合することで、様々な組み合わせのブロックコポリマーを効率的に合成することができた。続いて、開始剤として各種官能基を有するアルコールを用いた結果、スチリル基、アジド基、ビニル基が定量的にポリマー鎖末端に導入されることを見出し、末端官能基化ポリエーテルの精密合成に成功した。さらに、本重合系の有効性を示すことを目的として、クリック反応を利用した大環状ポリエポキシドの合成を試みた。モノマーとしてBO,EEGE,BnGEを用いたところ、高効率かつ高選択的に環状生成物を得ることに成功した。
英文摘要
本研究では有機超強塩基触媒を利用した新規重合系の開発を目的とした。具体的には、フォスファゼン塩基(t-Bu-P4)を触媒とし、開始剤にアルコールを用いて、新規重合開始系を開発し、種々のモノマーの重合を試みた。前年度までにスチレンオキシド(SO)をモノマーとして重合条件の最適化を行ったところ、分子量分散度の非常に狭いポリスチレンオキシド(PSO)を合成することに成功した。また、生成したPSOの開始末端には開始剤として用いたアルコールが導入されており、本重合系がリビング重合性を有することを見いだしている。さらに、ブチレンオキシド(BO)、プロピレンオキシド(PO)、1,2-エポキシ-9-デセン(EDE)、エトキシエチルグリシジルエーテル(EEGE)、アリルグリシジルエーテル(AGE)をモノマーとして用いたところ、分子量分散度の狭いポリマーが得られることを明らかとした。本年度はさらなる適用可能モノマーの範囲拡大のため、ベンジルグリシジルエーテル(BGE)、tert-ブチルグリシジルエーテル(tBuGE)についても検討し、重合がリビング的に進行することを明らかとした。生成したポリマーは各種条件下で脱保護を行うことで、任意の分子量を有する直鎖状ポリグリシドールへと変換可能であった。また、異なるモノマーを段階的に重合することで、様々な組み合わせのブロックコポリマーを効率的に合成することができた。続いて、開始剤として各種官能基を有するアルコールを用いた結果、スチリル基、アジド基、ビニル基が定量的にポリマー鎖末端に導入されることを見出し、末端官能基化ポリエーテルの精密合成に成功した。さらに、本重合系の有効性を示すことを目的として、クリック反応を利用した大環状ポリエポキシドの合成を試みた。モノマーとしてBO,EEGE,BnGEを用いたところ、高効率かつ高選択的に環状生成物を得ることに成功した。
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フォスファゼン塩基を用いたスチレンオキシドのアニオン開環重合
使用磷腈碱进行苯乙烯氧化物的阴离子开环聚合
DOI:
--
发表时间:
2010
期刊:
影响因子:
--
作者:
[李京蘭, 等, Hideki Misaka, Hideki Misaka, Hideki Misaka, 三坂英樹, 三坂英樹, 三坂英樹, 三坂英樹]
通讯作者:
三坂英樹
Living Anionic Ring-Opening Polymerization of Styrene Oxide catalyzed by Phoshpazene Base
磷腈碱催化活性阴离子开环聚合氧化苯乙烯
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
Polymer Preprints
影响因子:
--
作者:
[李京蘭, 等, Hideki Misaka, Hideki Misaka, Hideki Misaka, 三坂英樹]
通讯作者:
三坂英樹
Characterization of Poly(styrene oxide) Synthesized using Phosphazene Base
使用磷腈碱合成的聚(氧化苯乙烯)的表征
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
影响因子:
--
作者:
[李京蘭, 等, Hideki Misaka, Hideki Misaka, Hideki Misaka, 三坂英樹, 三坂英樹]
通讯作者:
三坂英樹
Living Anionic Ring-Opening Polymerization of Styrene Oxide catalyzed by Phosphazene Base
磷腈碱催化活性阴离子开环聚合氧化苯乙烯
DOI:
--
发表时间:
2011
期刊:
影响因子:
--
作者:
[李京蘭, 等, Hideki Misaka, Hideki Misaka, Hideki Misaka, 三坂英樹, 三坂英樹, 三坂英樹]
通讯作者:
三坂英樹
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